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ミスミソウのあらすじと感想、ネタバレをご紹介します。短いあらすじを知って興味を持ったらぜひ、書籍やDVDをご覧ください。
サクッと内容の把握ができるので、読んだことがない人でもすぐ語れるようになります。会話の話題づくりにもぜひお役立てください。
ミスミソウ ネタバレのあらすじ①
主人公は野咲春花。東京から引っ越してきた中学三年生です。引っ越した先の学校で、同級生からいじめを受け始めました。
いじめのリーダーは小黒妙子。靴を捨てられたり泥まみれになったりいきすぎたいじめをうけていました。父が学校に相談しても先生は見て見ぬふりで、春花は耐えるしかありませんでした。
ある時、春花の自宅に火がつけられ、春花の両親は焼死、妹の祥子は助かったものの大やけどをおって意識不明の状態になってしまいました。放火の首謀者は今までいじめてきていたうちの1人、流美でした。その事実を知った春花は復讐をすることに決めました。
放火に関わった同級生たちを殺すことにきめました。復讐を一人ずつ終えたあと、今度は春花の祖父が犠牲になります。それは春花と近い存在だった晄によるもので、それを知った春花は晄も殺し、その中で流美も死に、春花も大きな傷をおい、のちに雪の上で息を引き取りました。
最後に1人生き残ったのは、昔に実は春花と仲良しだった妙子でした。妙子は春花の家の放火に関わっていませんでした。1人残った妙子は卒業式の日に何を思うのか。妙子が春花をいじめていたのは春花が好きすぎた故でした。いなくなった春花を想って遠くを見つめていました。
ミスミソウ ネタバレのあらすじ②
主人公・野咲春花は田舎の中学校に通う3年生で、父親の仕事の都合で東京から転校してきました。クラスメイトの相場晄も東京からの転校組で、二人は直ぐに仲良くなります。クラスのボス・小黒妙子は、春花が晄と仲良くするのが気に入りませんでした。
そこで彼女は、取り巻きを使って春花をイジメるようになります。春香の両親がイジメに気づき、担任の南京子に相談しました。しかし、京子は両親の訴えを取り上げるどころか、事を荒立てるなと文句を言います。京子は、学校が廃校になる前に、事を荒立てたくないのでした。
春花たちは諦めて、卒業まで登校拒否を選択しました。そんな中、春花が晄との散歩から戻ると、家は火の海に包まれています。結果、両親は焼死し、妹・祥子は意識不明の重体になりました。その後、春花は祖父に引き取られ、学校に通い始めます。
当日、彼女はイジメグループの橘吉絵、加藤理佐子と三島ゆりの3人に呼び出され、自宅の火災が同グループの仕業だと告げられました。その上、春花は吉絵に馬乗りになられ首を絞められます。彼女は咄嗟に手にした釘で吉絵の右目を刺し、鉄パイプで殴り殺しました。
春花は、他の二人も殴り殺してしまいます。ここから、彼女の壮絶な復讐劇が始まるのでした。
ミスミソウの全文は書籍で読めます。押切蓮介の世界観を存分に感じられるので、ぜひ読んでみてください。
author:執筆者:高橋渉
ひどくてグロい?「ミスミソウ ネタバレ」の感想・口コミ
【感想・評判調査概要】
調査対象:本書を読んだ人
調査手法:インターネット回答
20代女性
衝撃的な言葉や行動が多く描かれていて、トラウマになるような映画でした。ホラーにも近いグロいようなシーンも多くあり、目を瞑りたくなるような場面もありました。人間は何か許せないことがあったときに復讐をしたいと考えますが、それを極端に悪い方に振り切ったパターンだと感じました。しかし、意外にも人間の心には小さく存在してしまう感情なのだということにも気づき悲しくなると共に、人間の心は脆く弱いものだと、自分に胸を当てて考えるきっかけになりました。
60代男性
ヒロイン・野咲春花を山田杏奈が熱演しています。春花が追いつめられた背景には、教師である南京子の存在もありました。そこには「旭川いじめ事件」に重なるものがあるのかもしれません。また、相葉の本性も異常だと判明し、人間関係の複雑さが増しました。その意味では、精神的に来るストーリー展開だと言えます。ラストシーンは原作とは違いますが、読者としては納得できるものです。いずれにせよ、本作は和製サイコ・ホラーの傑作と言えるでしょう。
春花のセリフ「春になったらわかるよ」の意味とは?
「春になったらわかるよ」というセリフは、春花が相葉の問いかけに応えたもの。
春花の言葉の意味は、春が来て雪が解ければ同級生の殺害された遺体が見つかるということです。相葉は春花に、自分と一緒に東京行くことを勧めていましたが、春花は自首する覚悟だったと思われます。
ミスミソウの結末&ラストシーンの考察
映画ミスミソウの結末をラストの考察をします。
相馬の本性がやばい!衝撃の結末
相葉は異常なカメラヲタクで、人の命よりも被写体を優先してしまいます。彼が撮った写真の中に、燃える春花の父と妹の姿がありました。春花はそれを見て逆上し、手元のボウガンで相葉を殺害してしまいます。
彼女も彼から殴られており、雪の上で意識を失い、そのまま命を落とすのでした。あまりの壮絶な結末に、誰もが言葉を失うことでしょう。
ラストの考察
同級生の中では妙子だけ生き残っていました。妙子が春花をいじめていたのは春花が好きすぎた故で、いなくなった春花を想って遠くを見つめていました。1人だけ生き残った裏にあった悲劇を今後背負って生きていくと思われます。
ミスミソウ原作と映画の違い
ミスミソウの原作と映画の違いを解説します。
妙子は生きている
本作と原作との大きな違いは、妙子の生存に関することです。原作では、春花に会った後に流美と争いになり、その最中で命を落とします。一方、映画では最後の卒業式シーンで妙子が生きていることが分かりました。彼女だけが生き残り、無事に中学校を卒業します。
おじいちゃんが生きてるかは不明
その他、本作では春花の祖父の生死が不明ですが、原作では命が助かっています。
原作では、春花のおじいちゃんが電車に乗って1人で引っ越しをしていることから、春花は死んでしまったことが想像できます。春になって、雪が溶けた頃には、息子夫婦と孫2人を失った祖父が1人になってしまった悲しいラストでした。
ミスミソウの基本情報
作品の詳細 | 内容 |
---|---|
作品名 | ミスミソウ |
カテゴリー | サイコホラー小説 |
著者 | 押切蓮介 |
発売日 | 2008年3月17日 |
ページ数 | 248 |
言語 | 日本語 |
ISBN-10 | 4575520942 |
ISBN-13 | 978-4575520941 |
ミスミソウの原作は漫画
ミスミソウの原作は漫画です。まずは原作から読むのもおすすめ。
ミスミソウのあらすじ、ネタバレのよくある質問
ミスミソウ ネタバレのよくある質問に回答します。
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