本ページは広告が含まれます。私たちのパートナーのリストを公開しています。
稲盛和夫さんの「実学」の要約・あらすじ・まとめ・5人の読書家の感想をご紹介します。
「利益をあげたいけど、改善箇所が見つからない」
「会計は税理士がやってくれるんでしょ?」
そんな方におすすめしたいビジネス書が「実学」。
実学を読めば、会計と経営が結びつき、会社の経営状態が手にとるようにわかるようになります。会計をやる必要性をあまり感じられていない方はぜひチェックしてみてくださいね。
\今なら無料で読めます/
初回登録で1000冊以上無料
初月無料で読み放題
\今なら無料で聞けます/
初回登録1ヶ月無料
移動時間にスキルアップ
author:執筆者:高橋渉
「実学」とは
「実学」とは日本経済新聞出版から2000/11/7に出版された稲盛和夫氏による著書です。
本の詳細 | 内容 |
---|---|
タイトル | 稲盛和夫の実学―経営と会計 |
著者 | 稲盛和夫 |
出版社 | 日本経済新聞出版 |
発売日 | 2000/11/7 |
ページ数 | 194ページ |
言語 | 日本語 |
寸法 | – |
ISBN-10 | 9784532190064 |
ISBN-13 | 978-4532190064 |
「実学」のあらすじ・要約・まとめ
「実学」のあらすじ・要約・まとめをご紹介します。
「実学」のあらすじ
「実学」とは、会計と経営の密接なつながり、企業における会計とはいかにあるべきかをひも解く書籍です。
これは、当書の帯にもなっている稲森氏の有名なことばです。
このことばをはじまりに、儲け、値決め、お金、会計の本質について徹底追求しています。
身近なたとえ話から稲森氏が掲げる7つの原則を解き明かしており、会計の知識がなくても読むことができます。
経営者ならば会計に関する知識は必須であると切に感じる1冊です。
- 経営に関するヒント
- 会計の在り方、会計の本質
- 経費はどこの部分を削減すれば最も効果的か
著者の稲森和夫氏とは
稲森和夫氏は、「経営者の指導者」と呼ばれるまさに「経営の偉人」です。
起業を目指している人や経営者ならば、名前を知っている方も多いのではないでしょうか。
下記プロフィールでは、数ある功績の一部をご紹介します。
1959年 破綻寸前の「京都セラミック」を8名の社員で再建
その後、現在の「京セラ」として社長に就任
2000年 KDD株式会社を設立し取締役名誉会長に就任
2001年 KDDI株式会社の最高顧問へ就任
2010年 政府の要請を受け日本航空(JAL)会長に就任し、赤字から脱却
1983年〜2019年末 全104塾(国内56塾、海外48塾)、14,938人の経営者がつどう経営塾「盛和塾」にて経営者の育成に尽力
「実学」のポイント
「実学」のポイントは以下の通りです。
- 一対一の対応を貫く
- 筋肉質の経営に徹する
- 投機は行わない
各ポイントについて、要約を解説します。
1対1の対応を貫く
1対1の対応を貫くとは、モノとお金の動きをすべて1対1で処理するよう徹底することです。
現実と帳簿が対であることが経営において何よりも大切と言います。
1対1の対応を貫くの実例
当書には実例も載っています。
稲森氏の京セラ時代、セラミック加工を行う機械の減価償却費についての記述です。
「京セラ」は、税務署からセラミック加工で使用する機械の減価償却は、法定では10年と言われていました。現実には5、6年で計算しなければ、機械の消耗とは合致しません。当時稲森氏は、有税で5年の減価償却を貫いていました。
これはどのような場面においても一貫して彼が貫いてきた姿勢です。
筋肉質の経営に徹する
筋肉質の経営とは、固定費を削ることです。
原材料などの変動費を削ることは、本質的な経営向上にはなりません。
損益分岐点を低い状態に固定すれば、企業の経営は安定します。
下記図では、筋肉質の経営へと繋がるようすをご説明します。
固定で発生する(売れない在庫、過剰な人、いらない設備など)を削る
あたらしい設備は買わずに、いまある設備をつかう方法を考えるべき
従業員には苦しい選択だが、固定費は気を抜くと増え、簡単には減らせない
投機はしない
「実学」の教えでは、投機はしません。
世の中の流れや情勢を知ることは非常に大切ですが、けっして流されてはいけません。
稲森氏は、責任ある立場のものが時代の流行や風潮に流されるような経営をしたら、経営者とは呼べないとも説いています。
まとめ
「実学」は経営のバイブルともいえる書籍です。
経営界の重鎮である稲夫氏の語ることばにはとても説得力があります。
どの項目を読み進めても稲森氏の信念を感じることでしょう。
「実学」に関連する動画
「実学」に関連する動画をご紹介します。
「実学」の要約動画
「実学」はyoutubeでも取り上げられ、紹介されています。
下記「YouTube図書館」では、シンプルな絵と言葉で説明してくれます。
「実学」の感想・批判
「実学」の感想文・批判・口コミ・レビューを5件ご紹介します。
会計として知識が付く
自分は経営者ではないですが、企業を経営していくにはどれだけ会計が重要なのか改めて勉強になりました。書かれたのは数10年前ではありますが、全く時代を感じさせない内容でとても参考になりました。
経営を学ぶことができた
キャッシュベースで経営する、1対1の対応を貫く、筋肉質の経営に徹する、完璧主義を貫く、ダブルチェックによって会社と人を守る、採算の工場を支える、透明な経営を行う。自分は将来経営者になりたいと思っているので、今のうちからこれらのような基本的なことを勉強しておきたいと思った。
会計と経営のための予備知識
以前勤めていた会社の経理を担当している時に読みました。京セラがまだ小さな会社だった時から、どのようにお金の管理をしていたのか、経営者自らお金の流れをきちんと把握しないといけないというところにとても共感しました。自身の仕事のやりがいにも繋がった1冊です。
経営ので重要さに気づきました
会社をゼロから立て直すことの大変さを実学で学びました。会社経営に大変、役立たつ内容です。実際に考えたことをいかに行動に活かすかも重要なことに気づかされました。
【感想・評判調査概要】
調査対象:当書を読んだ人
調査手法:クラウドワークス
回答数:5人
調査期間:2022/2/25〜2022/3/4
記事の読者様が参考にする目的なので、口コミ内容は好評・批評含め掲載しております。評価は読者様の主観であり、本の良し悪しを示すものではありません。
「実学」はこんな人におすすめ!
読者が「実学」をおすすめしたいと思ったのは下記のような人です。
- 企業を経営されている人
- 経営者、経営者になりたい人
- 会計担当者と中小企業の経営者
- 会社の同僚や部下たち
「実学」はAmazonで買える?試し読みは?
「実学」はAmazon、楽天、Yahooで買えます。中古ならAmazonまたは楽天、すぐに読みたい方にはKindleがおすすめ。Kindleならすぐに全文ダウンロードして読めます。
Amazonではほとんどの本が試し読みできて、プライム会員ならPrimeReadingで電子書籍版を無料で読めるかもしれないので、下記公式サイトで一度確認してみてくださいね。
\無料で30日間お試し!1000冊読めるPrimeReading/
いつでも解約できます
『実学』のよくある質問
「実学」についてよくある質問をまとめました。
『実学』の対義語は『虚学』なのか?
実学の対義語について、辞書内では虚学と定義されない事が多いです。
下記に示す通り言葉が持つ意味を比較すると、実学と虚学は反対になっていないからです。
- 実学=経済活動や社会活動に役立つ学問(医学、法律学、経済学など)
- 虚学=ソフトサイエンス(社会科学、人類学など)
実学と虚学の英語訳は?
英語訳を下記の表にまとめました。実学や虚学は言葉の意味が曖昧なため、広い意味で使われることがあります。そんな時、英語訳を見ることで言葉本来の意味を理解できます。
単語 | 英訳 | 意訳 | 直訳 |
---|---|---|---|
実学 | practical science | 経済活動や社会活動に役立つ学問(医学、法学、経済学など) | 実践的な科学 |
虚学 | the soft sciences (social science、humanities、etc.) | 従来の科学そのものに対して、科学の利用の仕方を扱う学問(社会科学、人類学など) | 柔和な科学 |
「practical」と「science」に分けて意味を考えると、本来の解釈が理解しやすいです。
慶應義塾大学に伝わる福沢諭吉「実学の精神」とは?
実学の精神とは、福沢諭吉が「学問のすゝめ」にて唱えた教育理念です。慶應義塾大学創立の際にも福澤教育の基礎となっており、現代にも脈々と受け継がれています。大学HPには「福澤諭吉と慶應義塾の精神」として掲載されています。
実学系の学部ってなに?
実学系の学部とは、企業の利益に直結するような知識や技術を習得できる学部です。例えば、医学部、薬学部、経済学部、工学部などがあります。手に職が付くと言えばイメージしやすいですね。
- 多種類の資格取得ができる
- 実践的な育成教育プログラムが複数用意されている
- 学力同様に技術力を重要視している
- 企業と合同テーマの研究ができる
実学著者である稲盛和夫氏が提唱する会計学とは?
稲盛和夫氏は京セラの創設者であり、「実学」の著者でもあります。
同氏の会計学は、下記に示す通り実践的な7つの基本原則から成り立っています。7つの基本原則は、技術者から経営者へと歩みを進めた稲盛氏が京セラ創立の経験を基に作り上げられました。
- キャッシュベース経営の原則
- 一対一対応の原則
- 筋肉質経営の原則
- 完璧主義の原則
- ダブルチェックの原則
- 採算向上の原則
- ガラス張り経営の原則
『ダブルチェックの原則を貫く』とは?間違った例とは?
ダブルチェックの原則とは何かと、間違った例をご紹介します。
『ダブルチェックの原則を貫く』とは?
「ダブルチェックの原則」は、稲盛氏が提唱した会計学の1項です。あらゆる会計処理において、複数の部門や人がチェック機能として関わるべきだという原則ですね。「ダブルチェックの原則を貫く」とは、その原則を徹底的に厳守すべきという教えです。
人間は、単純なミスをしたり、魔がさして不正を働く可能性がある。「ダブルチェックの原則」は人に罪をつくらせない仕組みとしてが有効です。
間違った例
ダブルチェックのやり方と意味を勘違いしている例をご紹介します。当てはまる方はもう一度、その意味を復習してみてくださいね!
- 一人目のチェックを信頼しすぎている事で、シングルチェックの機能になってしまう
- 「何を」チェックすれば良いのか理解できていない
- チェックを行う担当者が、「なぜ」「何をするか」の理解ができていない
「実学」を無料で読む方法
「実学」の書籍を無料で読む方法があります!
- Amazonプライム会員の無料体験で読む
- Kindle Unlimitedの無料体験で読む
- Audibleの無料体験で入手する
Amazonプライムの無料体験で「実学」を読む
Amazonプライム会員はPrimeReadingという約1,000冊の書籍が無料で読めるサービスを受けられます。
Amazonプライム会員の会費は月払いなら月額500円(税込)、年払いなら年額4,900円(税込)と1,100円もお得。本だけじゃなく、映画や音楽も無料、買い物送料が無料なのですぐに元が取れ、やらなきゃ損!Amazonプライムで楽しくお得な生活を実現しましょう!
今ならAmazonプライムを30日無料体験できるキャンペーン中!学生ならなんと6ヶ月無料!
いつ終わっても不思議ではないキャンペーンなので見逃し厳禁です!
\本・映画・アニメ・音楽が無料!/
※解約はワンクリックでできます。
※無料体験中に解約すればお金がかかりません。
「実学」が無料対象かどうかはこちら(Amazon.co.jp)から確認できます。
Kindle Unlimitedの無料体験で電子書籍「実学」を読む
Kindle Unlimitedは200万冊以上の電子書籍が読み放題のサービスです。amazon会員(無料)であれば誰でも登録でき、スマホやパソコンですぐに読み始められます。
月額980円(税込)で6台までシェアすれば1台あたり163円と超破格。ビジネス書だけじゃなく漫画や資格書・小説・投資本も読めます。本を読むのにお金を気にしたり、本棚の空きスペースを気にする必要がなくなります!
今ならKindle Unlimitedが30日間無料お試しキャンペーン中!
\漫画も小説も無料!/
※解約はワンクリックでできます。
※無料体験中に解約すればお金がかかりません。
「実学」がKindle Unlimitedの対象かどうかはこちら(Amazon.co.jp)で確認できます。
Audibleの無料体験で「実学」を入手する
Audibleは月額1,500円(税込)でオーディオブックを聴き放題になる配信サービスです。配信数は40万冊を超え、日本No.1。40万冊の取り揃えで1,500円は価格破壊と言って良いほどコスパ抜群。
特に時間がない方におすすめ!通勤・通学を学びの時間に変えて、成長しながら自由時間を増やしましょう!
今ならaudible30日間無料お試しキャンペーンが期間限定開催中!
\超お得!キャンペーン終了までに試してみて/
※解約はワンクリックでできます。
※無料体験中に解約すればお金がかかりません。
「実学」がaudibleの対象になっているかはこちら(Amazon.co.jp)で確認できます。
「実学」要約をオーディオブックで無料で聴く
本要約サイトflier(フライヤー)では人気のビジネス書・話題の自己啓発本の要約をオーディオブックで聴けます。
約10分で1冊聴けるので通勤や家事などのスキマ時間が成長の時間に!ベストセラーや話題の新書を効率よくインプットして、ビジネスにおけるアウトプットを伸ばしましょう!
通常なら2,200円/月(税込)のゴールドプランが今なら7日間無料で体験できます!無料会員でも毎月2冊入れ替わる20冊が聴き放題なので登録しなきゃ損です!
\忙しいビジネスパーソンに!/
※無料体験中に解約すれば月額利用料不要
\合わせて読みたい年代別おすすめ自己啓発本/
\合わせて読みたい年代別おすすめビジネス本/
コメント