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「幸せになる勇気」のあらすじ・要約・まとめ・10人の読書家の感想をご紹介します!
「部下が意欲的じゃなくて困っている」
「子どもが自分の言うことを全くきかない…」
そんな方におすすめしたい本が「嫌われる勇気」の続編とも言える「幸せになる勇気」。
幸せになる勇気を読めば、結婚前に知っておきたい”本当の愛”とは何かが理解できます。よかったら最後まで見ていってくださいね。
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author:執筆者:高橋渉
「幸せになる勇気」とは
「幸せになる勇気」はダイヤモンド社によって2016/2/26に出版された、岸見一郎さん・古賀史健さんの著書です。
本の詳細 | 内容 |
---|---|
タイトル | 幸せになる勇気 |
著者 | 岸見一郎,古賀史健 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2016/2/26 |
ページ数 | 296 |
言語 | 日本語 |
寸法 | – |
ISBN-10 | 4478066116 |
ISBN-13 | 978-4478066119 |
「幸せになる勇気」のあらすじ・要約・まとめ
「幸せになる勇気」のあらすじ・要約・まとめをご紹介します。
「幸せになる勇気」のあらすじ
アドラー心理学の哲人と悩みを抱える青年2人の対話形式で進むストーリーです。
青年は『アドラー心理学は現実社会で通用しない』とアドラー心理学に懐疑的な立場。哲人は青年の疑問を解消していく対話形式で私たちが疑問に思いやすい点をわかりやすく教えてくれます。
青年と哲人は教育や仕事をはじめ、幅広く論じます。
前作はアドラー心理学を学べるものでした。今作はアドラー心理学をさらに深く知り実践するヒントを示してくれます。
「自立」や「教育」について丁寧に書かれているので教育関係の仕事をしている人、子育てに悩んでいる人へのヒントになるでしょう。
「幸せになる勇気」のポイント
「幸せになる勇気」のポイントは以下の通りです。
- 教育の目標は「自立」である
- なぜ「賞罰」を否定するのか
- 与えよ、さらば与えられん
各ポイントについて、要約を解説していきます。
教育の目標は「自立」である
教育の目標は「自立」、つまり自分で生きていく力をつけること。
「教育」はその「自立の支援」だとアドラーはいいます。
例えば「時間を守る」ことを知らなかったら、授業は受けられないし会社で働くことも難しいでしょう。だから家庭や学校で「時間を守る」ことは大切である、と教えます。
そして、「自立」という目標に向けて教育をする具体的な入り口が「尊敬」です。
<自立の入り口は尊敬>
「尊敬」とは、ありのままのその人を認めること。
「教える側」と「教えられる側」が互いに「尊敬」をして、初めて対等の関係ができます。
尊敬し合う関係を築くには他人の行動に関心を寄せ、自分も実行し、彼らと同じ立場で関心ごとに向き合うことが必要です。
具体例で考えてみます
例)子どもが公園でアリの行列を長いことじっと見ています。
「砂場や遊具で遊んだら良いのに…」と思う大人が多いかもしれません。
しかし、そこで一緒に子供の横に並び考えるのです。アリの巣はどこかな、大荷物をどこに運ぶのかな、それをキラキラした目で観察する子どもは何を思っているのかなと。
それが関心ごとに向き合うことです。すると子どもは「自分たちが認められている=尊敬されている」と実感できます。
教育現場においても生徒をありのまま見て関心を寄せ、生徒が見ている物を理解することで、「先生はあなたを尊敬している」と伝えられるのです。
これは「教える側」にとって非常に役に立つことです。
「教える側」で悩んでいる人は、自立の入り口である「尊敬」を理解し、その上で教育に向き合ってみてはいかかでしょうか。
なぜ「賞罰」を否定するのか
「賞罰」(=ほめる・叱る)は人間の問題行動の原因となるため、否定されます。
問題行動はいずれも、「ほめられたり叱られる」ことで欲求が満たされるために起こるのです。
「問題行動の5段階」として、問題行動を起こす人の心理をステージ別に示しています。
問題行動の5段階
- 称賛の欲求
-
ほめてもらうのが目的(良い子を演じる)
- 注目喚起
-
目立つのが目的(例:荒れた成人式)
- 権力争い
-
反抗するのが目的
- 復讐
-
相手が嫌がるのが目的(例:ストーカー)
- 無能の証明
-
自分がいかに無能であるか分かってもらうのが目的
「賞罰」の教育が良くないことは前作でも書かれていますが、今作はこの「問題行動の5段階」まで話しているのが特徴。
さらに心配なのが、「賞罰」は「自立」を妨げてしまうことです。「ほめる・叱る」は、人間関係をタテにし、自分の支配下に相手を置いてしまいます。つまり対等な立場が求められる教育において、「賞罰」は不適切なのです。
問題行動を促さないためには「ほめる・叱る」ではなく、ありのままで素晴らしいと伝えることが大切です。
与えよ、さらば与えられん
交友関係において、相手を無条件で信じることが大切。
無条件で信じることを「信頼」と呼び、利害関係にある条件付きで信じることを「信用」と呼びます。自分を信じてほしいと考えるなら、まずは相手を「信頼」することが重要です。
前作ではすべての悩みは対人関係にあり、悩みを解決するのもまた人間関係にあるといいます。
人間関係は永遠に分かり合えないからこそ、相手を信頼することが必要です。そして相手を信頼することで交友関係は始まり、そこから幸福が生まれます。
まとめ
「幸せになる勇気」は、幸せになるためにやるべきことを示しています。人間関係からすべての悩みが生まれるといった前作よりも、具体的にどう行動すべきかが分かります。
最終的に「愛」について語っていますが、愛とは自己中心性からの脱却=「自立」であると説いているのが印象深いです。
ほかにも非常に役立つ名言が多数あるため、さらに詳しく知りたい方はぜひ本書を手に取ってみてください。
「幸せになる勇気」に関連する動画
「幸せになる勇気」に関連する動画をご紹介します。
「幸せになる勇気」の要約動画
「幸せになる勇気」はYouTubeでも取り上げられ、紹介されています。
こちらは分かりやすい図解を用いながら「幸せになる勇気」の真意にまで迫っています。短時間で読めるのも魅力。
「幸せになる勇気」の感想・批判
「幸せになる勇気」の感想文・批判・口コミ・レビューを10件ご紹介します。読者の方の生の声をご紹介します。
心理学ってすごい
自己啓発本を読みあさっていた時に読んだ本です。アドラー心理学を面白く捉えていて、「こんな考え方ができたらいいな」が詰まった一冊です。自分を愛することで他人を愛す。自分を信じることで他人を信じる。すごく当たり前だけど深いと思います。
人を信頼することについて学べた
前作の『嫌われる勇気』とセットで読むことで、さらに理解が深まると思います。アドラー心理学がベースとなっているのは同じですが、人間関係の構築についてさらに深い部分を解説しています。今までよりも相手のことを信頼し、そしてそんな自分のことも信頼できるようになりました。
前作と共に読んで欲しい良書
前作「嫌われる勇気」に感銘を受けたので、続編のこちらも読んでみた。今回も背中を押してもらえる内容で良かった。特に響いたのは「人間は誰もが「わたし」という物語の編纂者である」のくだり。一般的に言われているのは「過去は変えられないもので、過去の結果、今がある」ということ。しかし本書では「過去の記憶とは、今の自分にとって必要なものに自由に書き換えていくもの」としている。過去は変えられないと思い込んでいた自分にとって、目から鱗が落ちる思いだった。
人間関係の道筋を示してくれる本
とにかく心に刻みたい言葉が多く、痛いほど刺さってくるものもあり非常に感銘を受けました。自分にとって大事な人をさらに大切にできるようになり、人に対する意識が変わったように感じました。
【感想・評判調査概要】
調査対象:本書を読んだ人
調査手法:クラウドワークス
回答数:10人
調査期間:2022/2/20〜2022/2/20
記事の読者様が参考にする目的なので、口コミ内容は好評・批評含め掲載しております。評価は読者様の主観であり、本の良し悪しを示すものではありません。
「幸せになる勇気」はこんな人におすすめ!
「幸せになる勇気」を読んだ方が「こんな人におすすめしたい」と思ったのは下記のような人です。
- 心理学に興味がある人
- 今の自分が好きになれない人
- 生き方に迷う人
- これから教育の現場で働きたい人
- 嫌われる勇気を読んで消化不良だったorもっと理解を深めたい人
- 幸せを掴みたい人
- 対人関係に悩む全ての人
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「幸せになる勇気」のよくある質問
「幸せになる勇気」に関してよくある質問を紹介します。
「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」の違いは?
「嫌われる勇気」
「アドラー心理学」の思想のもととなる重要な心理を学べる。
「幸せになる勇気」
「アドラー心理学」の思想をもとに「自立」と「愛」の内容まで踏み込み、幸せな人生を歩むヒントを学べる。
「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」どっちから読むべき?
「嫌われる勇気」を先に読むと理解しやすいです。
「幸せになる勇気」は、「嫌われる勇気」の考えを前提として「自立」と「愛」について説いているからです。
「幸せになる勇気」が難しい!わかりやすい解説はある?
「幸せになる勇気」は難しいという方には、アドラー心理学を学べるYouTubeや本をオススメ。
アドラー心理学の考えを理解した上で本書を読むと、内容が頭にスッと入るのではないでしょうか。
まずオススメするのは前作「嫌われる勇気」の要約を紹介している中田敦彦さんの動画。
再生回数440万回超え!アドラー心理学のもととなる重要な心理を理解できる
アドラー心理学における「教育」について理解を深めたい方は学識サロンさんの下記動画をどうぞ。
子供の教育や部下の育成について、アドラー心理学をもとに具体的にどうすべきかが分かる
文章では分かりづらいという方には、アドラー心理学を学べる漫画が選ばれてます。
「幸せになる勇気」の著書である岸見一郎さんが監修するマンガでアドラー心理学を学べる
「幸せになる勇気」の図解はある?
「幸せになる勇気」の図解がほしいという方には、図解がのったYouTubeや本をオススメ。
図解がのった要約のYouTubeは「「幸せになる勇気」の要約動画」で紹介しています。
また「幸せになる勇気」とは別の本ですが、豊富な図解と共に「アドラー心理学」を学べるこちらの一冊。
・予習として「図解版」を読んでから「幸せになる勇気」を読めば内容が分かりやすい
・復習として「幸せになる勇気」を読んでからこちらを読めば理解が深まる
「幸せになる勇気」から学ぶ「結婚」に必要なことは?
- 強い意志を持って決断する
- 今を大切に過ごす
結婚は楽しいこと、幸せなことばかりではありません。1人では経験する必要のない苦しみやつらいことも起こるでしょう。「どんな困難も2人で協力して乗り越えていく」そう決意するのです。
アドラーは「運命の人」などいないと言います。極端なことを言えば、人はだれとでも結婚できると。重要なのは自分の決断です。相手がだれかということではありません。
そうして2人で築きあげた未来は、「運命」といえるのではないでしょうか。
「幸せになる勇気」から学ぶ「愛」とは?
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