本ページは広告が含まれます。私たちのパートナーのリストを公開しています。
金太郎のあらすじと感想をご紹介します。短いあらすじを知って興味を持ったらぜひ、書籍をお読みください。
サクッと内容や登場人物の把握ができるので、読んだことがない人でもすぐ語れるようになります。会話の話題づくりにもぜひお役立てください。
金太郎のあらすじ①
むかしむかし、現在の神奈川県の南西部に位置する足柄山に親子2人が住んでいました。子供の金太郎は、生まれた時から這い這いで石臼を引き摺る大人な顔負けの力持ちでした。
母親は、元気に大きく成長するようにと願いをかけて金の字を刺繍した腹掛けを作ってあげました。金太郎は、足柄山の動物達と遊んでいるうちに大きな腹掛けがピッタリになるほど大きく成長し、母親から与えられた鉞で薪割りを手伝っていました。
金太郎は、秋には仲間の動物動物達に栗拾いに誘われて出掛け、崖にかかっているはずの橋がなくなっており、動物達は崖を渡れず困ってしまいました。そこで、金太郎は、自慢の怪力で崖の近くにあった大きな木を一気になぎ倒して崖に丸太の橋をかけてあげました。
金太郎と動物達は、金太郎がかけた橋を渡り、周りを気にする事なく夢中で栗拾いを始めました。すると、大きな熊が出て来て動物達を怖がらせますが、金太郎は勇敢に熊に立ち向かい熊を倒します。
熊は、降参して動物達と仲良くなりますが、その様子を見ていた源頼光が母親と話し家来とします。源頼光家来となった金太郎は、坂田金時として頼光四天王となり、摂津大江山へ向かい酒呑童子を退治しました。
金太郎のあらすじ②
足柄山の山奥の家に金太郎という赤子とその母親が暮らしていました。金太郎は、生まれた時から石臼を引き釣り回せるほどの怪力で金太郎が歩き始めると母親は金太郎に腹掛けを作ってあげました。
腹掛けはサイズがとても大きかったのですが、これには理由があり、母親のすぐにそのサイズを通り越すほど無事に成長してほしいという祈りが込められて板です。
そんな母の思いを受け取ったのか走りませんが、金太郎は山奥に住む動物たちと一緒になり遊んだことで急速に体に筋力が付き、すぐに母親が作り上げた腹掛けのサイズにぴったりなガタイへと成長していきました。
すると母親は、マサカリを金太郎に渡して巻き割の手伝いをしてほしいと頼むと、金太郎は巻き割を了承し、力の弱い母に代わって薪を割る仕事を了承したのです。
しばらくして、金太郎は山奥に住んでいる動物たちから栗を拾いに行かないかという話を持ち掛けられ、栗を拾えることは母を喜ばせることだからということから了承し栗拾いに参加をします。
ですが途中で栗拾いに行ける道にかかっていた橋がないことに動物たちは気が付き、途方に暮れていると金太郎が橋を作り上げ、動物たちとともに再び、栗拾いに出かけていくのですが金太郎は大きな山奥のボス的存在であるクマに遭遇してしまうのです。恐怖ですくみ上る動物たち、果たして金太郎はどうなるのでしょうか。
金太郎の全文は書籍で読めます。子供向けで読み聞かせにもぴったりなので、ぜひ読んでみてください。
author:執筆者:高橋渉
昔話「金太郎」の感想・口コミ
【感想・評判調査概要】
調査対象:本書を読んだ人
調査手法:インターネット回答
40代女性
金太郎は、アニメ銀魂の坂田銀時のモデルだったので興味深く、寂しい足柄山の山奥で親子2人で住んでいた1人の子供が朝家の守護とも称される源頼光の四天王になる展開で面白い童話でした。金太郎は、力持ちだけど動物達と仲の良い穏やかな人物であり、母親と源頼光の2人に説得されてやっと出仕する親孝行さに感心します。金太郎は、動物を従えている所や鬼退治が1000年以上前の桃太郎に影響を受けているように感じてしまいますが、モデルが明確で親しみが湧きます。
30代男性
誰も傷つけることなく、勝敗について相撲という形で勝敗を決めているなど自分が持つ力という物を他人のためにフル活用しているのは、ヒーローの定番だというのが金太郎の話です。持っているマサカリも人を傷つけるためではなく、母親のお手伝いで持っていたにすぎないため、クマと対峙した時でさえマサカリを使用すれば勝てるのに、あえてそうしないというのは、まさに人を傷つけないヒーローの定番に見えます。逆に最近のヒーローは平気で武器を使うので金太郎ほど素晴らしいヒーローであるように見えないです。
昔話「金太郎」の登場人物&動物
金太郎の登場人物は3人です。
- 金太郎
- 金太郎の母親
- 源頼光
他には足柄山の動物達が登場します。
- 猿(さる)
- 狸(たぬき)
- 猪(いのしし)
- 熊(くま)など
金太郎は、宮中に出仕していた坂田蔵人と八重桐の間に956年5月に誕生した実在の人物であり、源頼光に使えるようになって坂田金時と名乗るようになっています。八重桐は、父である彫刻師十兵衛と上京した際に坂田蔵人と出会ったとされ、十兵衛と帰郷して金太郎を出産し育てたとされています。
しかし、山越えをする人々を食い殺す山姥の子とする伝承もあります。源頼光は、藤原道長の側近として朝家の守護とも称される名将であり、大江山夷賊追討の勅命を受けて酒呑童子を退治したとされています。
金太郎の魅力&見どころを解説!意外と知らない結末
金太郎の魅力を解説します。
金太郎の人間性
金太郎は、子供の頃から力持ちだけど親孝行な心優しい子供です。寂しい足柄山の山奥に住んでいながら毎日動物達と過ごしている癒されるストーリーが良いですね。
動物のために橋を作る点の他、相対する動物のクマと遭遇した際、マサカリを使用せずに対峙するなど力の使い方を心得ています。ものすごく力が強い人は力に溺れて自分のために利用しがちですが、金太郎は力を他人や動物に生かすヒーローそのものです。
また、動物達が怖がる熊に立ち向かい打ち伏してしまう勇敢さに加えて、敵だった熊も仲間にしてしまう度量の大きさが見所です。
物語の最後は四天王になって鬼退治
京都で大きな力を持つ源頼光の目にとまり、源頼光の四天王として鬼討伐を成し遂げる結末も良いです。何よりも、歴史上の事実が織り込まれている点が良いと思います。
金太郎の基本情報|読み聞かせの絵本や英語版書籍はある?
作品の詳細 | 内容 |
---|---|
作品名 | 金太郎 |
カテゴリー | 日本昔話 |
著者 | 不明 |
発売日 | 未詳 |
ページ数 | 46 |
言語 | 日本語 |
ISBN-10 | 4522182147 |
ISBN-13 | 978-4522182147 |
イラストがある絵本は子どもの読み聞かせにぴったりです。
金太郎の英語版書籍
金太郎は英語版の書籍もあります。
金太郎のあらすじ、ネタバレのよくある質問
金太郎のよくある質問に回答します。
「金太郎」のドラマ・映画・関連動画
「金太郎」はまんが日本昔話でアニメ化されています。
他にも金太郎の歌や読み聞かせ、アニメ紙芝居の動画がYouTubeにあります。また、ミュージカル化もされています。
サラリーマン金太郎という漫画がありますが、昔話の金太郎とは別物です。
コメント