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マーケティング本の古典・名著、戦略の参考になるおすすめビジネス書をご紹介します。
マーケティング初心者が読んでおきたい超入門編から、マーケティング中級者でも参考になる基礎〜応用編までまとめました。ぜひ、当記事でご紹介するおすすめビジネス書を学んで、切れ味鋭いマーケティングを目指しましょう。
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マーケティング本の選び方
マーケティングで成果を上げるには、どのように本を選べば効率が良いのでしょうか?マーケティング本を選ぶ際のポイントを3つご紹介します。
マーケティング本を選ぶポイント1|難易度
難易度が合わない本を読んでも成長しません。自分に適切な難易度を選ぶと良いです。
当記事では難易度別におすすめ本をご紹介しているので、よかったら参考にしてみてください。
マーケティング本を選ぶポイント2|具体事例
理論と併せて、具体事例が載っている方が良いです。
具体事例は理解を深めるのに役立ちます。
例えば数学の公式を覚えても、実際に問題を解かないと理解が深まらないのと同じです。
一番良いのは、マーケティングによって成功した事例が本のタイトルになっている本です。例えば「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」は誰もがイメージしやすく、理論が深く心に刻まれます。
マーケティング本を選ぶポイント3|情熱を感じるか
一流のマーケターにとっては、冷静な分析能力だけではなく情熱も必要な素質です。かの森岡毅氏も、マーケティングには情熱が必要と言っています。
マーケティングをどんなに正確に行ったとしても、100%成功する企画など存在しないからです。
企画の精度が80%…90%…と高まってきて分析の限界が見えたとき、情熱の力で100%にグッと近づけられる。
私が最も情熱をいただいたのは、「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」です。よかったらチェックしてみてくださいね。下の動画は森岡毅氏が率いる”チーム刀”のマーケター育成動画です。森岡毅氏の凄さの片鱗を見られます。
マーケティングおすすめビジネス書|超入門編
マーケティング超入門編のビジネス書をご紹介します。マーケティングの仕事をしたことがない方におすすめの本です。
マンガで学ぼうマーケティング
著者 | 井上岳久 |
ページ数 | 236 |
発売日 | 2012/7/7 |
出版社 | 中央経済社 |
「マンガで学ぼうマーケティング」はマーケティングについてわかりやすく丁寧に事例を交えながらマンガで解説をしますので、初心者が気軽にマーケティングを学ぶのに最適です。
難しい専門用語を知らなくても読めちゃいます。マーケティングの超入門書として最適で、仕事の合間などに熟読するだけでマーケティングの大まかな流れやポイントを理解して脱・初心者を実現できます。
聞いた事はあるけど意味の理解が曖昧な用語が、本書で明確に理解できました。マンガで説明をているので初心者でもわかりやすくていいと思いました。何故マーケティングをするのか、どのように活用するのかを理解できてとても役に立ちました。
はじめてのマーケティング
著者 | 久保田進彦、澁谷覚 |
ページ数 | 248 |
発売日 | 2013/12/14 |
出版社 | 有斐閣 |
「はじめてのマーケティング」はその名の通りマーケティングの超入門として活用できる一冊です。
本書を読めば、やりたいこととやるべきことの優先順位を付けて仕事に活用できるようになれます。マーケティングに対する勉強を1からしたい人におすすめです。仕組みや考え方について論理的に紹介している本のため、論理的思考をこれから身に付けたい方にもおすすめです。
マーケティングの基本的なことを1から学べました。ストーリー形式なのでイメージしやすく非常に分かりやすかったです。あくまでも基礎的な内容でしたが、世の中の仕組みを理解するには非常に為になったと思います。更にマーケティングを勉強したくなりました。読み物としても大変面白かったですし、分析なども非常に参考になり良かったです。
9のフレームワークで理解するマーケティング超入門
著者 | 金森努 |
ページ数 | 176 |
発売日 | 2019/6/14 |
出版社 | 同文舘出版 |
「9つのフレームワークで理解するマーケティング超入門」を読めばマーケティングの鉄板フレームワークを理解し使いこなせるようになります。
本書はマーケティングを初めて実践するときに有用です。マーケターなら必ず使う9つのフレームワークを個別に理解するだけでなく、それぞれの繋がりも理解できるのでマーケティング業務の全体像が一気通貫で頭に入ります。実践で使いこなすためのノウハウも紹介されており、役に立つビジネス書です。
マーケティングとしての基礎中の基礎を解説されている本で、マーケティングの全体像が把握しやすかったです。正にマーケティングの教科書と呼べる一冊だと感じました。要点を9つに分けて記載されていたので、重要なことを掴むには大変分かりやすくて良かったです。実際の企業での具体的な実践例も解説されていたので、より一層信憑性もあり非常に為になりました。
これ、いったいどうやったら売れるんですか?
著者 | 永井 孝尚 |
ページ数 | 208 |
発売日 | 2016/10/6 |
出版社 | SBクリエイティブ |
「これ、いったいどうやったら売れるんですか?」はマーケティング初心者におすすめの入門書です。
専門用語を連発するマーケティング本が多い中、本書は用語を知らなくてもスラスラ読める文章で読みやすい。日常的なマーケティング事例を交えて説明していて記憶にも定着しやすいです。
マーケティングの全体像を知りたい人におすすめです。
商品や提供するサービスの企画をやっている時に、マーケティングの基本を勉強したく、本書を読みました。マーケティングの基本が事例と共に解説されているので、初心者の自分にとって良い本でありました。顧客にとっての価値の考え方、お金を出す理由を創造、ブルーオーシャン戦略、弱者の戦略など、自分の置かれている立ち位置を考えて戦略を練る必要性を学ぶことが出来ました。定期的に読み返して、マーケティング理論に即した活動を実践していきたいと感じました。
マーケティングのことが面白いほどわかる本
著者 | 江口泰広 |
ページ数 | 160 |
発売日 | 2017/3/2 |
出版社 | KADOKAWA |
「マーケティングのことが面白いほどわかる本」はマーケティングとは何か?に始まり、マーケティングの基礎理論が一通り学べます。
まずは基礎理論の概要を学びたいマーケティング初心者におすすめです。図解付きなので、図を覚えさえすれば後から思い出しやすく、いざ実践となったときに教科書を再度開く必要がありません。
マーケティングに対して非常に幅広く解説をされていましたし、とにかく分かりやすく噛み砕いて書かれていたのでとても理解しやすかったです。また、マーケティングの要点もしっかりと分けて書かれていたので読みやすかったですし、知識を詰め込むと言うより、自然に知識が付いていくような構成になっていたので、基礎的な部分を知るには非常に良かったと思います。
世界のエリートが学んでいるMBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた
著者 | 永井孝尚 |
ページ数 | 384 |
発売日 | 2020/11/13 |
出版社 | KADOKAWA |
マーケティングは、経営学修士でもあるMBAで人気No.1の科目。MBAを学ぶためのビジネス書が社会人の教育書もしくはマニュアルになることも少なくありません。
超入門ともいえる本書を読めば、ビジネスパーソンの必読書ともいえる50冊分が1冊に集約されているので時間がもっと欲しい人におすすめです。読むだけで戦略に強いリーダーになれます。
国内外の具体事例があり非常に興味深かったです。この一冊で幅広く経営学が学べたので非常に参考になりました。読み進めるほど夢中になり止まらなくなる興味深い内容だったので非常に面白かったです。戦略やイノベーションなど、ビジネスで役に立つ内容が多かったので実務としても活かしやすく、マーケティングとしての重要な部分がしっかりまとまっていて分かりやすかったです。
マーケティングおすすめビジネス書|入門編
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方
著者 | 森岡毅 |
ページ数 | 261 |
発売日 | 2016/4/23 |
出版社 | KADOKAWA |
「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」を読めば圧倒的な消費者目線が身につきます。
本書はマーケティングの基本的な知識を学びながら森岡毅氏の熱い気持ちを分けてもらえるビジネス書です。泥臭い内容だと思われる部分もあるかもしれませんが、真に消費者のことを理解し、売れるものを作りたいなら読むべき本です。
何がなんでも売れる商品を作りたい熱い思いがあるマーケターにおすすめです。
USJでの実例なので非常に説得力のある内容でしたし、過去にUSJの業績が上がらない時期があったことすら知らなかったので非常に興味深く読むことができました。そのなかなか業績が上がらなかった時のマーケティング思考はとにかく斬新でしたし、やはり発想力は桁違いだという印象を受けました。学ぶことも多かったのでその分活かしていけたらと思います。
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
著者 | 森岡毅 |
ページ数 | 245 |
発売日 | 2016/4/23 |
出版社 | KADOKAWA |
マーケティングの天才と呼ばれる森岡毅氏が初めて書いた本で、簡単な言葉でマーケティングについて伝えています。これからマーケティングを学ぼうと考えている人にピッタリの入門書です。
USJがどのように業績をV字回復したのかが赤裸々に語られています。アイデア発想のためにはポイントを絞って考えるフレームワーク、先人の知恵を借りるリアプライ、思いつくまでひたすら考えるストックやコミットメントなどについて紹介しています。アイデアがわかないと仕事面で悩んでいる真面目な人におすすめです。
本書を読めば、ビジネスシーンだけではなく、プライベートでアイデアをすぐに思いつく人間になれます。
USJには何度も行ったことがあるので非常に受け入れやすかったです。マーケティングの内容と言うよりかは森岡毅さんの発想力や熱意を感じられたので大変興味深かったです。逆境にも負けず強く取り組み続ける姿勢から力と勇気が貰えました。
100円のコーラを1000円で売る方法
著者 | 永井孝尚 |
ページ数 | 221 |
発売日 | 2011/11/28 |
出版社 | KADOKAWA |
「100円のコーラを1000円で売る方法」と聞くと、詐欺のような印象を持つ方がいらっしゃるかもしれません。ですが本書はマーケティング入門におすすめな一冊。
本書を読めば、高品質なものと価値に見合った値段で販売できるビジネスマンになれます。日本の商品は安くて高品質なものが求められますが、それでは世界で戦えるメーカーとしての成長は止まってしまいます。収益を上げることに悩んでいる人におすすめです。
この本は、マーケットシティをライトに学びたい人向けの本だなと感じました。ストーリー仕立てになっているので、マーケティングを知らない自分でもとても読みやすく、しっかりとマーケティングが理解できたので良かったです。「事前期待値を超えるために潜在的なニーズを探り、自分が提供できる価値を持って寄り添っていく」というワードには今の仕事にも通じることでとても感嘆させられましたし、実際の製品を企画して販売するまでの流れを今まで見たことがなかったのでとても新鮮で面白かったです。
ドリルを売るには穴を売れ
著者 | 佐藤義典 |
ページ数 | 256 |
発売日 | 2006/12/23 |
出版社 | 青春出版社 |
マーケティングの入門書として高く評価されている本書を読めば、物を売ることの本質を理解できます。
本書は「顧客にとっての価値を考えることが何よりも重要」ということにフォーカスを当てています。商品の差別化のやり方やターゲットの掘り出しなど、マーケティングの基礎から応用までわかりやすく解説。最後までじっくりと読み、実践することによって、脱マーケティング初心者できます。
マーケティングを上手く言葉で表現することは難しいものですが本書は、実際に赤字レストランをどうすれば黒字にできるのか、対話形式で書かれていてわかりやすかったです。マーケティング素人の主人公とそれを助ける上司との会話も楽しいです。身近な事例を紹介しながらマーケティングを紹介しているので、参考書のような堅苦しいカタカナ言葉になじめない人におすすめします。何気なく食事しているレストランにこんな仕掛けや努力があるのかと、お店の店長さんを見る目が変わるかもしれません。これから飲食店はもちろん、起業・副業を考えている人にも役立つ内容です。
弱者でも勝てるモノの売り方
著者 | 上杉惠理子 |
ページ数 | 144 |
発売日 | 2019/4/13 |
出版社 | ぱる出版 |
自営業を始めようかと考えたときに読みました。マーケティングについて何も知らず、基礎を学びたかったからです。広告で新規顧客を獲得することがいかに難しいかは実感していたので、本書の3C分析は参考になりました。一番参考になったのは、自社分析の後に顧客分析をしないと、商品の差別化ができないという指摘です。自社分析を始めにすると、顧客分析がしやすいと感じました。本書は、マーケティングを基礎から学びたい人におすすめです。
データ・ドリブン・マーケティング
著者 | マーク・ジェフリー |
ページ数 | 380 |
発売日 | 2017/4/20 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
データ・ドリブン・マーケティングは何から始めるべきか、入門者向けに分かりやすく書かれているビジネス書です。これまでの伝統的な指標と成果を向上させる重要な非財務系指標、投資リターンに関する指標や本当に必要なことがまとめられています。
本書を読めば、マーケティングに必要な意思決定ができるようになれます。ジェフ・ベゾスの愛読書としても知られている本書は経営者、マーケティングに関わる人におすすめです。
何度も読みたい内容でしたし、一度や二度では理解が追い付かないくらい深い内容だったので、手元には置いておきたい一冊だと感じました。また、マーケティングに対してデータに基づいた戦略性の内容だったので、正直内容的には難しい部分も多くありましたが、この本を読んでからはこれからのマーケティングの在り方が分かったように感じましたし、何度も読み返しているうちに理解も深めることができたので、非常に参考になり良かったです。
競争しない競争戦略
著者 | 山田英夫 |
ページ数 | 352 |
発売日 | 2021/10/12 |
出版社 | 日本経済新聞出版 |
マーケティングの入門編としてもおすすめの「競争しない競争戦略」は、3つの戦略が豊富な事例とともに紹介されています。
本書を読めば、戦力で勝る相手といかに戦わずして生き残っていけるかを学ぶことができ、薄利の奪い合いから脱却できます。無理に売上やシェアを増やさない。競争しない状態を作りながら利益率を高める戦略を実践的に解説してくれます。
自営業を始めようと考えたときに読みました。どうしたら市場で生き残れるかを知りたかったからです。「競争しない」というスタンスが必要でした。参考になったのがニッチ戦略です。既存の業界リーダーと戦わないのがニッチ戦略で、差別化との違いがわかりやすく説明されていて勉強になりました。大手企業が参入しようと思わないところを見つけて、参入障壁を作り続けることが大切だと納得し、自社分析の参考にしました。本書は、業界リーダーとの関係に悩んでいる人におすすめです。
コトラーのマーケティング・コンセプト
著者 | 安部徹也 |
ページ数 | 318 |
発売日 | 2014/1/20 |
出版社 | かんき出版 |
「コトラーのマーケティング・マネジメント」はマーケティング界のバイブルを初心者にもわかりやすく解説した入門書です。
原著「マーケティング・マネジメント」は1000ページを超える超大作。マーケティングのプロでさえ完全に理解することが難しいとされています。マーケティングの神様ことコトラーに初めて触れるなら本書がおすすめです。
ビジネス全体として学びになることが多かったですし、マーケティング関係なく社会人として知っておきたい内容だったので、非常に興味深く読むことができました。マーケティングに対しては、戦略の部分はおさらいにもなり大変良かったですし、どの箇所からも読める本だったので、定期便に読みたくなりました。
マーケティングおすすめビジネス書|基礎〜応用編
マーケティングの業務を続けてきたけど業績は下がるばかり、、、というあなたにおすすめなマーケティングビジネス書をご紹介します。
森岡毅さんはUSJをV字回復させ、日本一のテーマパークに育てた伝説のマーケターです。知らない人はいないでしょう。森岡毅さんの本が多めになっておりますが、どれも良書ばかりだからです。こちらはKindle Unlimitedで読み放題の対象になっていないので、Kindleセールを利用して安く入手することをおすすめします。セール中かどうかは下のリンクからご確認いただけます。
確率思考の戦略論
著者 | 森岡毅 |
ページ数 | 311 |
発売日 | 2016/6/2 |
出版社 | KADOKAWA |
副題に「USJでも実証された数学マーケティングの力」とあり、USJをV字回復に導いた著者が、秘伝の数式を公開し、勝つ確率の高い戦略の導き出し方を解説している数学マーケティングの入門書です。
確立思考やプレファランス(好意度)、売り上げを伸ばす方法などについて書かれている本書を読めば、マーケティングが成功するかどうかを数字として把握できるようになれます。ビジネスに関わる意欲的な人におすすめです。
前半にはしっかりと戦略性の部分が書かれていて、ビジョンを達成する為の圧倒的な熱意を感じられました。数式で細かく解説されていたので、数式をきっちり理解さえすれば非常にイメージしやすかったです。熱量を感じ圧倒されました。
苦しかったときの話をしようか
著者 | 森岡毅 |
ページ数 | 308 |
発売日 | 2019/4/11 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
倒産寸前の状況だったUSJを劇的に再生させた森岡毅氏が、いかに立て直したのかをわかりやすく丁寧に描いているビジネス書です。本書を読めば、マーケティングのコツや重要性を容易に理解して素晴らしいプロフェッショナルになれます。
どのように行動すればチャンスを掴んで成功できるかを解説していますので、マーケティングでもがき苦しんでいる人におすすめです。人生をより良い方向に向かっていける勇気を与えてくれるビジネス書といえます。
今後のキャリアについて考えさせられました。冒頭部分では、自分のやりたいことや自己分析に重きを置く内容が描かれており、中盤では、自分というキャリアの作り上げ方やWhatの部分の作り方が描かれています。終盤になってくると、森岡さんがどのような考え方をして、どのような意思決定を下したかが紹介されていました。自分を奮い立たせる内容になっていましたし、自分の強みを見つけることの大切さを学んだ本でした。
マーケティングとは「組織革命」である。
著者 | 森岡毅 |
ページ数 | 352 |
発売日 | 2018/5/24 |
出版社 | 日経BP |
この本はマネジメント苦手な人におすすめです。森岡毅氏が考えるマーケティングとは、経営資源を消費者の好意度に集中する能力であると定義しています。
消費者のブランドに対する相対的な好感度をアップさせるには、ブランドエクイティや製品パフォーマンス力のアップが必要。本書を読めば、組織変革を行いたいマネジメントの立場にある方もマネジメントをする時になれます。
人間の深層心理や本能など、マーケティングに対して様々な視点で書かれていたので非常に興味深かったですし、組織を動かすという部分には大変熱意を感じて力を貰えたような気持ちになれました。また、マーケティングとは別に、組織作りのヒントにも繋がるようなことが沢山書かれていたので非常に参考になりましたし、戦略性も他ではあまり読んだことのないような内容だったので、この斬新な発想は読んでいても非常に面白かったです。
ハイパワーマーケティング
著者 | ジェイ・エイブラハム、金森重樹 |
ページ数 | 334 |
発売日 | 2005/2/19 |
出版社 | ジャック・メディア |
「ハイパワーマーケティング」は、アメリカのForbes紙で全米トップ5の経営コンサルタントにも選ばれたジェイ・エイブラハムのビジネス本です。本書を読めば、マーケティングを利用してビジネスを拡大・成長させる方法がわかります。
マーケティングを行う上での心構えや物事の考え方、具体的な方法を17章にわたって紹介。名著中の名著なので全てのマーケターにおすすめです。
この本はマーケティングのみならず人生においても大切なエッセンスが書いてあります。中でも「取引でも必ず自分がリスクをとる」という言葉には衝撃を受けました。というのもリスクといえば危険性と解釈されますが自分は読み解く中で可能性と解釈しました。お客様が使ってくれないリスクがあると想定するとそのリスクが「ではどうすれば使ってもらえるのか」とすぐに発想の転換ができるようになるからです。守りのマーケティングでは貰いが少ないですが、攻めのマーケティングでは活路を見出すことができる。このことを本書から学べました。
コトラーのマーケティング4.0
著者 | フィリップ・コトラー |
ページ数 | 272 |
発売日 | 2017/8/21 |
出版社 | 朝日新聞出版 |
本書はデジタル時代のマーケティング手法としてカスタマージャーニーやコンテンツマーケティング、ゲーミフィケーションやオムニチャンネル、ソーシャルCRMが解説されています。
本書を読めば、今の生活に当たり前に存在し必需品の1つとなっているモバイルについて、接続性と移動性により顧客の購買スタイルを劇的に変化させてきた伝統的な手法から、デジタル手法への移行を学べ第一線で業務を行う人になれます。
経営思想家であるフィリップ・コトラーの言及を聞きたい、マーケティング論を常に更新したい人におすすめです。
現代マーケティングの基礎を学ぶ上で非常にためになると感じました。理論としては、とてもわかりやすいし、カスタマージャーニーとは何なのか、どうあるべきなのか、を理解するには参考になる本だと思いました。「オンライン全盛でもオフラインは決して無くならない」というのはとても面白いと感じました。オンラインとオフラインの2つを上手に融合させることが、これからのビジネスには欠かせないのだと思いました。
The Art of Marketing マーケティングの技法
著者 | 音部大輔 |
ページ数 | 302 |
発売日 | 2021/12/1 |
出版社 | 宣伝会議 |
「The Art of Marketing マーケティングの技法」を読めば、著者が確率した「パーセプションフロー®・モデル」の概要から詳細まで学べます。
著者はP&G、ユニリーバ、資生堂などでマーケティングを担当。その過程で、商品社の認識(パーセプション)を8段階に分けたマーケティングマネジメントモデルを確立しました。かつては消費者の「行動」を軸にしたマーケティングモデルが一般的だったため、本方法は全く新しいモデルです。
消費者の体験・認識にフォーカスを当てたマーケティングを行いたいマーケターにおすすめです。
本書はパーセプションフローモデルを用いた全体設計を通してマーケティング活動の目的から実行までを効率よく行う手法が紹介されていました。自分も実際に真似をしてみると意外な盲点がわかったり、商品が本当に消費者のニーズに応えたものなのかを点検する判断材料となりました。広告、プランナーなどに携わる方にも十分応用がききますのでオススメです。
たった1人の分析から事業は成長する実践顧客起点マーケティング
著者 | 西口一希 |
ページ数 | 240 |
発売日 | 2019/4/8 |
出版社 | 翔泳社 |
筆者は、P&Gそしてロート製薬を経て、ベンチャーだった「スマートニュース」に転職。スマホアプリランキング100位より下だったニュース配信アプリ”スマートニュース”をApp store、Androidどちらも1位に押し上げました。
その秘訣は、たった1人を深く分析する「N1分析」。本書はN1分析を軸としてマーケティング業務全体を学べます。スマートニュースの実例を交えて解説されているので、「スマニュー」ユーザーはピンとくることが多いです。
概念だけでなく、成功事例を出して解説頂いているところは、理解しやすかったです。特に「行動データ」と「心理データ」という顧客が購買までにつながる概論は腹落ちしました。また、顧客ピラミッド、9セグマップ、N1分析など販売促進の手法やブランディングの確立方法など、非常に参考になる内容が多かったです。新規事業を立ち上げる上で、基本的な考え方になることも多く書かれていますので、ビジネスマンにはお勧めしたいです。
マーケティングおすすめビジネス書まとめ
以上でマーケティングが学べるビジネス書のご紹介は終わりです!
マーケティングはビジネスの成否に対して最も寄与する仕事です。当記事でご紹介しているマーケティングスキルを身につけて、結果を出せる方がいることを願っています。
本の選定基準
- マーケティングに対する情熱をもらえるか
- 事例は豊富か
- 初心者が基礎理論を一通り理解できるか
に鑑みて、本を選定しました。マーケティングはビジネスの成功の鍵を握る仕事だと思います。脱初心者した後は、基礎〜応用篇も読んでいただき、少しでも成功確率を高められるように中級以上もご紹介しました。
本の口コミ・感想について
本の感想は下記調査で集めています。メリット・デメリットを正直に記載頂いています。
【本の感想】
調査対象:実際に本を読んだ人
調査手法:ランサーズ
調査期間:2021年9月13日~2022年1月14日
当サイトでは実際に本を読んだ人の生の感想を重視して掲載しています。
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