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東野圭吾ファンが選んだ!東野圭吾さんのおすすめ小説ランキング30選をご紹介します。
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- 1位:白夜行
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東野圭吾の代表作になるだけのおもしろいストーリーだから一読をしてみては?
- 2位:容疑者Xの献身
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最初から最後まで一気に読める本だから、ぜひ読んでみて!
- 3位:ナミヤ雑貨店の奇蹟
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小説を読んで心穏やかな気持ちになったのは久しぶり!絶対読んだ方がいいよ
- 4位:沈黙のパレード
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ガリレオシリーズでとにかく面白いから読んでみて!
- 5位:マスカレード・ナイト
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東野圭吾の作品で警察官がホテルマンになって事件を解決していく様が興味深い
- 6位:新参者
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謎が多くて、一緒に真相に辿り着けるから面白いよ。
- 7位:希望の糸
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悩みが軽くなり、自分の目標が見つかる本だよ
- 8位:ガリレオの苦悩
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頭の中で、福山雅治さんを想像しながら読めるから面白いよ。
- 9位:赤い指
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人間の本質が見える。
- 10位:禁断の魔術 ガリレオ8
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自分の推理を試すための犯人探しが楽しいよ
- 11位以降はこちら
人気順位参考元:Amazon.co.jp
author:執筆者:高橋渉
ファン人気投票!初心者におすすめな東野圭吾の作品
東野圭吾のファンが初心者におすすめする作品をご紹介します。
当ブログで独自に東野圭吾のファン84人に人気投票アンケートを行ったところ、初心者におすすめな作品1位は16%のファンから選ばれたナミヤ雑貨店の奇蹟でした。
実際のファンの口コミ・評判は下記をご覧ください。
おすすめ作品:ナミヤ雑貨店の奇蹟
おすすめ理由:東野圭吾の一般的な作風とは違う作品だから
おすすめ作品:パラドックス13
おすすめ理由:この著者の作品は刑事が出てくる事件物が多いですが、本書は超常現象の中での人間模様を描いていて、他の作品とは一味違うから。
おすすめ作品:流星の絆
おすすめ理由:東野圭吾さんの作品もどれも伏線回収が素晴らしいですが、特にこの作品は自分の中で読みやすかった為です
- 流星の絆|流星の絆は、初心者でもストーリーに入りやすい内容なため。(30代男性)
- 危険なビーナス|テレビドラマにもなった作品ですが、ドラマよりもはるかにおもしろいです。(60代女性)
- 麒麟の翼|色々と考えさせられる作品。(30代女性)
- 希望の糸|自分以外でこんなに悩みを抱えて生きている人間が多いということを印象付けられる本でおすすめです。(20代男性)
- ナミヤ雑貨店の奇蹟|懐かしさが込み上げてくるような感動作品になっているから、読んだことがない大人にはオススメです。(30代女性)
- 手紙|加賀さんが出てくると初心者には難しいと思うので。手紙は切なさもあり涙なしにしては読めない温まる本。(30代女性)
- その他|超・殺人事件は短編小説になっているので読みやすい(40代女性)
1位:白夜行
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 白夜行 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2021/9/1 |
ページ数 | 827 |
ISBN-10 | – |
ISBN-13 | – |
白夜行は2人の大事な世界を守るために全てを犠牲にする究極の純愛ストーリーです。
白夜行のドラマ・映画・関連動画
白夜行のドラマ・映画・関連動画をご紹介します。
白夜行のあらすじ
美しい雪穂は少女時代は貧しい生活を送っていましたが、彼女の母が亡くなってからはお金持ちの養女になり、何不自由なく暮らし学校に入学してからも成績優秀でした。一方質屋の息子である亮司は暗く陰険な少年で、自分の父親が殺されてしまいます。雪穂と亮司は子供のころから仲が良い友人どおしでした。何らかの事情で雪穂に関わった人物は男女問わず、必ず不幸なことが起きていました。笹垣は大阪府警の刑事で雪穂や亮司の周囲で発生することに疑問を持ち、二人をどこまでも追いかけていき、その理由は笹垣が雪穂が何か行動するとその近くに必ず亮司がいることを感づいたからでした。
白夜行についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
白夜行の感想・レビュー
最後は意外な結末で幕を閉じる
作品を読むまでは、なぜ白夜行と言うのか不明でしたが、読後はそのタイトルはぴったりだと感じました。
(60代男性)
愛の形を考えさせられる1冊
特に亮司が雪穂のことを一途に想い裏の世界から必死に支える献身性に愛を感じました。
(30代女性)
「『東野圭吾の作品が好きな人』『意外な結末の小説が好きな人』『サスペンス小説が好きな人』におすすめ」という声が多く見られました。
2位:容疑者Xの献身
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 容疑者Xの献身 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2005/8/25 |
ページ数 | 352 |
ISBN-10 | 4163238603 |
ISBN-13 | 978-4163238609 |
容疑者Xの献身は天才数学者と天才物理学者の、二人の「天才」の頭脳戦を描いた作品です。
容疑者Xの献身のドラマ・映画・関連動画
容疑者Xの献身のドラマ・映画・関連動画をご紹介します。
容疑者Xの献身のあらすじ
高校の数学教師である石神は、実は天才的な数学者。うら寂しいアパートで一人暮らしをする彼は、隣の部屋に一人娘と暮らしている靖子に、ひそかな恋心を寄せていて、彼女の働く弁当家で昼食を買うのが、毎日のささやかな楽しみだった。ある日、靖子の元夫が、金をせびりに靖子の部屋を訪れる。靖子から金を受け取りながら「お前は俺から逃げられない」と卑しく笑う元夫の後頭部に、靖子の娘は花瓶を振り下ろし・・・。天才的な頭脳を駆使し、靖子と娘を警察から守ろうとする石神と、いくつもの難事件を解決してきた天才物理学者湯川の、頭脳戦が始まります。
容疑者Xの献身についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
容疑者Xの献身の感想・レビュー
最後には切なさで胸が苦しくなる、本格ミステリー小説
読んだきっかけは、この小説が映画化されたことです。ずいぶん話題になった映画なので、「そんなに面白いなら原作を読んでみよう」と思い、本を手に取りました。天才数学者の「完全犯罪」はどうやっても解決できそうになく、ハラハラしながらも読む手が止まりません。謎が解き明かされた時には、正直「やられた!」と思いました。
(40代女性)
そこまでするのかという衝撃的な話
天才数学者vs天才物理学者という触れ込みに興味を持ち読んでみました。人生の希望もなく死のうとさえしていた天才数学者が、偶然隣に引っ越してきた女性によって生きる希望を見出し、彼女のために人生をかけるという愛情のすごさに心を動かされました。最後まで読んだときにタイトルの意味が分かると思います。
(40代男性)
「ミステリー好きなだけでなく、登場人物に感情移入しながら読みたい人におすすめ」という声が多く見られました。
3位:ナミヤ雑貨店の奇蹟
項目 | 内容 |
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タイトル | ナミヤ雑貨店の奇蹟 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2012/3/28 |
ページ数 | 385 |
ISBN-10 | 4041101360 |
ISBN-13 | 978-4041101360 |
ナミヤ雑貨店の奇蹟は悪事をした少年たちが悩み相談を受け変わるストーリーです。
ナミヤ雑貨店の奇蹟のドラマ・映画・関連動画
ナミヤ雑貨店の奇蹟のドラマ・映画・関連動画をご紹介します。
ナミヤ雑貨店の奇蹟のあらすじ
とある若者3人は現在逃走中の身で、とある町の廃屋に身を潜めています。 日の出とともに出発する為に体を休めていた3人ですが、その廃屋には何故か不思議な力があり、過去からの手紙が届きます。 その手紙は廃屋の家主ナミヤさんが趣味で始めた手紙を介した「悩み事相談」でした。 その不思議な手紙がなぜか過去から現在へ届いてしまいます。 そして若者たちは興味本位で手紙に返事をかき、投函しました。(手紙はナミヤ雑貨店の外に置いてある牛乳入れに入れる事がルールでした。) 投函して間もなく自分たちの手紙に対する相手からの返答の手紙が届きました。 そうした手紙を何通もやりとりしていく中で、若者たちはある事実に気づきます。 その「事実」にたどり着くまでの布石こそが本作の最大の見どころとなります
ナミヤ雑貨店の奇蹟についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
ナミヤ雑貨店の奇蹟の感想・レビュー
東野圭吾さんらしい最高の一冊でした
映画化された事がきっかけで本作を手に取りました。読み進めて行く毎に「人と人の繋がり」そして各々が「守りたいもの」と若者たちの葛藤や生き様、それぞれが大きな物語として何一つ欠ける事なく出来上がった大作だなと思いました。
(30代男性)
驚きと感動!ミステリーファンタジー!
いくつも東野圭吾作品が並ぶ中で、奇蹟という不思議な漢字が目を惹き手に取りました。読んでみると、作中に出てく悩み相談がとてもリアルで難しく、真剣に悩む主人公の少年たちと一緒になって考えてしまいました。最後には複数の悩みや少年たちの過去等、東野圭吾ならではのまとめ方で、驚き感動しました。優しさが詰まった本です。
(20代女性)
「伏線回収が綺麗な作品が好きな人におすすめ」という声が多く見られました。
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4位:沈黙のパレード
項目 | 内容 |
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タイトル | 沈黙のパレード |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2021/9/1 |
ページ数 | 496 |
ISBN-10 | 4167917459 |
ISBN-13 | 978-4167917456 |
沈黙のパレードは町を熱狂するパレードの裏で繰り広げられるミステリーです。
沈黙のパレードのドラマ・映画・関連動画
沈黙のパレードのドラマ・映画・関連動画をご紹介します。
沈黙のパレードのあらすじ
アメリカ帰りの湯川のもとに、刑事が相談にやってきます。なんと、行方不明となっている女性の遺体が過去に殺人罪で無罪になっている者の実家で発見されたというのです。しかし、またも容疑者の男性は証拠不十分で無罪となってしまい、釈放されてしまいます。しかも、その男は隠れることもなく、女性の遺族のもとに現れたのです。遺族やその町には、憎悪が満ちあふれます。そして、その男に対する復讐劇が幕を開けるのでした。天才物理学者の湯川は、この事件や復讐劇に対して、どのように推理を繰り広げるのか、目を離せない展開が待ち受けます。
沈黙のパレードについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
沈黙のパレードの感想・レビュー
読み始めたら止まらない1冊
これぞ、東野圭吾というべき一冊ではないかと思います。とにかく、スケールの大きなストーリーだなと感じました。映画化されそうだなと感じました。湯川のキャラも少し変化しているように感じました。それもまたおもしろいです。
(30代男性)
最後の最後まで真相がわからない。
東野圭吾作品の代表的なシリーズである「ガリレオシリーズ」は、新作が出るたびに読んでいます。今回の作品は容疑者が誰なのか、容疑者が多すぎて最後までわからないところが非常に面白かったです。二転三転する展開も期待を裏切らず、読み応えがあります。
(40代女性)
「ガリレオシリーズが好きな人におすすめ」という声が多く見られました。
5位:マスカレード・ナイト
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | マスカレード・ナイト |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2020/9/18 |
ページ数 | 544 |
ISBN-10 | 4087441520 |
ISBN-13 | 978-4087441529 |
マスカレード・ナイトは優秀な刑事と優秀なホテルマンで解決するストーリーです。
マスカレード・ナイトのドラマ・映画・関連動画
マスカレード・ナイトのドラマ・映画・関連動画をご紹介します。
マスカレード・ナイトのあらすじ
マスカレード・ナイトは東野圭吾の作品で、彼の人気作品のマスカレード・イブやマスカレード・ホテルの続編にあたり、ホテルへの事件の予告があると警視庁捜査一課の刑事である新田がホテルマンに扮してホテル・コルテシア東京のフロントに立ちます。一方ホテルの有能な女性スタッフでコンシェルジュの山岸も新田と仕事を始めたころは新田に対してそれほど良い印象がなかったのですが、仕事を一緒にしているうちに仲がよくなってきました。ホテル・コルテシア東京で大晦日の晩にカウントダウンパーティである仮面パーティが催されます。ホテルに殺人予告が届きます。殺人者がパーティに現れるというものです。そこで新田が再度ホテルで仕事をすることになりました。
マスカレード・ナイトについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
マスカレード・ナイトの感想・レビュー
まさにホテル自体が仮面をかぶっているようです。
東野の前作であるマスカレード・イブに続く作品ですが、私自身はマスカレード・イブやマスカレード・ホテルよりもこのマスカレード・ナイトのほうが楽しめました。一見華やかそうに見えるデラックスホテルの別の一面を見たように感じ、人間関係の複雑を思い知りました。
(60代女性)
ハラハラドキドキな展開がたまらない一冊
前回のマスカレードホテルで、ホテルの内部事情やお仕事を知ることが出来て、読んでいて、まるで、自分がフロントクラークをしているような錯覚をおこしました。犯人逮捕したい新田とホテルの客を大事にしたい尚美の不器用な二人のコンビが何ともいえない物語で面白かったです。
(50代女性)
「サスペンス小説が好きな人におすすめ」という声が多く見られました。
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6位:新参者
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 新参者 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2013/8/9 |
ページ数 | 416 |
ISBN-10 | 4062776286 |
ISBN-13 | 978-4062776288 |
新参者は事件と人間模様をうまく絡めた構成になったミステリー作品です。
新参者のドラマ・映画・関連動画
新参者のドラマ・映画・関連動画をご紹介します。
新参者のあらすじ
ある男性刑事が、ある街にやってくる。様々な人間模様に触れながら、起こる時間を解決していく。ただ、その人間関係は複雑に絡み合っており、よそ者にはなかなか入り込めない、踏み込めない、拒まれる領域がある。横のつながりも深く、人の関係性や心はとても複雑で、よそ者である新参者にはなかなか素顔を見せてくれない。でも、主人公は巧みな話術や、観察力で人の心に触れ、解きほぐしていくことが軽快で、面白みの部分。なかなかできないことを難なくこなしていく面もあり、不器用な面もある主人公にとても魅力を感じて読み進められる。
新参者についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
新参者の感想・レビュー
謎解きにワクワクする。
魅力的な登場人物が多く出てくる。この方の作品は一度読んだだけでは理解できなかったり、謎のまま分からないことも多いので、読み返す価値あり。そして、読めば読むほど、味わい深く、面白く、引き込まれるのが楽しい。
(30代女性)
心がほっこりする
東野圭吾シリーズを読もうと思い、この本を手に取りました。最初はただのミステリーだと思っていたのですが、読んでいくと徐々に人と人の繋がりや人情が垣間見えてきました。ページをめくる事に様々な視点からの人間模様が描かれているので、心温まるシーンが多かったです。
(20代女性)
「ミステリー、推理小説が好きな人におすすめ」という声が多く見られました。
7位:希望の糸
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 希望の糸 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2019/7/5 |
ページ数 | 354 |
ISBN-10 | 4065148944 |
ISBN-13 | 978-4065148945 |
希望の糸は若い刑事が殺人事件を通し、自身の過去と家族の形に向き合う傑作ミステリーです。
希望の糸のドラマ・映画・関連動画
希望の糸のドラマ・映画・関連動画をご紹介します。
希望の糸のあらすじ
小さな喫茶店のオーナー女性が殺されたという事件からストーリーが始まります。捜査線上に浮上した常連客の男で、災害で2人の子どもを亡くした彼は、深い苦悩に苛まれていた。それぞれの家族の運命が複雑に絡み合いながら交差していき、若き松宮啓二が事件に隠された真実に挑む。どうしたら、本当の家族になれるかを問う物語です。震災によって二人の我が子を失った家族の話で、老舗旅館を営む女将の家族の話、喫茶店を経営している女性にまつわる話、三つの家族が絡み合いながら徐々に真実に明かされていきます。それぞれの家族のあり方、生き方を考えさせられる物語になっていきます。
希望の糸についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
希望の糸の感想・レビュー
生きがいを見つけていく本
私は、学生の頃から小説の本を読むことが多く、本屋で小説を探していたらこの本に出会いました。実際読んでみたら人との巡り会いが人生を豊かにしてくれるという言葉に印象がを受けました。日々の生活の中で生きがいを持つことの大切さを知ることができました。
(20代男性)
まさに希望の糸!家族の絆を考えさせられる
少しですが、加賀恭一郎も登場してくるので、ファンにはたまらない作品となっていました。ミステリーではありますが、家族の在り方について凄く考えさせられるお話になっていて面白かったです。1人1人のキャラクターも濃くて、やはり東野圭吾作品は凄いと感じられる1作になっていました。
(30代女性)
「仕事などの悩みがある人におすすめ」という声が多く見られました。
8位:ガリレオの苦悩
項目 | 内容 |
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タイトル | ガリレオの苦悩 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2011/10/7 |
ページ数 | 384 |
ISBN-10 | 416711013X |
ISBN-13 | 978-4167110130 |
ガリレオの苦悩は難事件を科学で解明していくミステリー小説です。
ガリレオの苦悩のあらすじ
ガリレオシリーズの第4弾で、第5章からなる短編ミステリー集。第1章の「落下る(おちる)」では、マンションからの転落事件を収録。第2章の「操縦る(あやつる)」では、「メタルの魔術師」による焼死事件、第3章の「密室る(とじる)」では、ペンションで起こった密室事件、第4章の「指標す(しめす)」では、家族の留守中に起こった老女殺人事件を収録している。そして、最後の第5章「撹乱す(みだす)」では、警視庁の元に「悪魔の手」と名乗る人物からの手紙が届く。そして、それをきっかけに巻き起こっていく予告殺人事件について収録されている。
ガリレオの苦悩についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
ガリレオの苦悩の感想・レビュー
短いのに内容が濃いミステリー
容疑者Xの献身を映画で見終わってから、ガリレオをもっと読みたくなり本屋で探して読みました。短編小説になっているので、とても読みやすくて良かったです。特に、第5章の悪魔の手は面白く感じました。予告殺人というシチュエーションが、まさにドラマ化にピッタリだと思えるような演出になっていて良かったです。
(30代女性)
物理と捜査の共存の面白さ
物理学が専門の湯川ですが、警察ではないがゆえに、謎を解いても犯人に同情して大目に見るようなところはあります。草薙も若干人間心理を考慮するタイプではありますが、真実の方に目を向けるところはありますね。「聖女の救済」にも色濃く出ています。
(40代女性)
「ドラマのガリレオが好きな人、内海薫が好きな人、長いミステリーが苦手な人におすすめ」という声が多く見られました。
9位:赤い指
項目 | 内容 |
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タイトル | 赤い指 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2009/8/12 |
ページ数 | 320 |
ISBN-10 | 406276444X |
ISBN-13 | 978-4062764445 |
赤い指は実際にありそうな家族の闇が垣間見れる作品です。
赤い指のあらすじ
前原昭夫(47歳)は、妻の前原八重子(42歳)、一人息子の前原直巳(14歳)、そして母親の前原政恵と一緒に暮らしているごく普通の家庭を持っているサラリーマン。しかし、妻・八重子は認知症になった義母をよく思っていない。息子の直巳は親和性に欠ける。「家庭」は昭夫にとって安らぎを与えてくれる場所ではなくなっていく。家族の元に少しでも戻りたくないとオフィスにいた昭夫は、八重子から「早く帰って来て欲しい」と電話が入る。自宅の庭でビニール袋を掛けられた幼女の遺体を目撃してしまう。全ては直巳が少女を自宅に連れ、身勝手な理由により殺害したものだった。夫婦は遺体を捨てた。 程なくして事件は発覚、練馬署に捜査本部が設置され、捜査一課の若手刑事の松宮脩平とその従兄で練馬署の刑事・加賀恭一郎は事件現場付近の住宅街で聞き込みを行うことに。 夫婦は息子を守るため嘘を考えている。全てはうまくいったと思うが最後のにはとんでもない事実がわかり胸が締め付けられる。
赤い指についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
赤い指の感想・レビュー
絶対に最後まで読んで欲しい。
東野圭吾さんの作品を私は学生時代にたくさん読んでいてこの本に出会いました。その時に私は衝撃を受けました。私にとって今でも1番好きな本でその当時は本を友達に勧めまくっていました。それくらいずっと心に残っている本です。何度も何度も胸が締め付けられる少し切ない部分もありますが最後には心がホッとします。最後まで読むと私はいろいろな思いがこみ上げてきて涙しました。それぞれの立場からいろんな見方ができる本です。現代社会の縮図のようにも思えます。
(30代女性)
親とは、家族とは何か考えさせられる作品
東野圭吾の加賀恭一郎シリーズということで、おもしろくないはずはないと期待して読みました。比較的短い作品なのですが、結末がとても印象に残る作品です。家族とは、家族のつながりとは、家族愛とは何かということを深く考えさせられました。
(40代女性)
「何か夢中で本を読みたい人におすすめ」という声が多く見られました。
10位:禁断の魔術 ガリレオ8
項目 | 内容 |
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タイトル | 禁断の魔術 ガリレオ8 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2012/10/25 |
ページ数 | 327 |
ISBN-10 | 4163816909 |
ISBN-13 | 978-4163816906 |
禁断の魔術 ガリレオ8はありえない事件の真相を科学で証明していくミステリーです。
禁断の魔術 ガリレオ8のあらすじ
フリーライター長岡が自宅で不審な死体となって発見される。警察の捜査が難航する中、長岡が最後に取材していた情報に目をつけます。場所は変わり、大学の物理学の教授湯川は、後輩の伸吾が大学に入学したことを喜んでいたが、伸吾の姉・秋穂が不審な死を遂げたことで湯川が捜査に加わります。信吾によると秋穂は記者として働いており、発見当時妊娠していたという事実があった。姉の殺人事件後、伸吾は大学を去り、金属加工製造会社に入社します。その目的がかつて一緒に制作した湯川との思い出である銃の模型を実用化させることだった。警察の捜査が徐々に進む中、失踪している伸吾を探そうと湯川も犯人を探すため、天才的な推理で真犯人を見つけます。
禁断の魔術 ガリレオ8についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
禁断の魔術 ガリレオ8の感想・レビュー
天才的主人公湯川がカッコイイ
コロナ禍の中、自宅で動画サービスを視聴するようになり、そこで見たガリレオのドラマシリーズにはまったことがきっかけで、本作を視聴しました。大人のドロドロとした人間関係とそれにケジメをつけるように行われる殺人で、犯人探しをする過程がワクワクする映画でした。
(40代女性)
短編集だから、とにかく読みやすい
この本は、ガリレオの第2シリーズが放送されることを知ってから読んだ作品です。どの章も短編で読みやすかったのですが、個人的には第3章の双子のテレパシーの話が興味深くて印象に残っています。湯川もいつになく、事件に興味津々な様子なので、ガリレオファンにはオススメの話です。
(30代女性)
「犯人探しが得意な人におすすめ」という声が多く見られました。
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11位:トキオ
項目 | 内容 |
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タイトル | トキオ |
カテゴリー | SFファンタジー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 414 |
ページ数 | 2002/7/1 |
ISBN-10 | 4062113279 |
ISBN-13 | 978-4062113274 |
トキオは「トキオ」との交流を通じて、主人公が成長していくストーリーです。
トキオのあらすじ
ろくに働かずその日暮らしを繰り返していた、主人公の宮本拓実はある日、浅草の花やしきで「トキオ」と名乗る不思議な少年に出会う。拓実はトキオのことをなぜか他人のようには思えず、身寄りのないトキオを自分の住むアパートに住まわすことに。拓実には実家が貧乏で夢を諦めスナックで働いている千鶴という彼女がいる。拓実は金がなくなると千鶴に金をせびっていた。千鶴はそんな拓実との将来を夢見てトキオにも優しく接していた。だがある日千鶴は、別れの言葉を書いた置き手紙を残し拓実の前から姿を消す。一方的に別れを告げられた拓実は納得がいかなかった。やがて拓実は千鶴が何か事件に巻き込まれているのではないかと感じトキオと共に千鶴を探しにいくことにしたが・・・。
トキオについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
トキオの感想・レビュー
ダメな自分でも変われることを実感できる1冊
NHKで放送されていたドラマ『トキオ 父への伝言』というドラマの原作だと知り読み始めた。拓実がトキオと出会い、千鶴を探していく中で色々な人から助けをもらって成長していく姿にとても心が動かされた。最初はなかなか内容が理解できず読むのに苦労した。設定が細々としていて読みにくいと思ったがその設定がのちに伏線となって回収されていくことが理解できた時、「なるほど!」という快感が得られる。複雑な話ではあるが分かると謎解きの謎が解けたみたいな快感が得られる一石二鳥な本だと思います。
(20代女性)
奇跡が起こす親子の感動の物語
東野圭吾作品が好きで、色々な作品を読んでいます。本作はその中で出会った一冊です。冒頭妻が主人公に漏らす、息子は幸せだったのか?という言葉がとても重く、親である自分は考えさせられるセリフでした。本作はその答えをとても丁寧に綴られた作品だと感じました。
(40代女性)
「親子の絆を感じたい人におすすめ」という声が多く見られました。
12位:流星の絆
項目 | 内容 |
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タイトル | 流星の絆 |
カテゴリー | SFファンタジー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 624 |
ページ数 | 2011/4/25 |
ISBN-10 | 4062769204 |
ISBN-13 | 978-4062769204 |
流星の絆は両親を惨殺され、犯人を探す中での子供たちのストーリーです。
流星の絆のあらすじ
洋食店「アリアケ」を営む有明家の3兄妹である功一、泰輔、静奈がペルセウス流星群を観るために夜中に家を隠れて抜け出している間に、父親と母親が何者かによって惨殺されてしまいます。雨が降りだし、3人が帰宅した所、両親の死体を功一が発見し、泰輔は偶然にも裏口から出てきた犯人の顔を目撃していました。事件を解決するために警察も懸命に操作をし、犯人が残したと思われる傘や泰輔の目撃情報から作成された似顔絵からも手がかりは掴むことが出来ず、結果的に事件解決には困難を極めていました。それから14年3兄妹は詐欺グループとして活動していくことになり、数々の詐欺を計画しこなしていく中で「アリアケ」のハヤシライスの味にそっくりな店外食チェーン店にたどり着いたのです。両親を殺害した犯人ではないかと調べ始めます。
流星の絆についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
流星の絆の感想・レビュー
兄弟の絆を考えさせられる一冊
東野圭吾さんの作品は最後の最後まで犯人が分からず、大どんでん返しが起こります。犯人は誰なのか???は伏せておきますが。この作品は兄と妹の絆を深く描いている作品であると感じます。妹の幸せを願ったり血縁関係のない兄と妹ではありますが、深く考えさせられたテーマでもあったと感じます。
(40代女性)
読めば読むほど先が気になる作品です。
東野圭吾が元々好きだったので、読んでみようと思いました。「大人になったら、三人で、犯人を探して復讐しような」が印象的でした。小学生のうちに、そんなに辛い言葉を言うほどに憎しみに支配されているのがわかります。だからこそ、余計に興味をそそられました。
(40代女性)
「強く生きていきたい人におすすめ」という声が多く見られました。
13位:秘密
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 秘密 |
カテゴリー | ファンタジー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2001/5/10 |
ページ数 | 452 |
ISBN-10 | 4167110067 |
ISBN-13 | 978-4167110062 |
秘密は夫婦の在り方を考えさせられるファンタジー小説です。
秘密のあらすじ
平介と直子の夫婦、娘の藻奈美の物語です。直子と藻奈美がバス旅行に出かけ、事故にあい、直子の体は死亡、藻奈美は助かりました。しかし、その意識は直子のもので、平介と直子は、娘の体のまま、生活を続けていきます。実家に帰省しても、もう直子はいなかったことになってしまっていて、居場所がなくなってしまいました。若い人生を手に入れた直子は、自分が助かったことに対する罪悪感や、脳に対する興味、勉強しなかった後悔から、猛勉強して医学の道に進みます。そして直子は戻ってきた藻奈美に、記憶を譲ります。藻奈美は結婚を決めるのでした。
秘密についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
秘密の感想・レビュー
平介の心の大きさを感じます。
東野氏の本は何冊か読んでいて、ブレイクするきっかけになった本ということで興味をもち、読みました。藻奈美に意識を譲った直子が、まだ残っているところに、秘密の大きさ、深さが感じられ、いい作品だと思います。
(40代女性)
夫婦としてたどり着いた正解に涙
設定に驚かされ、読むことにしました。共に生きて行くことを誓った妻だけ若返り、1人置いていかれるもどかしさと思うと何ともやるせない気持ちになってしまいましたが、最後は夫婦それぞれの決意に胸が痛くなりました。
(20代女性)
「違う人生を歩めたらと思う人におすすめ」という声が多く見られました。
14位:手紙
項目 | 内容 |
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タイトル | 手紙 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2006/10/6 |
ページ数 | 428 |
ISBN-10 | 4167110113 |
ISBN-13 | 978-4167110116 |
手紙は犯罪加害者の兄と、その家族である弟のヒューマンストーリーです。
手紙のドラマ・映画・関連動画
手紙のドラマ・映画・関連動画をご紹介します。
手紙のあらすじ
弟想いの兄が弟の大学進学のお金を得るために強盗殺人を侵してしまい、そのために弟を含めた周りの人全てが殺人犯の身内という事で人生全てが奪われ、犯罪を犯す事で加害者や周りの人そして被害者やその周りの人が不幸になっていくという事を描いた作品です。弟は兄が侵した罪により、大学進学どころか、就職先も見つからず、犯罪者の弟という事で世間から白い目で見られ、とてつもない代償を払わされる事になります。弟は兄が何故強盗をしたのかという事を知らずにやがて兄を恨むようになり、兄はひたすら留置場で弟の事を想い、罪と向き合っていきます。
手紙についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
手紙の感想・レビュー
兄弟愛
この小説を読み終わった後は凄く悲しい気持ちになりました。弟のためにした事ですが、犯罪は被害者も加害者も同じくらい不幸になるのだと改めて実感しました。今まで被害者側の心情だけ考えてきましたが、加害者側の心情を知ることで何か複雑な思いになりました。
(50代男性)
心が震えるとはこういうことか。感情があふれ出す1冊
関西で生まれ育ち、阪神・淡路大震災の時は中学生でした。とても怖い思いをしたことを覚えています。そのことをストーリーに取り込みながら書かれた『幻夜』がはじめて東野圭吾さんの作品をしるきっかけでした。その魅力にはまり、彼の著書をとにかく読み漁りました。こちらの作品で被害者家族ではなく『犯罪加害者』となってしまった家族、たった一人の大切な兄。手紙が送られてくるたびにきっと、弟の心はざわついて、憎むのか、どうしたいのか。その葛藤の場面が自身も兄弟がいてるので感情移入しつつ、また、印象的でもありました。とても心がゆすぶられる素敵な作品だと思います。
(40代女性)
「犯罪ついてあまり意識がない人におすすめ」という声が多く見られました。
15位:白鳥とコウモリ
項目 | 内容 |
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タイトル | 白鳥とコウモリ |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2021/4/7 |
ページ数 | 523 |
ISBN-10 | 4344037731 |
ISBN-13 | 978-4344037731 |
白鳥とコウモリは善良な弁護士が殺害されて過去の事件の真相へと迫るストーリーです。
白鳥とコウモリのドラマ・映画・関連動画
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白鳥とコウモリのあらすじ
港区の路上で違法駐車されていた車内で男性の遺体が発見されました。被害者は55歳の白石健介という男性で弁護士で死因はナイフによる刺殺でした。白石のことを知る者たちは口々に「善良な人だった」と言います。やがて捜査線上に愛知県在住の倉木達郎という男が浮かび上がります。そして倉木は「犯人は私です」と自白します。この自供によって事件は解決に向かうはずだったが…。倉木はかねてより親交のあった白石健介に他人への遺産相続のことで相談したところ、罪を告白することが誠意ある態度だと言われ、犯行に及んだと自供。しかし、倉木の息子や白石の娘は倉木達郎の供述に違和感があって、独自に調べ始めて…。2017年現在の東京、1984年の愛知県岡崎。2つの殺人事件を題材に、「ガリレオ」「新参者」「白夜行」などの東野圭吾が描く現代の「罪と罰」…。
白鳥とコウモリについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
白鳥とコウモリの感想・レビュー
一気読み必至のサスペンス
最近は少々小説を読む機会が減っていて、この本はボリュームがあるのでしっかり最後まで読めるかと思っていました。ところがどんどんストーリーに引き込まれて、ほとんど一気読みでした。読み終えて本作品が東野圭吾版「罪と罰」とも言われる意味が分かったような気がします。
(50代女性)
〝自分がどうしたいか?〟を考える一冊。
人間の感情って面白いもので〝違和感〟を感じたものって何処か収まりが悪く衝動を突き動かされるものだと感じた作品。ニュースを見ていると決まり文句で出てくる関係者や隣人からのコメント。「良い人だったので事件を起こしてびっくりしました」のコメント。あれって何なんでしょうね? 穿った見方をしてしまうのは私だけでしょうか? 物語はとある方が罪を認めた事により事件が一見解決に向かうんですが、加害者家族と被害者家族が供述に対して〝違和感〟を感じたが為に真相を探るストーリー。 人の感情って本当によくできてますよね。何か違う!と思ったことって何か気になって仕方がなくなる。それって理想と現実にギャップを感じるから。罪を犯したのは仕方がない…ただ、理由がある訳なんですよね。もちろん誰にも見せていない一面があって全てが知られている訳ではありません。ただ、日頃の言動にはその人の人となりがやっぱり滲み出ていて自己評価と他者評価から外れたモノって少ないと思うんですよね。魔が差す…や殺意を抱くという突発的なモノはもちろんありますけど。 事件がなぜ起きたのか? でもなく、裁判をどうやって進めていくか?でもなく〝供述に違和感を感じた〟点をキッカケに真実を知りたいから!と家族側が動かされるのが人間っぽいし着眼点が鋭いなぁ…と感心しました。
(40代男性)
「感動する小説を読みたい人におすすめ」という声が多く見られました。
16位:クスノキの番人
項目 | 内容 |
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タイトル | クスノキの番人 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2020/3/17 |
ページ数 | 456 |
ISBN-10 | 440853756X |
ISBN-13 | 978-4408537566 |
クスノキの番人は読み応えのある大人のファンタジー小説です。
クスノキの番人のあらすじ
クスノキの番人を通して、主人公の玲斗がクスノキに訪れる人たちと関わる中で、成長していく過程が描かれています。不当解雇された会社で窃盗事件を起こし、逮捕された玲斗。その玲斗を救ったのは見覚えのない伯母の千舟だった。千舟にクスノキの番人を任され、仕事を少しずつ覚えて成長していきます。千舟とのやりとりも見どころです。千舟の生い立ちや玲斗の母であり、千舟にとっては異母姉妹の美千恵との関係が明らかになります。また千舟が玲斗を助けたり、クスノキの番人を任せた理由が最後に明らかになります。最後は涙なしでは読めません。
クスノキの番人についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
クスノキの番人の感想・レビュー
人とのつながりを大切にできる
読み終わった人が明日に希望が持てるようにと思って作者が書いたとのことで、どんな内容か興味がありました。人間関係がやや複雑ですが、玲斗や千舟の心情が細かく書かれて、読みやすかったです。最後の千舟と玲斗のやりとりは感動しました。
(40代女性)
心がほっこりする小説
読み終えると心がほっこりしました。東野圭吾さんはミステリーだけでなく、こういった大人のファンタジー的な作品も面白いです。ラストは感動して思わず泣いてしまいました。玲斗がしだいに成長していく姿も楽しく魅力的です。
(50代女性)
「気分転換したい人におすすめ」という声が多く見られました。
17位:マスカレード・イブ
項目 | 内容 |
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タイトル | マスカレード・イブ |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2014/8/21 |
ページ数 | 336 |
ISBN-10 | 4087452166 |
ISBN-13 | 978-4087452167 |
マスカレード・イブは気軽に読める短編ミステリーです。
マスカレード・イブのドラマ・映画・関連動画
マスカレード・イブのドラマ・映画・関連動画をご紹介します。
マスカレード・イブのあらすじ
主人公は二人、ホテルで働く山岸尚美(やまぎし なおみ)と新人刑事の新田浩介(にった こうすけ)。それぞれが主人公となっている短編4作品からなる一冊。 二人が出会う前の新人時代の話で、映画が大ヒットした前作「マスカレード・ホテル」を読んでいない読者も楽しめる作品となっている。前作を読んでいる、または映画を観た方にはこの二人の若いころを知ることができ、胸をワクワクさせながら一気に読み進めるだろう。私もそんな読者の一人だ。4作品のうち、最後はこの本のタイトルである「マスカレード・イブ」。『仮面』をキーワードに謎が謎を生む物語。
マスカレード・イブについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
マスカレード・イブの感想・レビュー
さすが東野圭吾さん!読みだしたら止まらない
前作「マスカレード・ホテル」が面白かったので、こちらを購入しました。短編で読みやすく、仮面というキーワードとともに事件が展開し、仮面の意味が二重、三重に重なり合いながら推理していくことができ面白かったです。ホテルでの事件、警察が担当する事件、全く性質の違う事件同士が絡み合い、前作「マスカレード・ホテル」の名コンビを生み出したのだと思います。一度ページを開くと閉じることができなくなるほど、夢中なって読んでしまいました。
(30代女性)
読みやすくて面白い
映画「マスカレード・ホテル」を見たのがきっかけで、2人の以前の物語も知りたいと思い、読んでみました。短編集となっていたので、とっても読みやすかったです。個人的には「ルーキー登場」が、ミステリー感が強めで好みでした。文庫本で売られているので、空き時間や移動時間のお供としても読みやすい1冊だったと思います。
(30代女性)
「どんでん返しの結果が好きな人におすすめ」という声が多く見られました。
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18位:真夏の方程式
項目 | 内容 |
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タイトル | 真夏の方程式 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2013/5/10 |
ページ数 | 463 |
ISBN-10 | 4167110156 |
ISBN-13 | 978-4167110154 |
真夏の方程式は父と娘の絆を描いたミステリーです。
真夏の方程式のドラマ・映画・関連動画
真夏の方程式のドラマ・映画・関連動画をご紹介します。
真夏の方程式のあらすじ
ガリレオシリーズの6作目になります。恭平くんが夏休みにやっている親戚の家に預けられることになります。そこで、仕事で訪れた湯川という人物に出会います。誰も望んでいたわけではないのに、それを犯してしまいます。複雑で難しいですが、読み応えのある作品です。相変わらずの学者らしい見解、態度がとても興味をそそられました。そんな湯川ですが、恭平くんに最後まで面倒をみていて優しくほっこりとしました。ただ、彼が背負わされたことの重さを考えると少し気が重くなります。ただ、読みごたえがあり、満足感は高い作品になります。
真夏の方程式についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
真夏の方程式の感想・レビュー
最後まで展開がよめずに楽しめる作品。
東野圭吾が好きなので、読みました。湯川が恭平くんの宿題を手伝うシーンが印象的でした。湯川が恭平くんに優しくて、その場面を想像しながらほっこりとしていました。それに、とてもわかりやすく解説できるのは流石だなと思いました。
(40代女性)
科学でこの謎とけるかな
この夏に是非読んで欲しい小説の一つです。私が読んだのは中学生の頃で、当時の科学に惹かれる子供心にはワクワクとした気持ちが残りました。科学的思考たっぷりの推察には、当時難解さも感じましたが、人間関係の描写と絡み合った過去が味わい深かったです。
(20代女性)
「日常の中にも刺激を求めている人におすすめ」という声が多く見られました。
19位:祈りの幕が降りる時
項目 | 内容 |
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タイトル | 祈りの幕が降りる時 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2016/9/15 |
ページ数 | 448 |
ISBN-10 | 4062934973 |
ISBN-13 | 978-4062934978 |
祈りの幕が降りる時は天才数学者と天才物理学者の、二人の「天才」の頭脳戦を描いたミステリーです。
祈りの幕が降りる時のドラマ・映画・関連動画
祈りの幕が降りる時のドラマ・映画・関連動画をご紹介します。
祈りの幕が降りる時のあらすじ
「加賀恭一郎」シリーズの最終章で、初めて母について触れられています。幼馴染みに会いに、明治座を訪れた女性の遺体が、アパートで見つかるところから物語が始まります。女性は、このアパートの住人ではなく、滋賀県在住の40代の女性でした。捜査一課の松宮は、近くの河川敷で見つかったホームレスの焼死体の事件との関連を探っていきます。捜査に行き詰まりを感じた松宮は、先輩の加賀恭一郎に相談します。加賀恭一郎の登場で事件の手がかりが、日本橋近くにある12の橋である事などが明らかになっていきます。加賀恭一郎の母の謎との関連は…?
祈りの幕が降りる時についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
祈りの幕が降りる時の感想・レビュー
父と娘!泣けました。
加賀恭一郎シリーズの中でも傑作として有名で、最終章なので読まなければと思って読みました。たくさん登場人物が出てきますが、美人演出家博美の父が忘れられません。父は娘の為ならここまでするのかと泣けました。加賀恭一郎の母の話よりも、この父のひたむきさがすごいと思いました。どんな不幸な状況になっても、生きようと思えました。
(30代女性)
感動のサスペンス!
加賀恭一郎シリーズ10作目。仙台、東京、滋賀、遠く離れた場所で起こった事柄が複雑に絡み合い、つながっていくように引き込まれた、過酷な運命に打ちのめされながら生きようともがいた人々。子への愛、親への愛があればこそ。
(50代男性)
「自分の子供を愛せない人におすすめ」という声が多く見られました。
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20位:分身
項目 | 内容 |
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タイトル | 分身 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 1996/9/20 |
ページ数 | 472 |
ISBN-10 | 4087485196 |
ISBN-13 | 978-4087485196 |
分身はまるで分身のようにそっくりな、もう1人の自分にあうミステリーです。
分身のあらすじ
女子大生の鞠子が、ある日、自分にそっくりな人(双葉)をテレビで見たと聞く。 二人は年齢も違えば、住んでいるところも違い、親や親戚も全く違い、共通点は何もない。ただよく似ているだけ。 この作品は、鞠子と双葉のそれぞれ目線で話が進んでいく。 二人のお互いに会ってみたいという気持ちから、傷つく人が出てきたり、悲しい事件も起きてしまうが、それでも二人は「もう一人の自分」に会うために歩みを止めない。どうして自分がもう一人いるのか、真実を知った時の二人の愕然とした感じ、受け入れられない感じが伝わってきます。やっと会えた時に初めてかける言葉にも注目です。
分身についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
分身の感想・レビュー
10年以上前に読んだ本なのに、自分の心にしっかり残っている本
読んだきっかけは、東野圭吾さんのファンだからです。 この本を読んだのは10年以上前です。 当時は自分と同じくらいの女子が主人公なって東野作品では珍しいのでは?という興味から読みました。映画もあるようですが、小説を読んでる感じが、私の頭の中で完全にドラマ化されているので、映画は見づらいかなーと思います。
(30代女性)
最後まで謎が残り、読むのをやめられない
ドラマ化されたこともあり、面白いのだろうと思って読んでみました。最後まで謎が残ったままで読んでいて気になる感じでした。読み進めれば進めるほど謎が深まるばかりであり、隠された真実、そして母親の想いを思うとに悲しくなります。
(20代女性)
「ミステリー好きな人におすすめ」という声が多く見られました。
21位:マスカレード・ゲーム
項目 | 内容 |
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タイトル | マスカレード・ゲーム |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2022/4/20 |
ページ数 | 370 |
ISBN-10 | 4087754618 |
ISBN-13 | 978-4087754612 |
マスカレード・ゲームはホテルで起こるドキドキハラハラの潜入捜査ミステリーです。
マスカレード・ゲームのドラマ・映画・関連動画
マスカレード・ゲームのドラマ・映画・関連動画をご紹介します。
マスカレード・ゲームのあらすじ
都内で起こった3つの殺人事件。全く繋がりがないものと思っていたが、操作が進んでいくうちに被害者達の共通点が見つかる。捜査線上に浮かび上がった被疑者達、彼らの狙いは一体何なのか。そしてクリスマスイブの夜、被疑者達がとある場所に集結する事がわかった。場所は『ホテルコルテシア東京』。過去に2度殺人事件の舞台になりかけたそのホテルで、またもや事件が起ころうとしている。新田達は再びホテルマンに扮し、潜入捜査を行うことに。果たして彼らは、事件を食い止める事ができるのか。犯人は一体誰なのか。事件の仮面が剥がれる時、全ての謎が解き明かされる。
マスカレード・ゲームについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
マスカレード・ゲームの感想・レビュー
仮面が剥がれるまでわからない!
『各々の正義』が、この本の主題です。登場人物全員に理想とする正義の形があり、その違いを読み取るのが面白かったです。警察官同士で捜査の仕方が違うのも、正義を貫くための一つだと思います。私自身の正義は誰かにとってのエゴでもあると感じました。
(20代女性)
新田警部の見事な捜査と犯人の動機に納得する一冊
新田が警部となってホテルコルシアに潜入捜査し、ハラハラすしながらも、解決に向かって一気に進んでいく展開に十分満足できました。新田は潜入捜査に慣れていて、梓は事件解決を最優先するので心配でしたが、山岸が途中から登場したのでほっとしました。犯人は意外な人で驚き、少年犯罪について考えさせられました。被害者や遺族は加害者の名前も知らされず、裁判も行われません。加害者は軽い刑罰で普通に生活しているのです。遺族は、復讐したいけれど復讐しても心は晴れないのだと思いました。
(60代女性)
「ミステリー小説が好きな人におすすめ」という声が多く見られました。
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22位:虚像の道化師 ガリレオ7
項目 | 内容 |
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タイトル | 虚像の道化師 ガリレオ7 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2012/8/10 |
ページ数 | 280 |
ISBN-10 | 4163815708 |
ISBN-13 | 978-4163815701 |
虚像の道化師 ガリレオ7は教団の教祖の念を解き明かすストーリーです。
虚像の道化師 ガリレオ7のあらすじ
東野圭吾著書のガリレオシリーズ第7弾となるミステリー小説。短編集となっていて、第1章の「幻惑す(まどわす)」では、宗教法人・クアイの会で起こった転落死事件の真相を解き明かしていく。次の第2章「心聴る(きこえる)」では、自分にしか聞こえない虫の音に怯えるOLをメインに、彼女の周りで起こった転落事件の真相に迫る。また、第3章の「偽装う(よそおう)」では、主人公たちと偶然出会った女性の両親が殺害されてしまった話を、そして、最後の第4章「演技る(えんじる)」では、劇団・青狐を舞台に、巻き起こった殺人事件について収録されている。
虚像の道化師 ガリレオ7についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
虚像の道化師 ガリレオ7の感想・レビュー
大ヒットしたドラマの原点がここにある
ガリレオシリーズが好きだったので、ドラマ化されることを知ってから読むようになりました。その時の1冊です。どの話も秀逸でしたが、中でも第4章の「演技る(えんじる)」が最高でした。女優兼脚本家・神原の静かな怖さが感じられて面白かったです。
(30代女性)
人間「湯川学」と初めて出会える一冊
ガリレオシリーズは大好きで、特に物理を利用した巧妙なトリックが描かれる作品が好きです。 そういう意味では、この作品は高度なトリックがあるわけではなく、「ガリレオらしさ」を求めて読むとがっかりするかもしれません。 一方で、容疑者Xの献身や聖女の救済のような、とてつもなく深く悲しい愛を描く作品としては東野圭吾作品らしさを存分に感じられる素晴らしい作品でした。 本書の一番のみどころは、ガリレオこと湯川学の出生の秘密が明かされる点です。バックボーンが明かされることで、過去作において彼が事件に異常に執着し、ときにグレーゾーンに踏み込んででもおせっかいを焼いてきた意味が、「単なる変人」としての行為でなかったことがわかります。湯川学を「探偵」という記号からひとりの人間として再認識することで、過去作における彼の優しさや孤独さにもきづき、シリーズをまた読み返したくなりました。 また、作中に登場する様々な女性たちの人生も印象的で、なんとか幸せになろうとあがいているのになぜか苦しい境遇に陥ってしまう、それでも誰かの助けを得てまたがんばり始める、という部分が重なっているのもタイトルの「透明な螺鈿」に繋がっているのかなと感じました。あまりにかわいそうで胸がつまるようなシーンも多いですが、最後には救いを感じられる作品です。
(20代男性)
「ミステリーを気楽に読みたい人におすすめ」という声が多く見られました。
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23位:白馬山荘殺人事件
項目 | 内容 |
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タイトル | 白馬山荘殺人事件 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2020/6/10 |
ページ数 | 392 |
ISBN-10 | 4334790429 |
ISBN-13 | 978-4334790424 |
白馬山荘殺人事件は果たして他殺なのか?自殺なのか?謎を解き明かす推理小説です。
白馬山荘殺人事件のあらすじ
ペンションに宿泊することになった大学生の兄が意味深なメッセージを残して死亡する。単なる死亡ではなく、その部屋には鍵がかかっており、所謂密室状態であったことがわかる。密室であったため、警察は自殺ではないかと推測し、捜査をしたが、死亡した兄の兄弟は納得できず自ら密室の謎と死亡の原因を究明しようと様々な行動を起こす。話は二転三転するうちに、事件は思わぬ方向へと進みだし、やがてこの事件の謎がゆっくりとただしっかりと解明されていく読めば読むほどに引き込まれていく物語であり、最後のクライマックスには思いもよらない結末を迎えることになる物語である。
白馬山荘殺人事件についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
白馬山荘殺人事件の感想・レビュー
読めば読むほど奥が深い
ひとつひとつに伏線があり、何だろうと考えながら読み進めていくことができる素晴らしいストーリーになっています。登場人物が多く時々この人は何してる人だっけと迷ったりするけれど、歌に隠された秘密だとかは知るととっても面白かった。
(40代男性)
謎解きが面白い
母親も東野圭吾作品が好きで、家の本棚にあったので、自然と手に取り読みました。お宝を巡って殺人事件が起きてしまう様子は、読んでいてハラハラしたし、やはり面白かったです。最後のタネ明かしも素晴らしくて、読んでいてスッキリするものとなっていました。東野圭吾先生の原点ともいえるような本格ミステリーだと思います。
(30代女性)
「刑事ドラマが好きな人におすすめ」という声が多く見られました。
24位:透明な螺旋
項目 | 内容 |
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タイトル | 透明な螺旋 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2021/9/3 |
ページ数 | 304 |
ISBN-10 | 4163914242 |
ISBN-13 | 978-4163914244 |
透明な螺旋は銃殺事件の容疑者の追跡を通じ、ガリレオこと湯川学の秘密が明らかになるストーリーです。
透明な螺旋のあらすじ
男性の銃殺遺体が見つかる。警察は行方不明届を出した、交際相手の女性を訪ねるが、連絡はつながらない。勤務先の花屋に連絡すると、行方不明届を提出した3日後、突然求職願いを出していた。その後警察は交際相手と共に行動している絵本作家の行方を追うが、手掛かりはつかめない。そんなとき草薙刑事は、絵本作家の参考にした本として湯川教授の著作を発見する。草薙はダメ元で湯川教授のもとを訪ねるも「ずいぶん細かい糸をあてにしたものだ」と捜査協力を断られてしまう。しかしその本名を知ると急に操作に協力してくれることとなり、、。 ガリレオの秘密も明かされ、人間物語を楽しむことができる作品となっている。
透明な螺旋についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
透明な螺旋の感想・レビュー
ガリレオの秘密
ガリレオシリーズの10作目ということで手に取りました。毎回面白い内容ですが、今回はガリレオの秘密が明らかになったのが面白かったです。また、シリーズを追うごとに草薙刑事の役職が上がっていたりするところも面白いです。
(20代女性)
人間「湯川学」と初めて出会える一冊
ガリレオシリーズは大好きで、特に物理を利用した巧妙なトリックが描かれる作品が好きです。そういう意味では、この作品は高度なトリックがあるわけではなく、「ガリレオらしさ」を求めて読むとがっかりするかもしれません。 一方で、容疑者Xの献身や聖女の救済のような、とてつもなく深く悲しい愛を描く作品としては東野圭吾作品らしさを存分に感じられる素晴らしい作品でした。本書の一番のみどころは、ガリレオこと湯川学の出生の秘密が明かされる点です。バックボーンが明かされることで、過去作において彼が事件に異常に執着し、ときにグレーゾーンに踏み込んででもおせっかいを焼いてきた意味が、「単なる変人」としての行為でなかったことがわかります。湯川学を「探偵」という記号からひとりの人間として再認識することで、過去作における彼の優しさや孤独さにもきづき、シリーズをまた読み返したくなりました。また、作中に登場する様々な女性たちの人生も印象的で、なんとか幸せになろうとあがいているのになぜか苦しい境遇に陥ってしまう、それでも誰かの助けを得てまたがんばり始める、という部分が重なっているのもタイトルの「透明な螺鈿」に繋がっているのかなと感じました。あまりにかわいそうで胸がつまるようなシーンも多いですが、最後には救いを感じられる作品です。
(30代女性)
「推理小説が好きでスカッとした気分になりたい人におすすめ」という声が多く見られました。
25位:危険なビーナス
項目 | 内容 |
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タイトル | 危険なビーナス |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2019/8/9 |
ページ数 | 496 |
ISBN-10 | 4065165830 |
ISBN-13 | 978-4065165836 |
危険なビーナスは魅力的な弟の嫁とともに謎を紐解いていく軽いタッチのロマンスミステリーです。
危険なビーナスのドラマ・映画・関連動画
危険なビーナスのドラマ・映画・関連動画をご紹介します。
危険なビーナスのあらすじ
獣医として働く惚れっぽい独身の主人公、伯朗のもとに、弟とアメリカで知りあい結婚したという女性、楓が現れる。楓が言うには伯朗の異父兄弟の弟である秋人が失踪したと言うのだ。 失踪の原因は莫大な遺産を残すはずの秋人の父親と、その周りの一族が関係しているのか… 当初、複雑な家庭環境ゆえに弟と疎遠にしていた伯朗は、事件に関わることに消極的だったが、美しく魅力的な楓への想いが強まり自ら彼女の力になるために弟の失踪の理由を探るため、弟の実父である資産家、矢神康治とその家族が暮らす矢神家を訪れる。一癖も二癖もある一族の者たちと、伯朗はどう関わりあっていくのか。
危険なビーナスについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
危険なビーナスの感想・レビュー
読みやすい、ザ・ミステリー
東野圭吾さんのミステリー作品はどれも読み応えがあって面白いのでだいたい読んでいます。この作品は珍しく、少し惚れっぽく頼りない感じの主人公が印象的でした。一方でミステリーのお決まりである資産家一族が登場したりなど、ミステリーファンには読みやすく楽しめる作品だと思います。
(30代女性)
家族間のドロドロが面白い
東野圭吾さんの作品が大好きで、書店で新刊が出たのを発見したので、見つけたその日のうちに購入しました。特に好きなのは、楓の正体が分かるシーンです。そういうことだったのかとスッキリする展開になっていて、面白く感じました。伯朗という主人公のキャラクターも、とても味がある青年なので、大好きなキャラクターです。
(30代女性)
「ライトなミステリーファンの人におすすめ」という声が多く見られました。
26位:悪意
項目 | 内容 |
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タイトル | 悪意 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2001/1/17 |
ページ数 | 376 |
ISBN-10 | 4062730170 |
ISBN-13 | 978-4062730174 |
悪意は今までとは一味違う仕掛けがあるミステリー小説です。
悪意のあらすじ
人気作家・日高が自宅で殺害された。第一発見者は主人公で日高の友人の野々口と日高の妻だった。この事件を担当する加賀刑事は野々口とはかつて加賀が教師をしていたころの同僚だった。野々口は絵本作家であり、この事件を日記として書き、事件当時の詳細や犯人の推理が書かれていた。加賀刑事はその手記を読ませてもらい、違和感から野々口が犯人だと突き止めたが、その動機は一切分からず、本人自身も語ろうとしなかった。しかし、加賀刑事は捜査を進めるうちに犯行動機を見つけ、野々口には同情せざるを得ない動機があることを見つけ事件は解決したように思えた。しかし、加賀刑事は解決したにも関わらず違和感が消えなかった。独自に捜査を続け、野々口と日高の幼少期を知る人から話を聞くうちに隠された本当の動機が見えてくる。
悪意についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
悪意の感想・レビュー
最後まで真実がわからない1冊
東野圭吾作品が大好きで、まだ読んだことがなかった作品だったので読んでみました。犯人視点と刑事視点の話の流れが面白かったです。また、徐々に明らかになってくる殺害方法や動機、そして一番は最後の最後に本当の事実が分かるところは非常に面白かったです。読んでいて何度も騙されますが読後はスッキリします。
(20代女性)
本当の動機にゾッとする
ドラマで新参者がスタートすることが分かってから、加賀恭一郎シリーズを全て読み始めました。そのうちの1冊です。タイトル通りの悪意に満ちた殺人で、読んでいて最後はゾッとするようでもありました。犯人を逮捕してからが面白くなってくる珍しいタイプの小説だと思います。
(30代女性)
「推理小説好きな人、どんでん返しが好きな人、読後スッキリしたい人」という声が多く見られました。
27位:聖女の救済
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 聖女の救済 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 432 |
ページ数 | 2012/4/10 |
ISBN-10 | 4167110148 |
ISBN-13 | 978-4167110147 |
聖女の救済は夫婦愛が憎しみに変わった結末を知るストーリーです。
聖女の救済のあらすじ
裕福な会社経営者の男性が自宅で亡くなっているのが発見されました。男性は既婚でしたが、妻は当時不在。死因は毒物であることが分かりましたが、誰かから毒を盛られたような形跡はありません。男性のスケジュールから、自殺であることも考えられないことが判明しました。捜査が進む中、第一発見者である女性が殺された男性の不倫相手であったことが判明します。妻はふたりの関係に気づいていたようでした。第一発見者の女性や、妻に疑いがかかりますが、毒がいつどこで混入したのかが判明しません。そして妻にはしっかりとしたアリバイがあるのでした。
聖女の救済についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
聖女の救済の感想・レビュー
刑事の鋭さとトリックの意外さに驚く小説
殺された男性の妻である綾音になんともいえない雰囲気があり、捜査している刑事さんたちも魅かれているようでしたが、読者としても魅力を感じました。人間関係の描写と、トリックの意外性はさすが東野圭吾といった感じです。期待を裏切らずおもしろかったです。
(40代女性)
ありえないトリックに驚きました!
東野圭吾の作品が好きで、ほとんどすべて読んでいますが、その中でもガリレオシリーズが大好きで、迷わず手に取りました。緻密な計算や、学者レベルの知識によるトリックが多い、このシリーズでは異質のトリックで、その発想に驚かされました。
(40代男性)
「人間味のあるミステリを読みたい人におすすめ」という声が多く見られました。
28位:麒麟の翼
項目 | 内容 |
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タイトル | 麒麟の翼 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2014/2/14 |
ページ数 | 384 |
ISBN-10 | 4062777665 |
ISBN-13 | 978-4062777667 |
麒麟の翼は加賀恭一郎が事件に挑む感動のミステリーです。
麒麟の翼のあらすじ
日本橋にある麒麟の像にもたれかかるようにして亡くなった男。事件の容疑者はその男の財布を持って逃走していて交通事故にあって瀕死の重症となってしまった。警察の捜査で、亡くなった男が七福神参りをしていて、更に折り鶴をお供えしていたことがわかった。男の目的はいったい何なのか、また、なぜ殺されなければならなかったのか、謎が深まっていく。そして事件は意外なところが発端となっていたことを刑事たちはつきとめた。タイトルの麒麟の翼は、実際に日本橋にある像で、筆者がその言葉に与えた意味がラストに事件の真相と共に明らかになります。
麒麟の翼についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
麒麟の翼の感想・レビュー
無念の死だけど、遺された者は前向きに捉えている。
最初の容疑者と被害者との間で起こった事件かと考えると、タイトルの麒麟の翼が実在の像で、被害者がそこまで歩いて息絶えたことが繋がらないな、と思いました。刑事たちの執念によって真相がわかったとき、麒麟の像も含めたすべてが繋がりました。
(40代男性)
一気読み必至のミステリー
ミステリーとしての謎解きだけでなく一人一人の人物描写がしっかり描かれています。それでいてべたっとした人情モノでもないのが魅力です。加賀恭一シリーズはすべて読んでいますが本作にも加賀恭一郎の魅力が満載です。
(50代女性)
「真相がわかるまで混乱が続いて早く先が読みたくなるような小説が好きな人におすすめ」という声が多く見られました。
29位:パラドックス13
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | パラドックス13 |
カテゴリー | SF |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 2014/5/15 |
ページ数 | 576 |
ISBN-10 | 4062778270 |
ISBN-13 | 978-4062778275 |
パラドックス13は「あり得ない世界」での人間模様に目が離せないストーリーです。
パラドックス13のあらすじ
「3月13日13時13分13秒から13秒間が、地球にとって運命の時間」「その13秒間だけは、大きな事件や事故は起こさないように」。JAXA-宇宙航空研究開発機構の説明は、首相の大月には突拍子もない内容に思えたが、ブラックホールの影響でどうやらそれはほぼ確実に起きるものらしい。国民をパニックに陥れないため、政府は秘密裏に「極力、何もしない13秒間」を作りだすはずだった。そして迎えた運命の時間。警察官である兄の誠也とともに強盗犯を追っていた冬樹は、拳銃で撃たれそうになった直後、気がつくと周りの世界から人間だけが消えていて・・・・。
パラドックス13についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
パラドックス13の感想・レビュー
不思議な世界を疑似体験させてくれる一冊
この著者のファンである友人からの勧めで読みました。それまで読んだことのある作品とは違い、事件の解決をしていくミステリーものではありませんが、極限状態にある中での人間の心理状態が丁寧に描かれていて、最後までノンストップで読んでしまいました。厳しい状況の中で選択を迫られる場面も多く、「私だったらどうするか」と、自分の内面を考えさせられる本だと思います。
(40代女性)
極限状態の時、人はどうするのか
サバイバルものが好きで調べていたらこの本に当たりました。読み始めるとやはり極限状態になると人は自暴自棄になったり道徳心をもって動く人など本心ではないにしても現れてしまいます。 人間の本質が現れますので、その辺りが面白く感じました。
(40代男性)
「世界の不思議な現象に興味のある人におすすめ」という声が多く見られました。
30位:宿命
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 宿命 |
カテゴリー | ミステリー |
著者 | 東野圭吾 |
発売日 | 1993/7/6 |
ページ数 | 378 |
ISBN-10 ISBN-10 | 4061854445 |
ISBN-13 | 978-4061854444 |
宿命は幼馴染みが事件をきっかけに再会し、過去の事件もつながる推理小説です。
宿命のあらすじ
冒頭は、少年がよく遊びに行っていた脳の研究を行うレンガの病院にいた、女性が転落死するところからです。謎を残したままストーリーが展開されていきます。小、中、高校生のライバルだった二人が、警察官、医者という別々の道に進みます。レンガ病院に遊びに行っていた少年が、警察官になりました。その後、殺人事件が起き、事件関係者と事件の捜査を行う警察官として、二人は再会を果たし、かつてのライバルが初恋の相手と結婚していたというドラマチックな展開で話が進みます。過去のレンガ病院事件との関連、二人の宿命とは何なのか、予想外のラストへ進んでいきます。
宿命についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
宿命の感想・レビュー
それでも生きる
東野圭吾さんが、構想を練るのに時間をかけた作品として有名なだけあり、かなり面白かったです。東野圭吾さんの作品は、かなり読んでいますが、その中でも印象に残っています。ただの推理小説とは思えませんでした。善と悪、生きる事とは何なのか、考えさせられました。
(30代女性)
友人を思い出す
妻に勧められ読みました。 高校時代を思い出しました。 私と同じ宿敵がいるなぁ、似てるなぁ。そう思っていました。 違う中学に通っていた2つ違いの妻は、当時、私と同じ中学に彼がいて、その彼は、私の親友であり、宿敵でした。 スポーツ万能・成績優秀な彼には、どうしても勝つことが出来なかったんですが、高校になって、彼よりも私を選んでくれたんです。 残念ながら、彼は病気で亡くなってしまいましたが、今の幸せがあるのは、彼のおかげだと思っています。
(40代男性)
「最近感動する事がない人におすすめ」という声が多く見られました。
【感想・評判調査概要】
調査対象:東野圭吾作品を読んだ人
調査手法:クラウドワークス
回答数:2人
調査期間:2022/06/15〜2022/07/04
記事の読者様が参考にする目的なので、感想レビュー内容は好評・批評含め掲載しております。評価は回答者の主観であり、本の良し悪しを示すものではありません。
東野圭吾のおすすめ小説ランキングまとめ
東野圭吾のおすすめ小説ランキングをご紹介しました。気になる作品があったら、ぜひ一度手に取ってみてくださいね。
タイトル | どんな本? | Amazon | |
---|---|---|---|
1位 | 白夜行 | 成功したり有名になった人には、陰で支えてくれる人がいるものです。 | Amazon |
2位 | 容疑者Xの献身 | 天才数学者と天才物理学者の、二人の「天才」の頭脳戦 | Amazon |
3位 | ナミヤ雑貨店の奇蹟 | 全ての行いは繋がっている | Amazon |
4位 | 沈黙のパレード | 待望のガリレオシリーズの長編 | Amazon |
5位 | マスカレード・ナイト | 華やかなホテルの別のを見せてくれる | Amazon |
6位 | 新参者 | ミステリー、謎解き。 | Amazon |
7位 | 希望の糸 | 震災で二人の子をなくし前を向いて歩むストーリー | Amazon |
8位 | ガリレオの苦悩 | 難事件を科学で解明していくミステリー | Amazon |
9位 | 赤い指 | 現代社会の縮図。 | Amazon |
10位 | 禁断の魔術 ガリレオ8 | 身近な人物に関係した殺人事件の真相 | Amazon |
よくある質問
東野圭吾の人気作品に関してよくある質問にお答えします。
東野圭吾の最高傑作は?
容疑者Xの献身です。
東野圭吾さんの作品の中でも最高の発行部数を誇ります。一度は読んでおきたいミステリー小説です。
東野圭吾はなぜ人気?
当サイトが独自に集めた感想で多く見られた支持理由は、「読みやすい」「伏線回収が気持ちいい」です。
東野圭吾初心者は何から読むのがおすすめ?
当サイトが独自アンケートした結果、東野圭吾初心者の方にはまず「ナミヤ雑貨店の奇蹟」から読むのがおすすめです。
東野圭吾の小説が無料で読み放題?
東野圭吾の小説が無料で読めたら…夢のようですよね。
Amazonの本読み放題サブスクKindleUnlimited(キンドル・アンリミテッド)は30日間の無料体験キャンペーンを開催中。
2022年8月末時点では東野圭吾さんの作品は読み放題対象ではありませんでした。読み放題対象は定期的に入れ替わるため、もしかすると今は読み放題対象になってるかも!
気になる方は無料で読み放題か確認してみてください。
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