株式会社RisingStar(https://lifeset.co.jp/hoshi/)は、日本全国18歳以上の方を対象に「紙媒体の書籍の好きなところは?」とアンケート調査を実施しました。その結果を公表します。
調査方法:インターネット調査
調査人数:200人(10代:2人、20代:33人、30代:82人、40代:59人、50代:16人、60代以上:8人)
調査主体:株式会社RisingStar(代表取締役;星渉)、マナカレ
調査時期:2022年6月12日
*本アンケート結果を引用する場合は「マナカレ」のURL(https://lifeset.co.jp/note/)を使用してください。
調査結果
「紙媒体の書籍の好きなところは?」とアンケート調査した結果、1位は『紙をめくる感覚や手触り』でした。
1位:紙をめくる感覚や手触り
- 目が疲れにくい、なども思いましたが、一番ぴったりくるものが、手触りだったから。
- 紙をめくる感覚を感じながら本を読むのが好きだし、紙がめくれる音も好きなので選びました。
- 確かアニメのPSYCHO-PASSで、槙島聖護というキャラクターがこう言いました。紙の本を読むのは精神の調律である、と。本を読んでいても内容が頭に入るとき、入らないときは紙の方がわかりやすいです。また紙をめくるときにたしかに、精神が研ぎ澄まされているなとか、集中できていないとわかります。普段Kindleで漫画や雑誌を読みますが、頭を使う内容の哲学書は紙一択です。
- 紙をめくる方が読んでいる感じを実感できる。スワイプでは物足りない。
- 読んだ!という満足感があるから紙の方が好き。
- 電子書籍も読みますが、紙の方が本を読んでる感が強いです。
2位:目が疲れにくい
- 電子書籍は目が乾いてしまい集中できず疲れてしまう。
- 電子機器を見るのは、とにかく目に負担です。それで書籍を読むなんて辛すぎます。
- 目が疲れにくいというのが一番のメリットです。
- 画面を長時間見ると疲れるから。
- 目が疲れにくい方がどんどん読み進められるから。
- 電子のようにライトがないのがよい。
3位:飾れる、コレクション
- コレクション性があって本棚が埋まってゆく楽しみがあるから。
- コレクションできて飾れて好きだから。
- 読書が趣味として、自分の部屋に飾ることができる。
- 気に入って収集している書籍はコレクション目的もあるので飾りたいから。
- お気に入りの本を本棚に並べて読み終わったあとでも楽しめるから。
- インテリアにも使える。
4位:紙の匂い
- 新品の本の匂いで癒されるからです。
- 匂いがいい。
- 電子書籍にはない独特な紙の匂いが好きだからです。ページをめくるたびにほのかに感じられるのが特に好きです。
- 新しいものはめくった瞬間にまずは匂いを嗅いでしまう。紙やインク独特の匂いだと思う。
5位:ブルーライトがない
- 長時間読んでいてもあまり目が疲れないので紙媒体が好きです。
- 安心して読めるからです。
- 携帯電話やパソコンから日常的にブルーライトを浴びるので、少しでも目への負担を減らしたいから。
- 凄く目が痛くなる現象もないですし、紙で見るまた昔ながらがすごく大好きです。1枚1枚に何か凄く感じられるところもすごく大好きです。
同率6位:しおりが使える
- 紙媒体だとしおりが使えるので、読み返したいところがすぐに開ける。
- 読んだ量、残りの量がひと目で分かるので、読書時間もスケジュールに入れやすくなるため。
- 電子書籍の場合、ものによっては、しおりやマーカーの機能が使えないため。
- しおりがあると残りのページ数が、ページの厚みによって感覚的につかみやすいから。
- ゆっくり読んでいく、しおりを使って重要なところまで戻りやすいのが良い。
- どこまで読んだかひとめでわかるらです。
同率6位:シェアしやすい
- 気軽に貸し借りできるし、不要になれば売却もできるので。
- 家族や友人と貸し借りし合うのが楽しいからです。
8位:ページが探しやすい
- ペラペラとめくるだけで大まかな内容が分かるため、探したいページが見つかりやすい。
- 気になったりした部分があるとページを戻って読み返したりするので紙の方が好き。
- 仕事柄専門書を大量に読む中で、紙の本だと「あの本のこのあたりにこういう内容が書いてあった」ということが無意識に覚えられて、調べものが捗るから。
9位:全体を把握しやすい
- 見返すときにパラパラめくってざっと目を通せること。
- ページをめくることでどこまで読んだかわかりやすいし、達成感がある。
- 雑誌など一面にたくさんの情報が載っている本などは紙で全体を確認しながら読んだ方が読みやすいので。
10位:書き込める
- 電子書籍でもメモ機能はあるのですが、紙の書籍の方が書き方の自由度が高いと思うからです。
- 自分の手で書くことによってよりインプットが深まりやすいため。(最悪そのページを破ってもいい)
【総括】
今回のアンケートで紙媒体の書籍の好きなところ1位は『紙をめくる感覚や手触り』でした。電子書籍が普及する中、紙の書籍も確固たる人気を誇っています。視覚的な文章だけでなく、手触り、音や匂いなど語感にうったえてくる紙独特の風合いは誰しも心地よいと感じるのではないでしょうか。
そのほかにも、ページがめくりやすい紙を採用したり、目が疲れにくい紙の色にするなど紙の書籍には読者への思いやりがつまっています。電子書籍の利便性にはかえられませんが、紙の書籍も変わらず残したい文化だと感じます。
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