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ビジネスで成功したい。人生で一度は偉業を成し遂げたい。
私は、新卒で入社した会社で新規事業を立ち上げに成功したのち、夢だった起業・独立にも成功しました。いろんな分野のビジネス書を読みあさったことが役に立ったと実感しています。
当記事では、私が心からおすすめする『今、これだけは読みたいビジネス書』をご紹介します!
当記事でご紹介するビジネス書を読めば、ビジネスで成功するための心構え・スキルが身につき、きっとあなたの夢も叶えられるはずです。
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・ビジネスの教養・考え方を身につける15選
・ビジネスにおける人間関係で悩まない5選
・ビジネスで勝てる戦略を学ぶ8選
・ビジネスマンの経営哲学を学ぶ8選
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ビジネス書とは
そもそもビジネス書とは何でしょうか。辞書で調べてみました。
ビジネス書は、仕事(ビジネス)関連の事柄を取り上げた書籍の総称・ジャンルである。
weblio辞書より引用
では次に、ビジネス関連の事柄とは何でしょうか。私なりに考えた結果が以下の10個です。
- ビジネスで必要な教養
- 業務を実行するスキル
- 人材を育成する対人スキル
- 考えを伝え、人を動かすスキル
- 上司や客先との関係を良好に保つ人づき合いスキル
- 業績を成長させる戦略策定スキル
- 周囲から応援される人柄
- 会計や、お金に関する知識
- 自らの士気を高め、健康を保つスキル
- 経営者の芯となる経営哲学
上の図にあるように、経営哲学や人柄(人間関係)がビジネスパーソンとして最も土台となる部分。中段に教養、戦略があり、上段に各種スキルという感じのピラミッド構造をイメージしました。
当サイトでは土台に近い「教養」「人間関係」「戦略」「経営哲学」に関するビジネス書を重点的にご紹介します。
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ビジネス書の選び方
あなたに合ったビジネス書を選ぶ方法を3つご紹介します。
ビジネス書の選び方その1|年齢別で選ぶ
ビジネス書を選ぶときは、あなたの年齢に合うものを選ぶと良いです。
年代毎に会社から求められる役割が変化します。年代に合った本を選べば会社のあなたに対する期待にジャストミートで応えられます。
各年代、下記のような内容が選ばれてます。良ければ参考にしてみてください。
タイトルに20代、30代、40代、50代が含まれるビジネス書もありますので、タイトルで選ぶ方法もありです。
ビジネス書の選び方その2|ロングセラー、ベストセラーのビジネス書を選ぶ
ロングセラー、ベストセラーのビジネス書には、売れるだけの理由があります。
ロングセラーは、陳腐化しにくい原則が書かれていることが多いです。反対に、ベストセラーはその時代に最も求められるタイムリーな情報が書かれていることが多い。ビジネスにおいてはどちらも重要です。
例えば「原因と結果の法則」は1902年から読まれているロングセラー、「孫氏(の兵法)」は紀元前500年ごろから2700年読まれ続けている超ロングセラーです。
私はビジネスパーソンとしての土台をしっかり作り上げたいならロングセラー、今の時代で勢いに乗りたいならベストセラーという選び方をしています。
ビジネス書の選び方その3|無料で読めるビジネス書を選ぶ
私は新入社員だった頃、結婚してお小遣い制になった頃はお金が少なくて本一冊買うのをためらうこともありました。
そんな時には無料で読めるビジネス書がおすすめです。
当記事でご紹介したビジネス書の7冊は無料で読めます。さらに16冊は無料で聞けます。どの本が無料かはこちらの表でご確認ください。
特に、無料で聞ける本audibleは通勤中やお料理中などのスキマ時間を有効活用できるのでおすすめです。
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無料で成長するチャンスです。いつキャンペーンが終わるかわからないので早めに登録しておくのがおすすめです。
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起業した私が読むと人生変わると思うビジネス書
起業や会社で活躍するためには、大きく俯瞰して下記の能力が必要だと思います。
- 圧倒的な当事者意識
- モチベーションの維持
- 戦略策定能力
- コミュニケーション能力
- 伝える力
それぞれ、私の経験を踏まえて、影響を与えたビジネス書をご紹介します。
圧倒的な当事者意識
ビジネスでは能力よりも、仕事に対する当事者意識が重要です。
経営者が優秀な理由は、仕事が成功すればお金や名声が手に入る反面、失敗すれば借金すら背負ってしまう環境で、サラリーマンと比較して圧倒的に当事者意識が高くなるからです。私も経営者になって爆発的に成長しましたし、会社員で活躍できたのは、当事者意識があったからだと強く思います。
仕事は楽しいかね?
著者 | デイル・ドーテン |
ページ数 | 146 |
発売日 | 2015/1/19 |
出版社 | きこ書房 |
「仕事は楽しいかね?」を読むと、ビジネスが楽しくなります。
当事者意識を持つには必ずしも仕事に対する忠誠や興味がなくても良いと思います。自分の成長にフォーカスして、仕事に取り組めば、自然と仕事に対する意識が変わります。
本書は苦悩ばかり抱えるサラリーマンと企業家の老人の対話形式なので読みやすい。超有名企業の成功事例を挙げて「あの大ヒット商品はこんな失敗から生まれた」といった逸話を学べます。失敗を恐れずチャレンジすると、仕事はもっと楽しめることを教えてくれます。
仕事にマンネリを感じている人や、当事者意識が足りないと思ってる人の意識変革にちょうどよい本だと思います。
よくあるビジネス本のように様々なノウハウが書いてあるのではなく、物語を読み進めていくうちにだんだんと仕事に対する考え方が変わっていくという不思議な体験ができました。一見起業する人向けのアドバイスにも思える内容ですが、ちゃんと読んでみると何かにチャレンジしようと思っている全ての人に役に立つ考え方が書かれています。この本を読んだあと、今までずっと挑戦してなかった資格試験に申し込みをすることができました。
モチベーションの維持
モチベーションの浮き沈みはあります。それでも、平均して高いモチベーションを維持したり、できるだけ高いモチベーションを持っている時間を長くすることが大事だと思ってます。
モチベーションが下がると、当事者意識が減って仕事に対する妥協が増える点でマイナスです。
神モチベーション
モチベーション次第で人生が変わるよ!という本。モチベーションを維持する方法を科学的観点で説明されている良書。
モチベーションの浮き沈みが激しい私は、感情だけに頼ってモチベーションを維持してました。でも、この本を読んで、ロジカルにモチベーションを上げる方法を体得。仕事に対してかなりのプラス効果を得ました。
若いうちにモチベーション管理を学べば、この後の人生が幸せになると思います。ぜひ、科学的にモチベーションを管理する方法を学んでください。
戦略策定能力
仕事の出来は、戦略次第だと思っています。いくら執行能力が高くても、頭が良くても、根本の戦略が誤っていれば、無駄な努力になります。
特に、これからは個人の時代になり、1人1人が自己プロデュース、マーケティングしていく必要があります。なので、戦略を練る能力が高い人がますます活躍できる時代になると思います。
そして、この先の時代とくに価値のある戦略は、ランチェスター戦略とブルーオーシャン戦略だと思います。この2つを知ってるか知らないかで非常に差のつく時代だと思います。
ランチェスター戦略の授業
この本はめちゃくちゃ分かりやすいです!
ランチェスター戦略の良書はたくさんありますが、初心者には理解しにくい本が多いです。そんな中、この方はすごく分かりやすく全体像を説明してくれてます。私は、この本でランチェスター戦略の基礎を学びました。
会社でも、個人でも、これからは他者とどう差別化して、勝てる場所で戦うかが重要です。この1冊読むだけで、人生変わると思います。心からおすすめできます。
ブルーオーシャン戦略
個人的にはブルーオーシャン戦略よりランチェスターの方が役に立つと思います。ただ、どちらも知った上で戦略を練ると、成功の確率が高まります。
市場は寡占状態でなかなかブルーオーシャンな市場はありませんが、考え方としては絶対に身につけておきたい思考です。特に、個人で活躍したい人には必須の本です。
コミュニケーション能力
仕事は一人ではできません。言い方は悪いですが、自分の仕事を進めるために他の人の協力が必須です。特に経営者に鳴ってからは、社員のモチベーションを上げるにはどうしたら良いか?当事者意識を持ってもらうにはどうしたら良いか?ばかり考えています。
神トーーク「伝え方しだい」で人生は思い通り
著者 | 星渉 |
ページ数 | 209 |
発売日 | 2019/7/19 |
出版社 | KADOKAWA |
「神トーーク」を読めば部下が自主的に動いてくれるようになります。
本書を通じて心理学・脳科学に基づく人の心の動かし方を学べます。コミュニケーションが苦手で、ビジネスが思い通りにいかない人でも本書に忠実に従えば必ず成果が実感できます。神トーークを読み、実際に日常的に実践する事で人の心を動かせる人の言動を身に付け、自分の思い通りに仕事や人間関係を円滑に保きたい人必見です。
営業職や部下や後輩を持つリーダー、管理職など人に動いてもらう立場の人におすすめです。
管理職として部下との関係性に困っていた時に読んでとても参考になりました。育った時代背景が違うので関わり方もそれぞれ対応する必要があると思っていました。本文の中の自己重要感を大切にしてかかわることが大切であるという部分にとても共感しました。頭でわかっていても実際に行動するのが難しいことも多々ありますが、具体的にどのように行動すれば良いのかとった事例も紹介されていたので、事例を参考に意識して声をかけてみたりすることができ部下に対する見方も変わりました。主体的に動いてくれないことが悩みだった部下が進んで取り組んでくれ、行動レベルで変化があることに感激しています。今後も意識しながら習慣化を目指して行動したいと思います。
伝える力・自分の思う通り動いてもらう能力
自分の思うがまま他人が動いてくれたらどんなに幸せか。仕事もプライベートも充実しますよね。
でも、世の中には他人を思うがまま動かす方法が存在します。テレビショッピング、宗教、インフルエンサーなど、ありとあらゆるところで、このノウハウが使われています。
即効性のあるノウハウなので、今すぐ読むと、すぐに仕事に生かせます。
影響力の武器
誰もが絶賛する良書。個人でビジネスをしたい人、相手を思うがまま行動させたい人は絶対に読むべき本です。
もし、セールスライディングやコピーライティングなどを学んだことがない人は、衝撃を受けると思います。「あ~これテレビで使われてる手法だ」「あの有名人が使ってる方法だ」と気づきます。
反対に、この本を読んでおかないと、知らずしらずのうちに人から操られるかもしれません。即効性がある本なので、今すぐ読むことをおすすめします。
おすすめビジネス書|教養・考え方
できるビジネスパーソンになるためには教養が必要。教養が身に付くビジネス書をご紹介します。
神メンタル「心が強い人」の人生は思い通り【PR】
著者 | 星渉 |
ページ数 | 194 |
発売日 | 2018/7/6 |
出版社 | KADOKAWA |
「神メンタル」を読むと、ビジネスで自己実現するための神メンタルを身に付けられます。
著者は起業する経営者に向けてコンサルティングを行ない、9割が半年以内に月収100万円以上を達成させた実績があります。本書では仕事でなりたい像(目標)を見つけるワーク、目標達成のためにメンタルを鍛えるワークが紹介されています。すぐに実践でき、すぐに成長を実感できるのが本書の特長です。
出世したい人や理想の将来像を持っている人に、本書をおすすめします。
仕事を楽しめました。今までは上司から与えられた仕事の目標を、納期までに間に合わせないと、とか不安の方が多かったのですが、この本を読んだ後は、上司がなぜこの目標を設定したのか、私に何を期待されているのか考えるようになりました。目標をより明確にして仕事に取り組むことで、難しい課題やチャレンジも簡単に達成できるようになった気がします。未来体験シートを作成し、10年後の自分に向けて突き進んでいます。
金持ち父さん貧乏父さん
著者 | ロバートキヨサキ |
ページ数 | 272 |
発売日 | 2013/11/8 |
出版社 | 築摩書房 |
「金持ち父さん貧乏父さん」はお金持ちになる方法、資産を維持する秘訣を教えてくれる本です。
お金を得る為に、プライベートな時間を潰してまで働いたり副業したりするのは長く続きません。本書は『自分が動かなくてもお金を生み出す仕組み』が大切と説きます。お金がお金を生み出す仕組みを学べます。
お金の知識や資産運用のことを知りたいなら、本書をおすすめします。
本書は投資を勧める話の中で取り上げられることが多いので、投資の本かと思っていました。人生における可能性を広げるために学び続けることの大切さを訴えているところに共感しました。人生の可能性を広げるために、「お金の流れをしっかり見る」と「キャッシュを生み出す=資産の2点」は、とても参考になりました。将来キャッシュを生み出すために努力しようと考えるようになりました。
「原因」と「結果」の法則
著者 | ジェームズ・アレン |
ページ数 | 112 |
発売日 | 2016/7/22 |
出版社 | KADOKAWA |
「原因」と「結果」の法則を読めば、良い環境を作り出す方法がわかります。
本書は1902年に執筆されたロングセラービジネス書です。本書の法則とは、「思い」が原因となり結果を作り出すこと。私たちは非常にシンプルな『原因と結果の法則』を意外と見落としがちで、本書を読むとハッとさせられることが多々あります。
成功したい全てのビジネスパーソンに一度は読んで欲しい本です。
何度でも読み返したくなります。読む時の感情や気分によって、読み返す度に受け取り方も変わるので、様々な発見をさせてもらえる本でした。また、自身に足りないものやまだまだ未熟なこともしっかりと把握できました。自分の思いが環境・人生を作っていくことを学べ、本当にパワーと勇気をもらえたので、日頃の活力向上にも繋がりました。モチベーションを高めたい時や悩んでいる時に読むにはぴったりだと思います。
思考は現実化する 図解強化版
著者 | 田中孝顕 |
ページ数 | 152 |
発売日 | 2016/8/3 |
出版社 | きこ書房 |
「思考は現実化する」を読めば多くの成功者からビジネスで成功する考えを学べます。
本書では鉄鋼王カーネギーを始め、500人を超える著名人の名言がわかりやすく紹介されています。逆境をチャンスに変えたエピソードなど、コロナ時代の今読みたい内容がぎっしり詰まっています。
コロナ禍で逆境に立たされている方におすすめのビジネス本です。
納得できる内容が多かったです。頭では分かっていてもなかなか行動できていなかったことに気付かされました。内容としては極当たり前のこともあると感じましたが、非常に熱量を感じた本でした。思考と潜在意識の関係性がしっくりきたので、この作品を読んでから難題があっても諦めないという意識に変わってきたと感じます。その結果忍耐力も付いてきたし、とても意味のある本で役に立ちました。
働き方5.0
著者 | 落合陽一 |
ページ数 | 205 |
発売日 | 2020/6/3 |
出版社 | 小学館 |
「働き方5.0」を読むと、ビジネスパーソンとしての今後の自分自身を見つめ直すことができます。
AIも発達に伴い、これからはAIと共存し働く時代を「働き方5.0」の時代と呼んでいる著者。今後は自分にしかできない武器を持つことが大事で、このAI時代を生き抜く為の思考や手段が学べます。
将来の自分の仕事に不安を抱えているビジネスパーソンにおすすめです。
人間とAIが一緒に働く時代になり、自分の働き方を再定義する必要があると感じました。AIに淘汰されないように、今後の目指す方向性を考えるきっかけになりました。自分の子供には、ホワイトカラーの職業を目指して欲しいと思っていましたが、クリエイティブクラスになれるような教育をしていきたいと思います。世の中の成功しているクリエイティブクラスの人を研究し、なぜ今の時代に価値を持っているか、さらに研究し自分にも取り入れたいと思います。
結果を出す為のビジネス書大全
著者 | 能力開発研究会 |
ページ数 | – |
発売日 | 2016/6/10 |
出版社 | SMART GATE Inc. |
「結果を出す為のビジネス書大全」はビジネスで成功するために実践すべきことが全て詰まっています。
本書は会話術や教養、習慣作り、セルフコントロールなどビジネススキルを上げる為に必要なことが記されている10冊の本をまとめたものです。「すぐ行動しない事ほど大損なことはない」と本書に書かれている通り、やらなきゃ損な有益情報ばかり。大ボリュームでお得な1冊です。
『仕事で結果を残したいけど何から始めれば良いか分からない』人にぜひ読んで欲しいです。
「仕事ができる人は実践している結果を出すためのビジネス書大全」を読んで、仕事力や会話力、段取り力などビジネスに関わるスキルが身に付く本だなと感じました。自分には、特に「会話力」がなかったため、この本を読んでとても参考になりました。会話が上手い人の理由がわかりましたし、このスキルを得ることができたら、もっと仕事が上手くいくだろうなと感じています。会話力が上がるだけでビジネスに関わるスキルが全体的に向上するので、自分のこれからの人生に良い本を読んだなと思いました。
ビジネス書図鑑
著者 | 荒木博行 |
ページ数 | 240 |
発売日 | 2018/11/15 |
出版社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
「ビジネス書図鑑」は、35冊のベストセラービジネス書のエッセンスを4つのテーマに分けて図解・紹介しているまとめ本です。
カラープリントの図解付きで、気軽に読むことができます。数々のビジネス書のエッセンスをわかりやすく図解でまとめているので、ビジネス本初心者はもちろん、熟読してきた方の復習としても最適です。
時間がなくてエッセンスだけ読みたい人、どんなビジネス書を選べば分からない人、繰り返し読む用など、幅広いビジネスパーソンに読んでほしいビジネス書です。
イラストを多く用いられていたので概念を捉えやすかったです。また、ビジネス書でありながら社会的なことだけでなく、やはり人生は生涯勉強というのを改めて感じさせられましたし、決して勉強が終わることはないんだということを痛感できました。そして、自分が引き寄せられないといけないんだということも学べましたし、ビジネスとしても様々なことに対応出来るようになったので大変良かったと思います。
ビジネス書図鑑これからの教養編
著者 | 荒木博行 |
ページ数 | 216 |
発売日 | 2020/1/26 |
出版社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
上で紹介した「ビジネス書図鑑」の第2弾です。本書は30冊のベストセラービジネス書を3つのステップに分けて解説・紹介をしています。
第2弾は「教養」をテーマにしています。筆者は本の要約サイトの取締役でありながら、数々の本を読んできた読書のプロでもあります。その筆者の捉え方を読むことによって、こんな風にも解釈できるか!と新たな発見もできます。
「ビジネス書図鑑これからの教養編」を読んで、興味を持ったものや深く追求したいと感じた本を読むのもいいですね!
30冊のビジネス本が紹介されている作品でしたが、先ず筆者の方の発想が非常に面白く、読んでいてそれを間違って解釈していたとしても、自分の感じたままに捉えればいいというのは非常に斬新でした。また、ビジネスとしてのステップアップは生きていくことにも通ずるものがあるように感じたので、ビジネス本ではありながら人生を見返すいい機会にもなり良かったと思います。そして、イラストや図が多く使われていたので理解しやすかったですし、ビジネスだけでなく自分自身を振り返ることができ楽しく読めました。
コンサル一年目が学ぶこと
著者 | 大石 哲之 |
ページ数 | 281 |
発売日 | 2014/7/30 |
出版社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
「コンサル一年目が学ぶこと」を読むと、短時間で効率的に成果を出せる思考や姿勢が身に付きます。
アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)で働いていた著者のコンサルティング経験に基づき、すぐに実行に移せる30の教えが記されています。資料作成から会話術、マインドまで網羅しているので、新人でも一目置かれる存在になれること間違いなしです。
コンサルティングだけではなく、別の職種でも通ずるビジネススキルが学べるので、若手のビジネスパーソンやこれから転職を考えてる人におすすめです。
これといった専門分野がなく万年平社員で悩んでいた私が、急成長して課長職となった1年間に実行してきたことは間違いではなかったと教えてくれた本です。すべてのビジネスに応用できる基本スキルが書いてあるので、業種・職種を問わず、ビジネス志向を持ちたい方や急成長したい方におすすめします。ロジカルな章立てで、概念から具体的なTODOへの落とし込みがされているので、行動チェックリストとしても使いやすいです。初めて持った部下にも本書を紹介して、一緒にスキルチェックするなどして使っています。
孫子
著者 | 浅野 裕一 |
ページ数 | 316 |
発売日 | 1997/6/10 |
出版社 | 講談社 |
「孫子」は、仕事で勝つ為の戦略の立て方が学べます。
本書は「孫子の兵法」を元に、ビジネスで生き残っていく方法を13の章に分けて教えてくれます。数多くの戦を勝ち抜く為に得た戦略だけではなく、戦場にでる人間の精神面や予測不可能な場面での臨機応変さなど、仕事で応用できる教えも必見です。
経営者や企画担当者はもちろん、中間管理職の人にとてもおすすめです。
「孫子」は高校生の頃に斜め読みしていましたが、仕事に疲れたと感じたときに読み直しました。印象に残ったのは、がむしゃらに頑張るのは計画に無理があるからだという指摘です。疲弊していたのは、上司の無計画性に振り回されてがむしゃらになっていたからだと気づきました。上司の無計画を計算に入れた予定を立てるように努めて、気分が変わってきました。また、勝つよりも負けないことが大事という教えに共感しました。負けないためにどうしたら良いかを考えるようになりました。
生き方
著者 | 稲盛 和夫 |
ページ数 | 246 |
発売日 | 2004/7/22 |
出版社 | サンマーク出版 |
「生き方」を読むと、今後生きていく中での人生の指針となる考え方を見つけられます。
京セラ、KDDIの創業者でもある経営のプロの著者が、「ビジネスパーソンの生き方」を教えてくれます。当たり前のことを真剣に取り組むことがいかに大切か改めて考えさせられる一冊です。
人間として生きていく上で、大事にしたい考えが本書には詰まっています。特に仕事で悩んでいる人には一度読むことをおすすめします。
一番自分にとって良い影響があったのは「徳をつむ」という考え方です。どうしても自分の成績のために働きがちな今の世の中では、自分は徳を積んでいるんだという考え方に変えればもっと他人のために働けるのではないかと思いました。そしてこの本は単純に努力をすることの大切さについても説いてます。非常にシンプルながらも本質をついた考え方なので、この辺りは今読んでも刺激になるところでした。
お金2.0
著者 | 佐藤航陽 |
ページ数 | 263 |
発売日 | 2017/11/30 |
出版社 | 幻冬舎 |
「お金2.0」 を読めば金融リテラシーを高め、アンテナを高く張れるようになります。
本書は「目に見えるものだけが価値があるのではない。お金以外のものでも価値の尺度・交換・保存を行えるようになる。」とし、お金に対する価値観を更新できます。そのほかにも、今後のお金の在り方について学べるインパクト大な内容が満載です。
これからのお金に対しての正しい知識を早めに身につけておきたい方には是非おすすめのビジネス書です。
お金に関しては多少なりとも知識があると思い込んでいましたが、お金のあり方に真剣について考えさせられる1冊となりました。価値主義というお金から価値に変わっていく時代背景や考え方、そして生き方を整理して書かれていました。自分のとらえ方も大きく変化させないと本当にこれからテクノロジーが大きくお金のカタチを変えることがわかります。仕事はお金のためではなく価値をあげるために働くという内容もあり、情熱を傾けられる仕事を続けていることが価値であり、仕事に対する姿勢も見つめ直すきっかけにもなりました。
いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
著者 | 大塚雄介 |
ページ数 | 255 |
発売日 | 2017/3/24 |
出版社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
「いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン」は、仮想通貨の基本を学べます。
仮想通貨とは何か。その仕組みや背景がわかりやすく記されており、入門書として使える一冊です。また、ビジネスパーソンとしての教養として知識を身に付けておくにも最適です。
仮想通貨ってどうなの?と興味、関心の少しでもある人は読んでみることをおすすめします。
私の場合はすでにビットコインを持っていましたが、実際どれほどビットコインについて理解しているかというと、あまり知識がありませんでした。この本を読んだことでブロックチェーン技術の安全性や、分散型ネットワークに支えられた民主性など、改めて知り、理解することが出来ました。これまでは、何となくビットコインなどの暗号資産のニュースや記事を読んでいましたが、より詳しく読み込むことができ、今後の投資活動に生かしていくことができると思います。また、この本で得た知識をもとにより専門的な書籍を読むこともできるようなったと思います。
アイデアのちから
著者 | ハース,チップ、ハース,ダン |
ページ数 | 360 |
発売日 | 2008/11/13 |
出版社 | 日経BP |
「アイデアのちから」を読むと、影響力を与えられる人に近づきます。
本書は、6つの法則を守ることで多くの人の記憶に焼きつくアイデアが作り出せると述べています。ビジネスパーソンにとって必須なプレゼンや交渉、集客などに役立つフレームワークが学べます。
商品を売りたい人、企画のプレゼンにいつも悩む人などには必読です!
本書の内容を実践することで、より効率よく自分のアイデアを人に伝えたり、納得してもらえるようになりました。本書では自分のアイデアを人に受け入れさせるために6つの項目について説明を行っていますが、自分はとくにアイデアを広めるためには理論だけでなく感情が必要という点が勉強になりました。実際、なぜこの企画が必要なのかという理論だけでなく、この企画を実践することで社員がいかに喜ぶか、自分がどれだけこの企画に熱を入れているかという感情部分を表にだすことで社内の企画プレゼンに説得力を増すことができました。
おすすめビジネス書|人間関係
「企業は人なり」パナソニック創業者松下幸之助の格言です。人と人の関係と良くすればビジネスはもっとうまく行くはず。人間関係を改善するためのビジネス書をご紹介します。
嫌われる勇気
著者 | 岸見一郎、古賀史健 |
ページ数 | 259 |
発売日 | 2013/12/12 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
「嫌われる勇気」を読むと、人間関係が良好になり、ストレスが激減します。
アドラー心理学に基づき、悩みを解決する思考や視点を教えてくれます。他者と比較されたり、上下関係で多くの人が悩みを持っているかと思います。アドラーも全ての悩みは対人関係と述べており、生きていく上で他者は避けて通れないものです。自分が変わり日々幸せと感じる思考を本書で身に付けたいですね。
会社で周り顔色ばかりを伺ってしまう、日々ストレスを感じているビジネスパーソンにおすすめの一冊です。
嫌われる勇気は前から話題で気になっていたので暇ができた時に読んでみました。なるほどと納得できるというよりはその発想はなかったという印象で目から鱗がポロポロ落ちました。本書に書いてある通り私も承認欲求に結構支配されていると思い当たる点がゴロゴロでてくるわでてくるわ。ただ人に注意するときなどは意趣返しをしてやろうなどとは私は思った事はないので他人にされるときに参考にしようと思います。
7つの習慣〜人格主義の回復
著者 | スティーブン・R・コヴィー |
ページ数 | 560 |
発売日 | 2013/8/30 |
出版社 | キングベアー出版 |
「7つの習慣」を読むと、成功するための習慣が身に付きます。
本書では人格を磨くことで成長し成功に近づくと述べています。人格とは心理面での特性、人柄です。その人格を形成するために必要な7つの習慣を紹介しています。今何をしなければいけないのか、具体的に解説されているので実践しやすく読みやすくなっています。
1989年に初版が英語で発行されて以来、全世界各国の言葉に翻訳され本書のセミナーが行われています。
成功を求めるビジネスパーソンは超ベストセラーである本書を読むことをおすすめします。
新卒で入った会社で、最初の仕事が代理店営業の仕事でした。自分が望んでいた仕事ではなかったということもあり、いつも文句を言いながらやっていました。ある時、尊敬する先輩から勧められたので読んでみると、7つの習慣で書かれていることのほぼ真逆のことを自分がやっていることに気付きました。他人や環境のせいにばかりしたり、他人に勝つことばかりを考えていました。知らず知らずのうちに悪い習慣が身に付いてしまってたのです。なので余計に7つの習慣の考え方は腑に落ちました。自分を戒めるために、毎年年末年始に読み返しています。
人を動かす
著者 | D・カーネギー |
ページ数 | 320 |
発売日 | 2016/1/26 |
出版社 | 創元社 |
「人を動かす」を読むと、日々の仕事が円滑に回るようになります!
ビジネスを成功させることにおいて人間関係はとても大事ですよね。本書では30の「人間関係の原則」が紹介されています。実例エピソードが載っているのでイメージがつかみやすいです。実践すれば必ず周りの人からの評価に変化が出てきます。
部下やチームをまとめるリーダーや経営者には一度目を通してほしい一冊です。
「人を動かす」ことによって良好な人間関係を構築することができるといった内容の本でした。そのための多くの原則が紹介されていましたが、それらは全て、他人に興味を持ち、そして他人の承認欲求を満足させることによって実践できるように感じました。この本で推奨されるような言動は、少し考えてみればどれも単純なものですが、しかし一方で、実際の人間を目の前にした時にそのような言動を自然に取ることは大変に難しいことです。幸い、この本では取るべき言動が細分化され言語化されています。そのため、日々読み返してエッセンスを少しずつ吸収することにより、日々の意識が徐々に変化してきたように感じます。
GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代
著者 | アダム・グラント |
ページ数 | 382 |
発売日 | 2014/1/8 |
出版社 | 三笠書房 |
「GIVE&TAKE」は、成功するギバー(与える人)になるためのヒントを教えてくれます。
ギバーは成功者に多い一方、成功できない人にも多い性質です。その上で今の自分を見直し成功するギバーになるにはどうすれば良いのかを学べます。全て実際の実験結果と事例のデータに基づいているので、納得した上で今後の自分の行動指針を見つけることができます。
ビジネスの世界は他者と接する事が多いです。見方や行動を見直すために読んでおくべき一冊です。
この本を読んで、タイトル通り「与える人は成功する」と感じました。そんなことは頭の中ではわかっているのだが、なかなか行動に移すことが出来ないのが現状。他人に親切にすることでお互いにWin-Winの関係を築けるのも頭の中ではわかっているのだが、自分がwinになっていることしか考えていないことがまだまだだと感じました。自分のことばかり考えている自分が、この本を読んでいて嫌になってきたので、もう少し他人のためになにかしてあげたいなと感じました。
おすすめビジネス書|勝てる戦略を学ぶ
ビジネスは生き残りをかけた競争です。戦略なしに生き残ることはできません。紀元前から読み継がれる孫子の兵法、AI時代を生き残る「シン・ニホン」などをクチコミとともにご紹介します。
シン・ニホン
著者 | 安宅 和人 |
ページ数 | 444 |
発売日 | 2020/2/20 |
出版社 | NewsPicksパブリッシング |
「シン・ニホン」を読めばAI時代における日本のビジネス戦略が学べます。
本書はファクトベースで日本を現状分析。新たな時代の展望やビジョンを明確にしている点が本書の特徴。国としてのAI戦略・AIネイティブ時代のとらえ方・AI時代の人材育成など、AI時代の全領域にファクトベースで鋭く斬り込んでいます。
AIをビジネスに取り入れたい方はぜひ一読いただきたい本です。
非常に深い内容でしたし、日本の再生の為には今後どうすべきか、また、人材育成に関しても具体的に書かれていたので非常に興味深かったです。読んでいると日本全体としての光のようなものを感じましたし、とても勇気付けられ自分自身の希望にも繋がったので非常に良かったと思います。そして、自分を振り返ることも出来ましたし、向上心も更に芽生えたような気持ちになり、活力を掻き立てられたような気分になりました。とてもいい影響を受けた本です。
アフターデジタル2UXと自由
著者 | 藤井 保文 |
ページ数 | 238 |
発売日 | 2020/7/23 |
出版社 | 日経BP |
「アフターデジタル2 UXと自由」はUXを実務に取り入れる参考になります。
本書はUX(ユーザーエクスペリエンス)を重点に置き、中国の事例などを踏まえて、日本のビジネスがどうなっていくべきかを学べます。今後の企業のビジネス戦略に役立つ情報が詰まっています。
DX、UXを担う全てのビジネスパーソンが読むべき1冊です。
顧客価値の向上がどれだけ重要かが分かりましたし、要所要所に具体的な事例を用いられていたので大変分かりやすかったです。また、話も非常によくまとまっていましたし、自身の仕事でどう活かせるかなどを考えて読んでいるとより一層イメージしやすくて参考になる部分が多くありました。そして、現代としての世の中の流れが掴めたような気になれましたし、難しい言葉も多かったですが、非常に興味深い内容だったのでまた読み返したいと感じました。
10年後の仕事図鑑
著者 | 落合陽一、堀江貴文 |
ページ数 | 256 |
発売日 | 2018/4/5 |
出版社 | SBクリエイティブ |
「10年後の仕事図鑑」は、今後のAI発展における仕事の変化についての内容です。
これからAIが代替できる仕事が増えてきます。AIに負けない、AIを利用するスキルを身につける為に必要なことを学べます。将来AIに仕事を奪われる職種も具体的に上がっているので、自分のやりたいことと照らし合わせて生き残るための行動を見直すのにも最適な一冊です。
これから仕事に就く大学生、若手のビジネスパーソンにおすすめしたいビジネス書です。
これから仕事がどうなっていくかが書かれていましたが、AIに支配されて減っていく仕事は納得できました。そんな中でもAIにはできない仕事もあるという面は興味深かったです。また、仕事だけでなくチャレンジすることの大切さにも改めて気付けました。ポジティブな言葉も多くあったので、様々なことにチャレンジする勇気をもらえて大変良かったです。
アフターコロナのニュービジネス大全
著者 | 原田 曜平 |
ページ数 | – |
発売日 | 2021/7/16 |
出版社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
「アフターコロナのニュービジネス大全」は、コロナ禍に生み出されたビジネス戦略を学べます。
2020年からコロナによって世界情勢や生活が急激に変化しました。そんな中ビジネスを成功させている事例は多くあります。海外の事例を元に現代で生き抜くためビジネス方法を学べます。
コロナが終わるのをただ待っているだけでは出遅れてしまうかも。一度本書を読んでみると発見があるかもしれないですね。
コロナは人類において、まさに未曾有の危機。日本人はピンチを「我慢」してやりすごししがち。しかし世界は「楽しむ」を優先してチャンスに変えるという。本書はピンチをチャンスに変えるヒントやきっかけを与えてくれる本だと思います。ただの考え方ではなく、具体的に世界で起きているビジネスチャンスが何十個も記載されています。 ただその内容を真似てみて実行に移せるだけでも成功者が生まれるのではないかと思われる、チャンスに満ちた本です。
イシューからはじめよ
著者 | 安宅和人 |
ページ数 | 273 |
発売日 | 2010/11/24 |
出版社 | 英治出版 |
「イシューからはじめよ」を読むと、生産性が飛躍的に上がります。
ビジネスは問題や失敗も多くあるものです。最初にイシュー(課題・問題)に重点を置いて、本当に必要な問題なのか見極めることが大事です。では本当に必要なイシューとは何か、重要なイシューとは何か、その見つけ方を本書で学べます。
時間がない中で圧倒的な結果を残したい人に読んでもらいたい一冊です。
「知的生産の「シンプルな本質」」という副題に興味を持ちました。著者がビジネスとサイエンスの両方で業績を上げていることもユニークだと思いました。答えを出すことの重要性が一番勉強になりました。答えを出すという前提があってこそ「考える」と言えるという指摘にハッとしました。悩んでいる状態を、考えていると誤認していたからです。答えを出すことができることなのかを見直すことで、悩む時間が半減しました。建設的に考えようという姿勢が育まれました。
amazon世界最先端の戦略がわかる
著者 | 成毛 眞 |
ページ数 | 373 |
発売日 | 2018/8/9 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
「amazon世界最先端の戦略がわかる」を読めば、amazonの事業戦略が学べます。
通常、企業は利益を出すことが最大の目標です。しかしamazonは”意図的に”利益を抑え続けています。この意図の裏にある事業戦略、ジェフ・ベゾスの野望を知ればきっと真似したくなります。
ビジネス拡大戦略を考えたい方におすすめなビジネス書です。
読んでみて正解でかなりの興味深い内容でした。アマゾンが初期赤字続きだったくらいは知っていたのですがマーケットプレイスが経営的に大きな役割を持っていることは気づいていませんでした。またクラウド事業にここまで力を入れているという事も恥ずかしながらほとんど知りませんでした。M&Aもニュースでたまに聞いたことはありますがとにかくアマゾンは合理的かつ未来への投資がすごいことがわかりました。私もこれらの仕組みを参考に仕事に活かせたらと思います。
AI vs 教科書が読めない子どもたち
著者 | 新井 紀子 |
ページ数 | 287 |
発売日 | 2018/2/2 |
出版社 | 東洋経済新報社 |
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」を読めばAIに仕事を奪われないための方法がわかります。
AIといえば、AIが人類を滅ぼすSF映画のような展開を思い浮かべがち。本書は「人類を滅ぼすことは無いが、仕事は奪われる」とAI技術を冷静に認識しています。さらにAIに仕事を奪われないための施策を述べており、ビジネスにも役立つこと間違いなしです。
長年ビジネスを続ける20代、30代、40代の方にぜひ読んでいただきたいビジネス書です。
AIにできないことが、人間として価値があることですが、その人間がAIのレベルになってきていることへの警告であり、読解力がない、物事の意味を理解していないことが自分でも起っていないかを振り返るとともに、これからを生きていくことになる子供たちにも、どうか人間としての価値を高めたまま社会に出て行ってほしいと強く感じるようになりました。AIと人間は対立していくものではなく、共存していく必要があることも本書を読むことで感じることが出来ました。
ワーク・シフト
著者 | グラットン,リンダ |
ページ数 | 402 |
発売日 | 2012/7/28 |
出版社 | プレジデント社 |
「ワーク・シフト」を読めば、消費者ニーズが変化する世の中で、ビジネス方針を考え直すヒントを得られます。
本書は経済構造と時代の変化を客観的にとらえ、説明しています。消費者ニーズは「大量消費から情熱を傾けられる経験へ」つまりモノ消費からコト消費に変化。同じように働き方も変化しているのです。
世代や業種を問わず、全ビジネスパーソンに読んでほしいおすすめビジネス書です。
『ワーク・シフト』というタイトル通り、ビジネスのあり方を根本的に変えていく必要が出てきていることを説いている本書。自分自身に置き換えると、物販業に携わっていますが、消費者の要望が変化してきていることは感じていました。物が大量に安定供給されており、耐久品質も良くなってきているので、買い替えサイクルは年々伸びてきてます。そのため、自ずと消費者の物に対する購入意欲が弱くなっているのを感じます。かたや、コト消費という言葉のように、サブスク形式のコンテンツ配信やアプリ利用、音楽フェス・ライブ、旬の情報提供に対して対価を得るビジネスが伸びてきているのも実感してます。まさに、本書では、このような経済構造の変化を客観的な事実に基づいて、分かり易く解説されていますので、自身の見つめ直しに役立ちました。
おすすめビジネス書|経営哲学を学ぶ
歴代の偉人たちから本を介して経営哲学を学べます。私が会社を経営する上で参考にしている本をご紹介します。
チーズはどこへ消えた?
著者 | スペンサー・ジョンソン |
ページ数 | 96 |
発売日 | 2000/11/30 |
出版社 | 扶桑社 |
「チーズはどこへ消えた?」を読むと、環境や周りの変化に恐れず行動できる思考が身に付きます。
本書でいうチーズは「読者が欲するもの」です。目の前にチーズが無くなってしまう危機的状況は人生いつでも起こりうることです。そんな時でも臨機応変に対応できる人になる為にやるべきことを物語形式で分かりやく教えてくれる内容です。
何事も決めつけてしまいがちな人に特におすすめです。
もっと早くこの本に出会ってれば良かった!と思いました。読んだきっかけは、所属する組織のトップの変更に伴い、新しい革新的なやり方に変わろうとしていたこと。これを機に自分もマインドを変えないと組織変化に付いていけないと感じて本書を選びました。インターネットの評価を見ると、大企業なども本書を研修に活用しているなどの意見があり、そうであれば間違いない!と思いました。実際に「変化」に対して怖いという今までのマインドは改善され、むしろ「変化」を拒む方がよっぽど怖い、という風に考えられるようになりました。
ディズニーCEOが実践する10の原則
著者 | ロバート・アイガー |
ページ数 | 360 |
発売日 | 2020/4/4 |
出版社 | 早川書房 |
「ディズニーCEOが実践する10の原則」は、低迷していたディズニーを成功に導いた著者の体験とともに実践すべき10の原則を学べます。
テレビ局の雑用からディズニーの経営まで上りつめた筆者の数々のストーリーを明かしており、ビジネスマンとして苦悩する姿に共感できる部分もあり、興味深い内容となっています。
エンタメ業界にいる人や、ビジネスで成功したい人には必見な一冊です。
読んでいるだけで強烈なリーダーシップを感じましたし、成り上がった経営者としても非常に興味深く面白い内容でした。特に、これだけリーダーシップを感じられたのは本には出会ったことがなかったので、リーダーとしての真の強さや姿を痛感できたことは自分にとっても素晴らしい作品を読んだなと感じました。また、元々はテレビ局の平社員から始まりディズニー企業のトップに成り上がっていく展開には勇気ももらえましたし、悩んでいる時には何度でも読み返したくなります。
1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書
著者 | 藤尾秀昭(監修)その他大勢 |
ページ数 | 424 |
発売日 | 2020/11/30 |
出版社 | 致知出版社 |
「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」を読めば仕事と人生に対して熱意が湧いてきます。
365人の仕事のプロフェッショナル達が仕事に対する熱い言葉を与えてくれます。1年間1日1話、スキマ時間で読む習慣を付けて自分の仕事に対する意識を鼓舞できます。座右の銘や人生の指針となる言葉に出会えるかもしれません!
時間がない人や、多くの人の視点から物事を見たい人におすすめのビジネス書です。
著名人それぞれの方の体験談には非常に説得力がありました。読んでいると中にはアドレナリンが湧いてくるようなお話もありました。また、内容的には非常に濃かったですが、それぞれの要点を短くまとめられていたので非常に読みやすかったですし、刺激にもなり活力アップにも繋がったので大変良かったと思います。出来ればもっと若い頃にこの本を読んでいたらとは感じましたが、社会人としても通ずるものが沢山あり非常に為になりました。
ビジョナリー・カンパニー
著者 | ジム・コリンズ |
ページ数 | 475 |
発売日 | 1995/9/29 |
出版社 | 日経BP |
「ビジョナリー・カンパニー」はシリーズ化されており、今回紹介するのは最初の著書です。
昨今の変化の激しい世の中において、際立った成果を残し続ける企業に共通した法則を学べます。その企業において求められる人材であり続ける為に、必携である一冊です。
不確実性が高く、将来予測が難しい現代に活躍したいビジネスパーソンにおすすめです。
会社を没落せずにずっと繁栄し続けるためにはどうすれば良いかということが書いてあります。かといって経営者だけに役に立つものではなく、組織をまとめる人がその組織を上手くマネジメントしたいときにこの本はかなり役に立つと思いました。実際に私もプロジェクトのリーダーを任されてからこの本を読んでみたのですが、進歩を促す、基本理念を維持するという項目はチームのモチベーションを保つためにもかなり役に立ちました。
プロフェッショナルの条件
著者 | P.F. ドラッカー |
ページ数 | 266 |
発売日 | 2000/7/1 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
「プロフェッショナルの条件」は経営学者ドラッカー流『成果の上げ方』を学べます。
ドラッカーが自身の著書と論文を元に、仕事で成果を出す為に必要なことを教えてくれます。プロフェッショナル(知的労働者)がビジネスを左右する時代に、著者が条件を実践し自己実現していきたいですね。
ビジネスパーソンとして高みを目指していく上で、必見の一冊です。
中年で転職して「プロフェッショナルとは?」と考えたときに読みました。組織の存在理由は組織外の世界への奉公であり、組織への貢献が成果であるという指摘に共感しました。真摯に、誇りを持って仕事を遂行するようにとの教えに、高揚感を覚えました。自分の仕事に対して自分で評価させられる職場で、最初は違和感がありましたが、本書を読んでからは自分で評価することを仕事に組み込むようになりました。自分で評価することを繰り返すことで、仕事や自分を冷静に分析するようになりました。
ザ・ゴール(THE GOAL)
著者 | ゴールドラット,エリヤフ |
ページ数 | 560 |
発売日 | 2001/5/18 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
「ザ・ゴール(THE GOAL)」は、利益を生むために必要な制約理論を学べます。
本書は小説形式になっており、閉鎖の通知を受けた製造業の工場長が主人公です。工場の立て直しのプロセスを例にプロジェクトマネジメントを学べます。さて、企業のザ・ゴール(究極の目標)は何か?
製造業に限らず、企業として生産性の向上は必須です。自分の仕事に置き換えて読みたい一冊です。
個人ではなくチーム・組織として成果を出そうとした場合、特定の個人が突出して成果が高くても、ある1人の成果がでないことで、その突出した成果をいかせず、結果として組織全体としての成果があがらないことを実感しました。自分の勤めている組織は製造業ではないのですが、なぜ在庫が増えるのか(とりわけ不良在庫が増えるのか)、そしてその対策としてどこにメスを入れたらよいのか、について気づきを得ました。また、ある意味組織は生き物で、状況は常に変わるので、昨日のボトルネックが今日同じ場所で起こっているとは限らず、別の場所で起こりうるから、継続的な注視が必要な点も、プロジェクトマネージャである自分の立場において、とても有益な内容でした。
超入門コトラーの「マーケティング・マネジメント」
著者 | 安部徹也 |
ページ数 | 312 |
発売日 | 2014/1/20 |
出版社 | 丸善出版 |
「超入門コトラーのマーケティング・マネジメント」はマーケティングの神様コトラーの名著「マーケティング・マネジメント」を超わかりやすくしたビジネス書です。
本書はマーケティング理論のエッセンスを分かり易く解説。「マーケティング・マネジメント」では理解できなかったことを簡単に理解出来るので、コトラーの本で挫折した人にもおすすめ。
マーケティング担当の方には必読のビジネス書です。
マーケティングについての基本中の基本的の部分が学べたので入門編としては非常に勉強になりましたし、基礎が知れたことにより更に詳しく知りたくなったのでとても興味が湧きました。また、原著はとにかくボリュームのある本だったので読むのも大変で、理解する為にも何度か読み返しましたが、本書はすっきり。マーケティングの全体像が掴めました。入門編なので実践的なものはなかったですが、更に知りたくなる向上心が湧いたので非常に良かったです。
実学
著者 | 稲盛 和夫 |
ページ数 | 194 |
発売日 | 2000/11/7 |
出版社 | 日本経済新聞出版 |
「実学」を読めば経営のための経理が理解できます。
本書は会計の実務的スキルが身につく本ではありません。「例えるなら会計は、経営という飛行機のコックピットである」稲盛氏の経営と会計に対する哲学が吸収できます。
京セラとKDDIを創業した稲盛氏の経営哲学を吸収し、成長したい方におすすめのビジネス書です。
会計の知識がある程度は必要なので難しさはありましたが、経営者として今後更にどう会社を発展させていくかなどのが書かれていたので、非常に為になりました。また、そのどのように発展させていくかのかも、会計を通した発展の仕方なので、作品自体は比較的古い本ではありますが、斬新だったので真新しいものを感じられました。経営者の方には是非読んでもらいたいと思いましたし、経営者ではなくても経営者目線として学べるものが多くあったので、色々と吸収でき非常に良かったです。
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本の口コミ・感想について
本の感想は下記調査で集めています。メリット・デメリットを正直に記載頂いています。
【本の感想】
調査対象:実際に本を読んだ人
調査手法:ランサーズ
調査期間:2021年9月13日~12月15日
当サイトでは実際に本を読んだ人の生の感想を重視して掲載しています。
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