本ページは広告が含まれます。私たちのパートナーのリストを公開しています。
不思議の国のアリスのあらすじと感想をご紹介します。原作のあらすじを知って興味を持ったらぜひ、書籍をお読みください。
サクッと簡単に内容の把握ができるので、読んだことがない人でもすぐ語れるようになります。会話の話題づくりや読書感想文にもぜひお役立てください。
不思議の国のアリスのあらすじ①原作
アリスはお姉さんと木の下で本を読んでいました。するとチョッキを着たウサギが懐中時計を見ながら「遅刻だ」と慌てた様子で走っていくので、アリスは思わず追いかけました。ウサギはウサギ穴に飛び込み、アリスも続きます。
この穴はどこまでもどこまでも深く落ちていきアリスは壁にかかっていた地図や鏡、くしを使い勉強したり身だしなみを整えながら落ちました。
やっとしりもちをつきましたが、先に行くうさぎは慌てて広間のドアに飛び込みました。しかしアリスはドアが小さく入れず、家に帰りたくなり泣きました。アリスは歩き出し、手袋とせんすを拾います。
また、「飲んでください」と小瓶があり、飲んでみましたわ、するとアリスの体は小さくなり、さっき泣いた時の涙の池に浮かんでいました。周りをドードー鳥が囲みぐるぐる競争を始め、池が乾燥したところで全員が優勝だとアリスに賞品をねだるので、アリスはキャンディをあげました。
その時ウサギが扇子と手袋を探し家の中へ入ったのを見かけ、アリスも入りましたがウサギを見失いました。テーブルの上にジュースがあり、アリスは飲むと体がどんどん大きくなりました。それを「化け物だ」とウサギが言い、皆は石アリスにを投げました。
それがお菓子に変わるのでアリスは食べ、今度は小人になってしまいました。犬に追いかけられましたが、逃げ、きのこに座る青虫がいたので体を戻す方法を訪ねます。青虫はあるきのこをすすめましたが、アリスが食べると首が高く伸びていき卵を守る鳩に突つかれました。
やっと首を戻しまたきのこを食べ、元の大きさに戻れたアリスを見て、猫が笑っていました。猫にうさぎの居場所を聞くと「狂った帽子屋と三月うさぎに聞け」と言います。
しばらく行くとこの二人はお茶会をしていました。「ウサギの居場所を教えてあげるから参加しなさい」と言われましたが、お茶も菓子もないのです。アリスは怒りました。
さてまたしばらく行くと、トランプ職人が白バラを赤ペンキで塗っています。女王様は白バラが嫌いだからだそうです。女王様が通行した時、1つ塗り残しがありました。
女王様はアリスに二人のトランプ職人の首を切れと刀を渡したので、アリスは二人を隠して刀に赤ペンキを塗り、処刑したと報告。また、帰り道も尋ねました。 女王様はフラミンゴのツチとはりねずみの球で、クロッケーをして勝ったら教えると言いました。
アリスは負けました。女王様に再度帰る方法を教えてほしいとお願いすると「グリフォンに聞け」と言います。グリフォンはニセウミガメに聞けと言い、ニセウミガメはえびに聞けと言い、エビは裁判官に聞け、と言います。
アリスは裁判所にいきました。裁判所ではハートのジャックが女王のパイを盗んだと裁判されていました。 証人は帽子屋と三月ウサギ。判決は女王が死刑を言い渡しました。アリスは判決に怒ります。
女王は怒り、アリスの体を大きくし、アリスの処刑を命じたため、トランプの兵隊が襲いかかってきました。「うるさい!!」「アリス。起きて」お姉さんの声でアリスはやっと夢から目覚めます。アリスはお姉さんと家に帰りました。
不思議の国のアリスのあらすじ②原作
アリスが姉と一緒に土手で座っていると、洋服を着た白いうさぎが現れ、アリスはそのウサギを追いかけると、穴に落ちてしまいました。落ちた先でアリスは小瓶を見つけて飲んでみると体が小さくなり、また別の食べ物を食べると体が大きくなり、扇子を使うとまた体が小さくなりました。
小さくなった体は池に落ちたのですが、その池はアリスの涙でできていました。池にはまった鳥たちやネズミと会い、飼っていた猫のダイナの話をすると鳥たちやネズミは逃げてしまいました。
森の中で大きなキノコを見つけ、その上にいるイモムシに会いました。イモムシにキノコの片方をかじれば大きくなりもう片方をかじれば小さくなると教えてもらいます。体が小さくなっていたアリスはキノコをかじり、ちょうどいい大きさになりました。
そして公爵夫人の家に行き、公爵夫人と話をします。女王様にクロッケーに誘われていると聞きます。その家には奇妙な笑顔のチェシャ猫がいました。アリスは公爵夫人の家を後にします。そしてチェシャ猫に3月ウサギの家を教えてもらいます。
3月ウサギの家ではお茶会が開かれていました。あべこべな話をするお茶会メンバーと話すが、いつまでも続くお茶会をアリスは後にします。アリスが次に訪れたのは庭でした。白いバラを赤くしているトランプたちにアリスは出会い、女王のいる城に着きます。
女王が登場し、一緒にクロッケーをすることになります。女王はすぐに「首を切ってしまえ」というので参加者皆いなくなってしまいました。アリスはその後ウミガメに会いに行き、裁判に参加させられ証言を求められてしまいます。
裁判をやめさせようとするアリスに女王は怒り、トランプたちが襲ってきたところでアリスは目を覚ましました。アリスは姉の膝の上で寝ていたのでした。
不思議の国のアリスの全文は書籍で読めます。ルイス・キャロルの世界観を存分に感じられるので、ぜひ読んでみてください。
author:執筆者:高橋渉
「不思議の国のアリス」の感想文・口コミ
【感想・評判調査概要】
調査対象:本書を読んだ人
調査手法:インターネット回答
40代女性
かわいい主人公のアリスが登場する、ディズニーアニメやテレビでも観たことのある話の原作です。教科書にも載っているイギリスの有名な話です。ディズニーアニメでは登場しないネズミや鳥たちのエピソードや公爵夫人のエピソードなどが含まれており、あべこべな世界観、面白い歌や特徴的なチェシャ猫、帽子屋、三月ウサギや女王といった登場人物たちが現れる面白い話です。難しい長い話ではないので、誰でも簡単に読むことができると思います。
40代女性
実は夢オチだったのですが、幼い時に読んだ絵本の中で初めてこのオチに触れた時はホッとしたような納得いかないような不思議な気持ちを抱きました。終始ありえない冒険にドキドキハラハラし、怖いけど色とりどりの可愛い世界観、次々に登場する面白い登場人物にワクワクしました。それにしてもリアルで、アリスが目覚めてやっと読者である自分も我にやっと帰れたような気分になります。アリスはへこたれず、わりと強気で怖気つかないところも見習いたいです。
【悪い感想・口コミ】怖い?狂気を感じる?
良い感想や口コミだけでなく、悪い口コミもありました。
- 怖い
- 頭おかしい
- いかれてる
上記のような口コミがSNSや知恵袋でみられ、作者は精神病?という声もありました。
不思議な国のアリスの物語は夢の内容なので、普通ではないおかしい場面が多くあります。そして、登場人物とまともに会話が成り立たないので、読んでいて不快に感じた人や子供の頃に怖く感じた人もいました。
不思議の国のアリスで伝えたいこと
不思議の国のアリスを読んだ人に、この本が伝えたいことを考えてもらいました。
伝えたいこと①
実在するアリスという知人の少女に当時の替え歌などを混ぜ、当時主流だった教訓的な話ではなく面白い話を聞かせてあげたのが始まりで、知人の作家などにも見せたところ好評だったので、出版することになったのだそうです。
伝えたいこと②
夢だから、たくさん不思議な冒険ができるんだよ。でも、それは本当に夢だったのかな?もしかしたら、空想の世界で冒険したり体験することは夢じゃないのかもしれない。一緒に不思議の国へ行こう。冒険を終えたらきっと君も強くなれる。
原作とディズニー作品の違い
不思議の国のアリスの原作とディズニー作品の違いを解説します。
原作にはディズニー作品にない、いろいろなエピソードが含まれています。アリスが泣いてできた池にネズミがいて、猫が嫌いだという話をアリスとします。公爵夫人とのエピソードもあります。
挿絵も原作は白黒で印象的な絵で、もっと言葉が汚らしく過激です。ディズニーアニメのように原作にはリズミカルな歌も載っています。
不思議の国のアリスの基本情報|和訳や英語版書籍はある?
不思議の国のアリスは原作を和訳している本がいくつかあります。
作品の詳細 | 内容 |
---|---|
作品名 | 不思議の国のアリス |
カテゴリー | ファンタジー小説 |
著者 | ルイス・キャロル |
発売日 | 2000年6月16日 |
ページ数 | 230 |
言語 | 日本語 |
ISBN-10 | 4001140470 |
ISBN-13 | 978-4001140477 |
不思議の国のアリスの英語版書籍
不思議の国のアリスは英語版の書籍もあります。
不思議の国のアリスのあらすじ、ネタバレのよくある質問
不思議の国のアリスのよくある質問に回答します。
「不思議の国のアリス」のディズニーアニメ・映画・関連動画
「不思議の国のアリス」のアニメ・映画・関連動画をご紹介します。
「不思議の国のアリス」はディズニー映画化されています。気になる方はチェックしてください。
「不思議の国のアリス」は映画化されています。気になる方はチェックしてください。
「アリスインワンダーランド」は原作をアレンジした作品です。続編の「アリスインワンダーランド時間の旅」も上映されました。
コメント