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「13歳からのアート思考」の要約・あらすじ・まとめ・9人の読書家の感想を紹介します。
「アートの見方がわからない」
「AI時代を生き抜く子供に育って欲しい」
そんな方におすすめしたい本が「13歳からのアート思考」。
いつからか私たちはアートには正解があると思い込んでしまっています。だから美術館に行っても絵ではなく、解説文ばかり見てしまうのです。
「アート思考」を読めば、他人ではなく自分が決めた正解を見つかるようになり、豊かな人生を歩めます!ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
author:執筆者:高橋渉
「13歳からのアート思考」とは
「13歳からのアート思考」とは、2020年2月20日にダイヤモンド社から出版された、末永幸歩さんによる著書です。
本の詳細 | 内容 |
---|---|
タイトル | 13歳からのアート思考 |
著者 | 末永幸歩 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2020/2/20 |
ページ数 | 344 |
言語 | 日本語 |
寸法 | – |
ISBN-10 | 4478109184 |
ISBN-13 | 978-4478109182 |
「13歳からのアート思考」の要約・あらすじ・まとめ
「13歳からのアート思考」の要約・あらすじ・まとめを紹介します。
「13歳からのアート思考」のあらすじ
美術教師・アーティスト・東京学芸大学個人研究員でもある著者が、アート思考について解説した本です。
- 中高生向けの美術の授業がベースの内容
- アート思考という思考法についてわかりやすく解説
- アート思考のプロセスをさまざまなジャンルの作品を通して体験できる
- 自分なりの答えを作りだす能力を育むことができる
はじめに、実際にある作品を題材に「絵画を鑑賞してみよう」という課題が読者に出されます。
「絵ではなく、解説文を読む時間の方が長かったのでは」と著者は指摘しています。
解説文に書かれている情報だけに注目してしまい、自分なりの見方や考え方ができていないという問題点が浮かびあがるのです。
「自分が何を感じているのか」を言葉にするのは、実際にやってみると難しい作業です。この本を読むと、じっくりと自分で考える時間ができ、自分なりの答えを作りだす練習ができます。
これからの時代においては、数学のように1つの答えを見つける能力だけでなく、自分だけの答えを作りだす能力も大切です。
アート思考を身につけると実りの多いくらしを実現しやすくなります。
「13歳からのアート思考」のポイント
「13歳からのアート思考」のポイントは以下のとおりです。
- アート思考とは
- 美術の大切さ
- 作品の鑑賞方法
各ポイントについて、要約を解説していきます。
アート思考とは
アート思考とは、アーティストが作品を創るときの思考プロセスのことです。
自分だけの視点で物事を見て、自分だけの答えを見つけだす思考法です。
既存の価値観・固定観念ではなく、誰からもジャッジされない自分なりの考え方を重視しています。
著者はアート思考を実践している人のことをアーティストと呼び、自分の中にある興味から探求して表現する人のことだと定義しています。
アートを植物にたとえると、アート思考は3つの要素があります。
- 表現の花
- 興味のタネ
- 探求の根
アート思考による、常識にとらわれないオリジナルの発想は正解がありません。
そのため、新しいアイデアや課題の発見につながるので、ビジネスにおいても重要であると言われています。
美術の大切さ
美術は大人が学びなおすべき教科として、注目を集めています。自分だけのものの見方や考え方を育むには、美術が最適です。
作品を見るときのポイントには次のようなものがあります。
自分なりの視点を大事にすることを続けていくうちに、思いもよらなかった見方をすることが出来るようになるかもしれません。
作品の鑑賞方法
本書では美術作品の鑑賞方法も紹介されています。どれも自分1人でできるものばかりなので、気軽にはじめやすいという点も魅力的です。
ひととおり試すと、美術を好きになっている自分に気づけるかもしれません。この本を持ってアートを鑑賞しながら、自分なりの答えを見つけてみましょう。
まとめ
13歳からのアート思考は、美術が好きな人にも少し苦手意識がある人にもおすすめできる本です。
自分なりのものの見方を発見するのは楽しい体験ですし、生きていくうえでも役にたちます。
豊かな人生をおくるために役立つ本書を、ぜひ1度読んでみてはいかがでしょうか。
「13歳からのアート思考」に関連する動画
「13歳からのアート思考」に関連する動画を紹介します。
中田敦彦さんもおすすめ!「13歳からのアート思考」の要約動画
本書はオリエンタルラジオ・中田敦彦さんのYouTubeチャンネルでも紹介されています。
前編・後編と合わせて1時間ほどです。書籍に基づいた丁寧な解説なので、本を手に取って読む時間がない人におすすめです。
「13歳からのアート思考」の感想・批判
「13歳からのアート思考」の感想を9件紹介します。
アートの固定観念が変わる。
アートにはあまり興味はありませんでしたが、本書を読んでから純粋にアートを楽しめるようになりました。美術館に行ったときの見方が変わったので、アートへの理解を深めてくれる本でした。アートにかぎらず、物事の内面をしっかりと見られるようになったので、以前は気づけなかったことに気づくようになりました。
目には見えない部分について考えることが大切。
「リアルさ」とは何か。目に見えているものだけがアートのすべてではないことに気づきました。多くの人は、遠近法で描かれたものを「リアルなサイコロ」として選びます。しかし、遠近法ではサイコロのすべての目を描くことはできません。見えない部分があるのに遠近法のサイコロを選ぶのは、私たちがサイコロのことを知っているから。「当たり前」だけで物事を見ると視野がせまくなります。目に見えない部分にこそ物事の本質があり、それを考えることがアート思考だと学びました。
アートの見方が変わる
この書籍を読んでアートの見方というものを、取りちがえていた事に気づきました。単にきれいだと思って見るのではもったいない。「よくわからないけど惹かれるアートの魅力とはなにか」というヒントが書かれてあるので、なるほどと思う部分が多々ありました。
アートはすごいんだ。
中世ヨーロッパの絵はどうして宗教画が多いのか?どうしてピカソがすごいと言われているのか?千利休の湯のみはどうして無骨なのか?そのほかにも、たくさんのアート作品についての解説があり、「アート」への見方が変わった気がする。美術館に行っていろいろな作品を見てみたい。
【感想・評判調査概要】
調査対象:本書を読んだ人
調査手法:クラウドワークス
回答数:9人
調査期間:2022/3/7〜2022/3/7
記事の読者様が参考にする目的なので、口コミ内容は好評・批評含め掲載しております。評価は読者様の主観であり、本の良し悪しを示すものではありません。
「13歳からのアート思考」はこんな人におすすめ!
「13歳からのアート思考」を読んだ方が、「こんな人におすすめしたい」と思ったのは下記のような人です!
- アートへの理解を深めたい人
- 固定観念にとらわれがちな人
- アートをちがう見方で楽しみたい人
- 自分の意見を持っていない人
- 自発的にアートにふれてこなかった人
- 子どもの頃、美術に苦手意識があった人
- 自分らしさについて悩んでいる人
- いろいろな考え方や見方を広げたい人
「13歳からのアート思考」はAmazonで買える?試し読みは?
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「13歳からのアート思考」のよくある質問
「13歳からのアート思考」について、よくある質問にお答えします。
アート思考ってなに?
当記事の要約にご紹介しています。ぜひそちらをご覧ください。
13歳からのアート思考はどんな本?
「13歳からのアート思考」は著者にとっては初めての著書ですが、16万部を超えるベストセラーとなっています。
目次は?
プロローグからエピローグまでだと、全部で9章あります。
- PROLOGUE「あなただけのかえる」の見つけ方
- ORIENTATION アート思考ってなんだろう――「アートという植物」
- CLASS 1 「すばらしい作品」ってどんなもの?――アート思考の幕開け
- CLASS 2 「リアルさ」ってなんだ?――目に映る世界の”ウソ”
- CLASS 3 アート作品の「見方」とは?――想像力をかき立てるもの
- CLASS 4 アートの「常識」ってどんなもの?――「視覚」から「思考」へ
- CLASS 5 私たちの目には「なに」が見えている?――「窓」から「床」へ
- CLASS 6 アートってなんだ?――アート思考の極致
- EPILOGUE 「愛すること」がある人のアート思考
13歳からのアート思考より引用
「13歳からの」とタイトルにありますが、子どもが自分なりの考えを深める練習・大人の学びなおしにも役に立ちます。
なぜ「13歳から」なの?
小学校では図工が人気教科ですが、中学校入学の13歳で美術に苦手意識を持つ生徒が増えるそうです。
自由な発想だった図工から美術に変わり、美術に関する知識や技法を学ぶことを重視するからではないかと言われています。
そこで、13歳に戻って思考OSをアップデートして、アートの本当の面白さを体験するのが本書の目的です。
なぜ「現代アート」なの?
19世紀に「カメラ」が普及し、今までの美術の常識だった「見た世界を見たままに描く」という、写実主義の役割を奪われてしまいました。
このため、アーティスト達は「アートにしかできないことは何か」を追い求めることになります。
20世紀以降のアーティスト達の創作の目的は、花を咲かせること(アートが完成すること)ではありません。
興味をもち、好奇心のおもむくまま探求した結果が、これまでの常識や固定観念をくつがえす「新しいアート」になったのです。
紹介されている現代アート・6作品は?
本書は、現代アートのガイドブックのような役割もあります。書籍の中で紹介されている現代アート・6作品について解説します。
「緑の筋のあるマティス夫人の肖像」 1905年・アンリ・マティス
アンリ・マティスは、野獣派(フォービズム)と呼ばれる、フランスで起きた絵画活動の先駆者です。伝統の写実主義(見た世界を見たままに描く)ではなく、「作者が心で自由に感じた色」を、原色を主に用いた激しい色彩と力強い筆使いで表現しました。
フォービズムは、のちの日本の美術界にも大きな影響を与えています。
「アビニヨンの娘たち」 1907年・パブロ・ピカソ
キュビスムと呼ばれる美術の技法を用いた作品。キュビスムはモノを一つの固定した視点から見て描くのではなく、いくつもの視点から見たモノを一つの絵に描いたものです。
ピカソは友人のアンリ・マティスの作品に衝撃を受け、自分も革新的な作品を創ろうと試行錯誤しました。その結果、遠近法(平面の絵に奥ゆきがあるように錯覚させる技法)などの西洋美術の常識をくつがえすキュビスムを生み出しました。
「コンポジションⅦ」 1913年・ワシリー・カンディンスキー
西洋美術史で初の「具体的なイメージを描かない絵」。カディンスキーは抽象画というジャンルの創始者です。
音楽への造詣が深かったことと、共感覚を持っていたので、音楽を絵として視覚的に表現することを試みました。そのため、タイトルのコンポジションには「作曲」という意味があります。
「泉」 1917年・マルセル・デュシャン
既製品の男性用トイレに「R.Mutt(リチャード・マット)」という、署名と年号が書かれただけの衝撃的な作品。
「アートにおける美しさとは何か」を問い直しました。また、「アートは目で見る美しい絵画」から「作品をきっかけに、鑑賞者の頭の中で考えを巡らせて完成するもの」という、新しい発想を生みだしました。
「ナンバー1A」 1948年・ジャクソン・ポロック
「アクション・ペインティング」という、キャンバスに丁寧に絵の具を塗るのではなく、汚す・垂らす・飛び散らすような画法を用いて描かれた作品。
これまでの「何かのイメージが描かれている絵」ではなく、「ただの絵の具」を認識させた点が革新的だと言われています。
「ブリロ・ボックス」 1968年・アンディ・ウォーホル
「ブリロ」とはアメリカの食器洗いパッドのこと。ブリロの外箱のデザインを、シルクスクリーンで本物そっくりにコピーした作品です。美術館に展示されていれば美術品に、お店に置かれていれば商品のように見えます。
「アート」と「アートではないもの」の境界をあいまいにして、「これがアートであるという概念」を壊したことがこの作品の特徴です。
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