自己啓発本が嫌いな理由「意味ない」全7つの意外な理由とは？「意味ない」と読まなかった私の後悔

「自己啓発本が嫌い」「自己啓発本なんて無意味だ」といって読まない人もたくさんいます。「自己啓発本　意味ない　知恵袋」で検索するとそういう人たちの書き込みもありました。

私は自己啓発本を読みまくったのに何もうまくいかなかった頃「自己啓発本なんて読む価値がない！」と思ってました。そんな私が勘違いしていた自己啓発本の正しい読み方をご紹介します。

この記事では自己啓発本が嫌いな理由に続けて嫌いな理由を解消し自己啓発本を有益にするための読み方をご紹介します。

自己啓発本が嫌いな理由

まずは自己啓発本が嫌われる理由を7つご紹介します。

ほとんどの本で書いてあることが同じ

通販や書店には数多くの自己啓発本が並んでいます。

皆さんも様々な自己啓発本を手にしたことがありますよね。自己啓発本ってどれも同じような事が書いてあるなあと感じた人も多いことでしょう。

それもそのはず。実は自己啓発本の内容は必然的に似てしまうんです。

ビジネスで成功したり、幸せになったりする方法には、時代時代によって変化する流行のテクニックもありますが、普遍的なスキル・考え方もあります。

自己啓発本の多くは時代の流れで陳腐化してしまうテクニックを取り扱いません。普遍的な原則をコアとし、紹介します。だから必然的に内容が似てしまうわけです。

普遍的な原則を、狙っているターゲット読者に向けて切り口・見せ方を変え、紹介するので同じような内容の本が多いと感じて当然なのです。

反対に、自己啓発本に共通する、成功するための普遍的な考え方やスキルを身につけておきたいですね。

分かりやすく成功者の考え方が身につく本
(10万部越えのベストセラー本)

読んだだけで成長した気になる

自己啓発本を読むとやる気が湧いてきて、読む前よりも成長しているような錯覚を抱きます。しかし自己啓発本を【読むだけ】では何も現実は変わりません。いつもと同じ日々が繰り返しやってくるだけです。

成長した錯覚を抱いてしまうと、満足感が湧いてきます。満足感自体は悪い気持ちではありませんが、成長のためには満たされない感覚が必要です。なのに満足感によって満たされた状態になってしまうと成長できなくなるという罠があるです。

私は自己啓発本を読み始めた頃、見事その罠にハマりました。何冊も何冊も読んだのに生活は何も良くならないというツラい経験をし、その結果、自己啓発本を嫌いになりかけました。

満たされないためには、現実の自分と理想の自分にギャップがあるか？を考えれば良さそうです

当たり前のことを凄そうに書いてある

自己啓発本は最新のスキルや裏技テクニックではなく、当たり前の普遍的原則が書かれていることが多いです。流行り廃りのない原則こそ価値が高いからです。

内容としては価値があることであっても、凄そう・偉そうに書かれていたらちょっと引いてしまいますよね。

プロの一流スポーツ選手ってよく、「大事なのは道具を大切することや基本のトレーニングだ」みたいな、出来て当たり前な基本中の基本を言いますよね。一流の人が謙虚な感じでそう言ってくれるのでプロスポーツ選手を目指す子供達は受け入れられるわけですが、偉そうに言われたらちょっと受け入れたくなくなります。

私は、この気持ちが湧いてきた時は「文句は出来てから言おう」と自分に言い聞かせています

モチベーションは上がるが内容をすぐ忘れる

自己啓発本を読んだ直後は、「よしやるぞ！」とモチベーションが湧いてきます。やる気が高まっている中、さて何から実行しようか思い返そうとして、、、

「あれ？どういう内容だったっけ？」

と忘れることもしばしば。自己啓発本って内容が難しい上に分厚いことが多いので、読み終える頃には最初の方の内容を忘れてしまいがち。何をやるべきだったかページをめくって探し直し・・・

こんなことを繰り返すうちに疲れてしまい、自己啓発本って疲れちゃうからキライ！と思うようになりました。

どう成長したいのか？目的を持って読み始め、関係あるとこだけ「ツマミ食い」すると忘れにくいですよ

成功者と自分は違う

自己啓発本を読むと「〇〇すれば全てが上手くいく」「〇〇があなたの人生を変える」「〇〇すればお金に困らない」といったフレーズをよく目にします。

例えば「筋トレで人生がうまくいく」というフレーズからは、筋トレするだけで人生の悩み全てが解決するかのような印象を受けます。でも実際はそんなことはありません。

著者が筋トレによって健康的な身体を手に入れ、その情報を発信しインフルエンサーとして成功したとします。筆者にとって筋トレは人生を大きく変えるものとなったかもしれません。しかし全ての人にそのまま当てはまるということはありえないのです。

「自分の成長に１つでもつながればラッキー」と考えると気持ちが楽になりますよ

自己啓発本は恥ずかしい？

「自己啓発本を読んでいることが人に知られると恥ずかしい」という人もいます。「意識高い系」と思われたり言われたりするのが恥ずかしいというのが理由です。

「意識高い系」という言葉が誕生してからというものの、意識高そうな行動をとる心理的なハードルが上がりましたね。無論、成長意識がある人を嘲笑う行為は許し難いですが、自己防衛も必要。

私はお金に関する本を読むとき、「金の亡者」「頭の中が金でいっぱいな人」と思われたくないので電子書籍にしたり、ブックカバーをつけたりして本を悟られないよう工夫しています。

他人の目を気にしても仕方がないですが、どうしても気になる人はブックカバーを試してみてね。

自己啓発本とビジネス本との違い

「自己啓発本とビジネス本の違いがわからない！同じなら無駄じゃないか」という意見もあります。

一部事実です。ビジネスで成功したい人のための自己啓発本は、ビジネス本というジャンルと重なる部分があります。

ビジネス本・ビジネス書の中には、エクセルの使い方をマスターするための本もあれば、経理を学ぶ本もあり、ビジネスの分野において自己を啓発する目的の本もありますよね。

自己啓発本は「〇〇の分野において自己を啓発するための本」です。〇〇にはお金・人生・教養・恋愛・幸福、、、などがあります。だからビジネス本と自己啓発本には重なる部分があります。

自己啓発はいろんな分野での自己成長を目的とした本だから、いろんな分野の本と被るんですね

その他

twitterで自己啓発本のことをつぶやく人のことをよく思わない人もいるようです。「うさんくさい」「頭でっかち」「気持ち悪い」という印象を持つ方もいるようで、”坊主憎けりゃ袈裟まで憎い”。自己啓発本までも嫌われているかもしれません。

自己啓発本の中には読者のやる気を高め、行動を起こさせるものも多いです。その強力さ故に、悪徳商法や詐欺に悪用されることもあります。決して自己啓発本が悪いわけではないのですが、悪そうなイメージがついてしまっている事実はあります。

自己啓発本が嫌いな30人に理由を聞いてみた

実際に自己啓発本が嫌いな30人の方に理由を聞いた結果、嫌いな理由ランキングが判明しました！

順位と理由	票数	割合
1位「結局自分自身の行動・努力」	9	30%
1位「著者の主観、普遍性が低い」	9	30%
3位「怪しい…洗脳？」	5	17%
4位「否定されてる感、上から目線」	4	13%
4位「実現できない、役に立たない教え」	4	13%
6位「抽象的、当たり前の内容」	3	10%

アンケート調査方法

アンケートは下記調査で集めています。正直な意見を記載頂いています。

【アンケート調査方法】
調査対象：自己啓発本が嫌いな人
調査手法：クラウドワークス
調査期間：2022年2月13日～2022年2月14日
当サイトでは生の感想を重視して掲載しています。

1位「結局自分自身の行動・努力」と答えた方の回答

結局、自己啓発というのは自分次第なので、読んでも読まなくてもあまり変わらないというのが嫌いという理由です

自分の意志で自身をレベルアップしていくものですかり、本を読みやるものではないと思うからです。

確かに自分で行動しないと何も変わりませんね。

同率1位「著者の主観、普遍性が低い」と答えた方の回答

個人の考え方が偏っているので、鵜呑みにするのであれば危険だと思います。

著者が成功した方法が書いてあるので、それが万人に通用するものではないのに、「これが出来れば成功する」というような書き方が嫌いな理由です

著者個人の考えに偏った考えは参考にならない場合が多いですね。

3位「怪しい…洗脳？」と答えた方の回答

結局自己暗示にかかるだけで根本的に解決するわけじゃないと思う。なんとなくうさんくさい感じがする。

結局の所、少しでも変わりたいと思う人の心理を利用した、言い方は悪いですが詐欺のようなものだと思います。

中には怪しげなものも見たことがあります。

4位「否定されてる感、上から目線」と答えた方の回答

上から目線で説教されてるような気がしてくるから。

それらをできない自分が否定されている気がするから。

上から目線や否定されてる感があると、気持ちが下がっちゃいますよね。

同率4位「実現できない、役に立たない教え」と答えた方の回答

良いことは書いてあるけれど実際の現実ではあまり役に立たない

夢を追いかけるための本が多く、テンションが高めの本が多いため。

現実味のない教えは実行しようという気にもならないですよね。

6位「抽象的、当たり前の内容」と答えた方の回答

抽象的なことしか書いておらずよく考えると当たり前のことしか書いていないから

大それたタイトルなものほど抽象的なことしか語っておらず、核心には触れずにオンラインサロンやファンクラブなどへの誘導をしようとするから

抽象的な教えの本って「結局何やればいいの！？」ってモヤモヤしますね。

自己啓発本の読み方

では、どのように自己啓発本を読めば有意義になるのでしょうか？４つの方法をご紹介します。

自分の境遇に置き換えて読む

自己啓発本に書かれている内容は自分の置かれている境遇とは異なるケースがほとんど。「自分はどうだ」「自分だったらどうする」という視点で深く考えてみることが大事です。

自己啓発本の教えと普段の行動を比べます。「この項目やれてないな」「あ、これはやれてるな」と。すると私の場合「できて当たり前なのにやれてない」が意外と多かったので謙虚な気持ちになれました。その結果、閉ざしていた心がひらき、素直な気持ちで吸収できるようになりました。自己啓発本に対する見方がガラリと変わったキッカケです。

自己啓発本をよく読む人には素直さを持って聞き入れる姿勢があります。

自己啓発本を読まない人は、すでに達観しているか、自分で考えるという姿勢です。

広く浅くより1つの本を繰り返し読む

普遍的な原則は一度身につければ、流行り廃りせず、一生あなたを支え続けてくれることでしょう。

だからこそ、たくさんの本を読み漁る必要はありません。厳選した良い本を繰り返し読むことが無駄時間の削減、成長につながります。

数多くの自己啓発本を読んだところで結果に大差ありません。わかりやすく書かれた本一冊を丁寧に読み込み、すぐさま実践に移した方がより早く人生を好転することができます。

今日で自己啓発本を集めるのは終わりにして自分に合う1冊を選んでいきたいですね。

メモする

皆さんは最近読んだ本の内容をどれだけ覚えていますか？私は一生懸命読んだ本も忘れてしまうことが多いんです（涙）

だからこそ自己啓発本を読んだらメモしてます。ここが大事と感じた箇所や印象に残った部分はスマホのメモやノートに自分の言葉でまとめると良いです。本を開いて探す無駄な時間をなくすことが出来ます。

読んだら実行する

自己啓発本を読み終えたら少しづつでも行動に移すことが成功への王道。

私は行動に移すのが一番難しいと感じました。

難しいと感じた方は、行動出来るレベルに簡素化する・開始する期日を決めるなどの工夫で重い腰を上げられるのでおすすめです。

人生を変えることが出来るのは自分だけ。人生を変えるのは行動だけ。

自己啓発本は意味ないと思ってた私の考えまとめ

自己啓発本は当たり前のことがすごそうに書いてありがちなので嫌いだという人も多いです。しかし当たり前のことを完璧にやれてる人なんていません。自己啓発本をときどき読み返し、１つ１つ習慣化していくことが大事です。

自己啓発本は行動することさえできれば、必ず良い結果をもたらしてくれる。それが私が自己啓発本を好きな理由です。

おすすめ！行動に移しやすい自己啓発本【PR】

著者	星渉
ページ数	194
発売日	2018/7/6
出版社	KADOKAWA

「神メンタル」は自己啓発本が嫌われる理由のどれも該当しない、行動に移しやすい本です。

サラリーマンだった著者は、東日本大震災をきっかけに「残りの人生は全て好きなことだけに使う」と決め起業。著者のコンサルティングは半年以内に月収100万円を超える率なんと91.3%と、日本ナンバーワンの実績を誇る。

そんな著者が、成功の真骨頂「神メンタル」の手に入れ方を脳科学・心理学に基づき教えてくれます。ワーク形式になっていてバツグンに行動しやすいのでぜひお試しください。

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