株式会社RisingStar(https://lifeset.co.jp/hoshi/)は、日本全国18歳以上の方を対象に「読書の苦手な人でも読みやすい書籍の特徴は?」のアンケート調査を実施しました。その結果を公表します。
調査方法:インターネット調査
調査人数:200人(10代:2人、20代:33人、30代:78人、40代:51人、50代:30人、60代以上:6人)
調査主体:株式会社RisingStar(代表取締役;星渉)、マナカレ
調査時期:2022年5月26日
*本アンケート結果を引用する場合は「マナカレ」のURL(https://lifeset.co.jp/note/)を使用してください。
調査結果
「読書の苦手な人でも読みやすい書籍の特徴は?」とアンケート調査した結果、1位は『短編作品集』でした。
1位:短編作品集
- 分厚い小説の場合、読み終わるまでに飽きてしまったり、数日間に渡って読み続ける事になるが、短編作品集の場合だと、読み切るまでにそこまでの時間を所要しない
- 短編作品であれば、読んでいる途中で飽きることがないのではないと思います
- 起承転結が短くまとまっているので読書が苦手な人にも苦にならないと思う
- 長編作品は、読むのに時間がかかるので、途中で止めてしまう人もいると思いますが、短編作品ならその都度終わるので、読書好きでない方も読みやすいと思います
- 寝るまでの間や、なにか待ち時間の間などにサラッと読めるから
- 長編みたいに登場人物の色々を思い出しながら読んだりしなくても気軽に読み切れるから
- 1つの作品を短時間で読了できるので、時間をかけて本を読む習慣がない人でも手軽に楽しめると思うから
2位:挿絵の数が多い
- 絵の方が頭に入るから
- 文字が並んでいると抵抗感があってあまり読みません。挿絵があると文だけでなく絵からも情報を補えるので、内容の理解が容易になって読みやすいです
- 漫画は読めるけど、活字だけの本が読めない人が多いので、挿絵がある方が読めると思うからです
- 内容と関係のある挿絵が多いことで、視覚的に内容がある程度伝わり、文章も読みやすくなる
- 私は読書が嫌いで特に文字がズラーと並んでいる本が苦手です。飽きてしまうのもあります。絵を時々挟んである本は抵抗感が減ります
- 活字だけだと情景などが想像出来なくて挫折することがあるので、挿絵を見て脳内でイメージの補完をしつつ、読み進めるのが良いのではないかと思いました
3位:ページ数が少ない(薄い本)
- ページ数がすくないので読み切れると思うからです
- ページ数が少ないものだと持ち運びも楽に出来るため、気軽に読めると思います
- 読んでいると途中で疲れてくるので、短い内容なら読めそうです
- ページ数が少ない本は、導入部分で引きが強いものが多く、興味や関心を一気に引き寄せてくれるからです。しかも、薄い本は、読書が苦手な人でも、読み切れそうだと手に取りやすく、また一旦読み始めたら、苦手な人でも読み終わるまでに時間がかからないからです
- 気軽に読みやすく最後まで飽きないと思うからです
- ページ数が多く分厚い本は、読書に費やす時間や労力を考えてしまい、読書が得意でない人にとっては最初のページを開くことさえもハードルが高いのではないかと思います。ページ数が少ない薄い本であれば、最初のページを開くための勇気はさほど必要ではないし、ストーリー展開も速いケースが多いので、気が付いたら夢中になって読み進めることができるのではないかと思います。
4位:フォントが大きい
- ページを開いてみて文字が大きければ、苦手意識を感じずに誰でも読めそうに見えるのではと考えます
- フォントが小さいと読む気が起きないので
- 文字が大きいと読みやすいので ・知人の読者が苦手な方が、文字が大きくて全体の文章量が少ないと読みやすいと言っていたため
- 小さい字がたくさん並んでいたら時間がたつにつれて目が疲れてくるので、フォントが大きい方が読みやすいです
5位:難しい漢字が少ない
- 難しい字や、難しい意味の言葉が出てくると内容を理解しにくい上読む気が起こらない
- 難しい漢字が少なければ、読むテンポが保たれ、集中力が途切れない為です。逆に難しい漢字が多いと、都度都度、止まってしまい、読み進めるのを難しくし、そのうち飽きてしまう為
- 漢字が読めないとそれだけで挫折してしまうことがあるので、難しい漢字が ・読めない漢字や知らない単語が出てくると、いちいち調べたりすることになるわけで、イメージや情景が途切れてしまいそうになる。集中が切れると、単に文字を目で追う作業に感じるから
- 難しい漢字が多いと内容が入ってこないから。 ・漢字が読めないと進まないから
6位:余白スペースが大きい
- 読書が得意な人や好きな人は余白スペースがなくても特に気にせず読むことができるが読書が苦手な人はスペースのない行間が詰まった文章を見ると疲れやすく読みにくく感じる。余白スペースを作ることにより読にくいストレスを減らして読みやすくできる
- 私は読書が趣味で、友人や知り合いからよくお勧めを聞かれます。が、大抵そういう方は普段あまり読書をしない方で…お勧めしても、なかなか読破したとは聞きません。そういう方へのとっかかりと言いますか、最初はページ数が少ない、フォントが大きいも含め、余白スペースが多いことにより、そこで一息つけたり、余裕が持てたりするのではないかと思いました
- 余白スペースが大きいと、1ページ毎の文字数が少ないため、次々とページをめくることが出来ます。そのことで、「自分は本を読んでいる」という満足感と、本のボリュームの割にあっという間に読み終えてられるため、心地よい読了感が得られるためです
- 圧迫感がないから
- 読書が苦手な方は、まず、文字がぎっしり並んでいることから拒否反応があるように思います。余白スペースか大きいと一旦、そこで中断や休憩をとり読み進めやすいと思うためです
- 文字がぎっしりと詰められている本は、普段から本を読んでいない人にとっては見るだけで嫌になるからです
7位:訳注や図解の説明が多い
- 単語の意味の説明があるとわかりやすいし、図解もあればイメージしやすく本の内容が理解できるから
- 図表で伝えられる情報量は文字より遥かに大きいため
- 訳注や図解の説明が多いと、言葉としては知らなくてもパッと目で見て理解がしやすいから。あと、わざわざ調べ直す手間もかからない
- 文字でつらつらと説明するより、画像を見てひと目で理解できることが多々あると思います。家系図とか、相関関係などがその良い例だと思いますが、図解があることによって、その書籍の理解度がもっと上がるし、読書が苦手な人も読書に挑戦しやすくなると思います
- 図解などがあると理解しやすいので内容も入ってきやすく楽しんで読めると思います
- 文字と図解などがあると飽きることなく読めると思う
8位:その他
- 時空が行ったり来たりせず、過去から未来へ一直線のストーリーだと理解しやすいのではないかと思う。話し手がわかりやすいとか
- 堅い言葉で書いてある文章だと単語の意味で戸惑ったりするが口語調ならあまり違和感を持たないので内容が入ってきやすい
- 一文が短く、主語と述語がはっきりしている、キャラクターが魅力的、設定と越智がわかりやすい、初めの数行でラストが想像できる
- 話がまとまっている話。がまとまっていない小説は本当に読みにくいから
総括
「読書の苦手な人でも読みやすい書籍の特徴は??」とアンケート調査した結果、1位は『短編作品集』でした。SNSや動画が日常生活の大部分を占める現在、本離れが進んでいると言われています。読書が得意ではない人も増えてきていると推察されます。そんな人でも読みやすい本は、短編特集や挿絵の数が多いなどの、短時間でインプットできる本でした。
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